ヘルシー昆布はダイエットの強い味方!免疫力アップや健康増進も♪
2016/05/08
永井 わかめ
日本人なら皆食べたことがあるであろう食材、海苔。おにぎりや、お茶漬けにしたり、お寿司のトッピングにしたりと食べ方は無限大です。低カロリーなイメージのある海苔の実際の栄養価、カロリーなどを知って、カロリー制限やダイエット生活をもっと楽しく健康にしましょう!
海苔の歴史は、奈良時代初期に編纂された『常陸国風土記』に登場している事からかなり古くから食されていたようです。
海苔にはいくつか種類があり、生海苔の他、板海苔、切海苔、刻海苔、味付海苔などがあります。有名海苔メーカーの山本山によると、江戸中期の食卓では、海苔をそのまま広げて乾かした「展延法」と呼ぶ方法で作られた海苔がよく食べられていたようです。当時は品川沖が江戸前海苔(品川海苔ともいう)の産地でした。現在よく耳にする浅草海苔は、江戸時代では希少な高級品だったようです。
6キロカロリー/1枚(3g)
焼き海苔1枚(19cm×21cm)当たりのカロリーは6キロカロリ-、味付け海苔のカロリーは8切1パック(3.2g)当たりで6キロカロリーです。味付け海苔の方が高カロリーなイメージがありますが、実際はそんなに変わらないようですね。メーカーにもよるかもしれません。
カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、ヨウ素、ビタミンA、B1、B2などが含まれています。
海苔をたった2枚(カロリーはたったの12キロカロリー!)食べるだけで、1日に必要なビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2を摂取することができます。特にビタミンB1は、ご飯をエネルギーに代えるのに必要な栄養素で、「おにぎり+海苔」はまさに理想的な組み合わせですね。
海苔の約1/3は食物繊維で出来ています。また、悪玉コレステロールの低下に効果のあるEPA(エイコサペンタエン酸)や、βカロチンなども多く含まれるため、ガンや、動脈硬化からくる心筋梗塞や脳梗塞を予防するのにとても適した食材なのです。
海苔を利用したダイエット法その①:食前30分前に海苔を食べる
全型サイズ(21cm×19cm)の海苔を1日6枚、毎食前30分前に食べる方法です。超低カロリーかつ栄養豊富な海苔には、ダイエットに嬉しい豊富なミネラルが含まれています。さらに肥満抑制効果があるため、食前に食べる事により余分な脂肪分や糖分の吸収を抑制してくれるのです。食物繊維も豊富なため、お腹も膨れますし、食べ過ぎの防止にもなります。
海苔を利用したダイエット法その②:小腹が空いたときにおやつの代わりに海苔を食べる
食物繊維が豊富で低カロリーな海苔は、カロリー制限中、小腹が空いたときのおやつ代わりにもってこいです。ダイエット中はどうしても摂取カロリーを減らそうとするので、下手にやると肌つやが悪くなったり、貧血を起こしたりしてしまいがちですが、海苔に含まれる栄養素には美肌美白効果や新陳代謝を上げる効果、デトックス効果によりむくみも防げるので、まさに海苔はダイエットの強力な味方になってくれるわけですね。
ローソンの手巻きおにぎり(紀州南高梅)
164キロカロリー/1個
永谷園のお茶づけ海苔
15キロカロリー/1袋(6g)
桃屋の江戸むらさき ごはんですよ!
11キロカロリー/1食分(10g)
セブンイレブンの五品目の巻寿司(6巻)
262キロカロリー/1パック
海苔を使った料理は全体的にカロリー値はかなり低いです。おにぎりやお寿司も、腹持ちがいい割にカロリーはかなり控えめになってますね。基本的にお米との組み合わせ料理が多いので、パンやパスタなどの小麦製品を使った料理に比べると、糖質吸収も緩やかで、もちろんカロリーも高くなりにくいですし、お米に海苔を巻くだけでも必要な栄養を補給できるので、海苔を使った料理はダイエット中やカロリーコントロールにとても向いていると言えます。
これだけの低カロリーにも関わらず、豊富なミネラルや食物繊維、各種ビタミンなどの栄養素をたっぷり含み、美容にもダイエットにも健康維持にも嬉しい効果満載な海苔。あらゆる料理との相性も抜群で食べやすく、おやつ代わりにもなって、まさに一石二鳥にも三鳥にもなる食材でした。辛いカロリー制限も海苔をうまく使えば乗り超えられそうですね!低カロリー高栄養な海苔、毎日の食事にうまく取り入れて、楽しいダイエットライフを送りましょう!
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