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菊芋は健康にも美容にも良い!今すぐ知りたい、菊芋の効能!

菊芋はとっても生命力の強い植物。散歩をしていて菊芋の花を見かけたこともあるかもしれませんね。この植物の塊茎の部分の効能が見直されています。健康に良い効能、美容に良い効能が多く、その上低カロリーの素晴らしい野菜です。菊芋を美味しく食べられるレシピもご紹介!

菊芋ってどんな野菜?

菊芋の効能を耳にしたことがある人もいると思いますが、まだまだあまり食卓に並ばない菊芋。
実は健康にも美容にも嬉しい効能がたくさんあるんですよ。

菊芋はキク科ヒマワリ属の多年草で、食用になるのは塊茎の部分です。・・・・9月~10月には直径6~8cmほどの鮮やかな黄色の花を咲かせ、塊茎が育ち始めます。

花やイモの切り口が菊に似て、地下に多くの芋が出来ることなどから日本では菊芋(キクイモ)と呼ばれています。

出典:http://kikuimo.jp

菊芋はキク科の根菜なのですね。見た目は生姜に似ている菊芋ですが、栄養面ではどうなのでしょうか?

菊芋の栄養素

菊芋100g中の成分

エネルギー 35 (kcal)
水分 81.2g
たんぱく質 1.9g
脂質 0.2g
炭水化物 12.9g
イヌリン 2.2g
灰分 1.6g

出典:http://kikuimo.jp

イヌリンという成分が多いことが特徴です。イヌリンは水溶性食物繊維で、デンプンや砂糖などと同じ炭水化物の仲間ですが、人体の消化酵素では分解・吸収されずほとんどが排出されるので、カロリーが低いのが特徴です。また、腸内において善玉菌のビフィズス菌を増やすのに役立つ嬉しい成分です。

イヌリンを含む食品は他には玉ねぎ、ニラ、ごぼう、ニンニク等がありますが、中でも菊芋はイヌリンの量が多い食品です。

菊芋100g中のミネラル・ビタミン含有量

ミネラル
ナトリウム 2mg
カリウム 630mg
カルシウム 13mg
マグネシウム 13mg
リン 55mg
鉄 0.2mg
亜鉛 0.3mg
銅 0.16mg
マンガン 0.05mg

ビタミン
α-トコフェロール 0.1mg
β-トコフェロール Tr mg
ビタミンB1 0.07mg
ビタミンB2 0.05mg
ナイアシン 1.7mg
ビタミンB6 0.05mg
葉酸 7mcg
パントテン酸 0.41mg
ビタミンC 12mg

出典:http://kikuimo.jp

菊芋はミネラルもビタミンもバランス良く豊富に含んでいますね。中でもカリウムや胴の量が多いのが特徴です。

では次にこれらの栄養がもたらす効能を見ていきましょう。

菊芋の効能:健康

イヌリンの効能

イヌリンは水溶性食物繊維として消化されることなく胃や腸をゆるやかに通過し、一緒に摂った他の食物の糖質の吸収もゆるやかになり、血糖値の上昇が抑制されることで糖尿病の予防に役立という、糖尿病の人には特に嬉しい効能があります。また、善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれます。

イヌリンは脂肪肝も予防できる嬉しい成分です。ブドウ糖が作られるのをイヌリンが抑えるため、肝臓へよけいな負担をかけずに済み、結果的に脂肪肝も予防できます。

ポリフェノールの効能

菊芋は多くのポリフェノールを含んでいて、ポリフェノールの抗酸化作用で活性酸素抑制や動脈硬化、抗アレルギー、高血圧予防や細胞の老化の抑制をしてくれます。

カリウムの効能

過剰に摂取したナトリウムを排出し、高血圧を防ぎ、むくみも解消します。

葉酸と鉄の効能

貧血予防の効能があります。葉酸は妊娠しやすい体を作ったり、手足の障害を持った子供を減らすために妊婦が摂取したりする栄養なので、特に女性に大切な効能ですね。

パンテントン酸(ビタミンB5)の効能

動脈硬化を予防しストレスをやわらげ、皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。

ビタミンB1の効能

ビタミンB1と言えば疲労回復。また、皮膚や粘膜の健康を維持し、糖質を栄養源としている脳神経や手足の末梢神経、筋肉の機能を正常にたもつ大切な栄養素です。

ビタミンB2の効能

三大栄養素の炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーに変えてくれます。

セレンの効能

セレンは抗酸化作用があり、精子が増加する、更年期障害の症状が改善される、動脈硬化・ガン・白内障のなどの予防になるという嬉しい効能がいっぱいです。

菊芋の効能:美容

イヌリンの効能

菊芋のデンプンであるイヌリンは、血糖値を上昇させないため、食事の前に菊芋を食べてから料理へと食べれば、太りにくい食事が出来ると言えます。

出典:http://xn--fdkc8h2a2763ftnyatmb.com

菊芋を最初に食べることで血糖値の上昇を抑えればダイエットに繋がります。同じものを食べても太りにくいのは嬉しいですね。

ビタミンB2の効能

細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長を助けるので美肌を作ってくれる女性に嬉しい効能です。

ビタミンCの効能

ビタミンCは抗酸化作用があるので活性酸素の発生や酸化力を抑え、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めます。また、体の細胞や組織をつなぐ働きをするコラーゲンというたんぱく質をつくるので、皮ふや粘膜を健全に保ち美肌にも役立つ大事な栄養素です。

セレンの効能

菊芋にはセレンという栄養素が多く含まれているのも特徴で、これには大変強い抗酸化作用があります。美容に嬉しい効能で、シミやくすみ、老化防止が期待出来ます!

菊芋を使った料理

菊芋のスープ

菊芋の香りが苦手な人でも食べやすいクリーミーな菊芋のスープ。
効能たっぷりの菊芋のスープは冬にぴったりです。

菊芋のきんぴら

蓮根やごぼうのきんぴらも良いけど、シャキシャキの菊芋のきんぴらも美味しいですよ。

菊芋の味噌汁

じっくり煮込んでホクホクになった菊芋は甘くて美味しいですよ。
いつもの味噌汁に変化をつけて、効能たっぷりの味噌汁に挑戦してみてください!

菊芋サラダ

生の菊芋を食べるレシピ。
シャキシャキ感が好きな人におすすめです。
生で食べればビタミンCの効能で美肌にも良いですね。

菊芋の天ぷら

揚げると菊芋の癖が気になりません。
ホクホクなのにシャキシャキの菊芋の天ぷらは癖になります。

食べたい菊芋

菊芋がとっても体に良い野菜だと言うことは分かっていただけましたか?

日本ではまだまだ手に入り難い菊芋。菊芋の粉末や菊芋茶等でも菊芋の様々な効能があるので、ぜひ試してみてください。
また、家庭菜園での栽培も簡単なので、自分で育てて新鮮な菊芋を料理するのも良いですね。

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