2016/04/15
kento08
ナッツは、味を付けておつまみにしたりお菓子のトッピングにしたりというイメージがあります。果たして、ナッツは太るのを防いでくれるのでしょうか?ナッツは太るの?という疑問から、ナッツとダイエットの関係をみていきましょう。ナッツが太るというイメージは変わるはずです。
【ナッツは太る?】ナッツは、太るのを防いでくれるのか?
ナッツダイエットとは、お腹が空いた時や食前にナッツを食べるだけというとても簡単なダイエット方法です。ナッツに含まれている不飽和脂肪酸の効果で体脂肪を溜まりにくくし、腹持ちの良いナッツを食べることでカロリー摂取量を減らしていくのです。
【ナッツは太る?】ナッツって何?
ナッツとは、食用の木の実の事です。かたい皮や殻に包まれた食用の果実・種子のことで、アーモンド、クルミ、カシューナッツ、ピスタチオ、マカデミアナッツなどがナッツと呼ばれる種類のものです。かぼちゃの種やヒマワリの種もナッツ類です。
【ナッツは太る?】食物繊維が豊富で、太るのを防ぐ
ナッツに含まれる不溶性食物繊維は、胃や腸にある水分を吸って膨らみ、腸のぜん動運動を活発にします。これにより便秘を解消する効果があるとされています。ナッツを毎日食べる人は便秘が解消されることが多いという研究結果があるほどです。
ナッツは他の食材に比べると固いので、たくさん噛みます。食前にナッツをよく噛んで食べることによって脳の視床下部にある満腹中枢が刺激され、おやつや食事の食べ過ぎを防ぐことができます。ナッツをよく噛むことで少量でも満腹感を得ることができ、摂取カロリーを抑える手助けをしてくれるのです。
【ナッツは太る?】ナッツの脂肪酸で脂肪燃焼することで、太るのを防ぐ
ナッツに含まれている脂質は植物性のもので、「オレイン酸」や「リノール酸」などの不飽和脂肪酸です。これらは脂肪の燃焼を助け、体内に脂肪を蓄積しにくくする働きがあります。
【ナッツは太る?】オレイン酸で、太るのを防ぐ
オレイン酸はコレステロールを下げ、体脂肪をつきにくくしてくれます。これにより動脈硬化や心臓病・心筋梗塞・脳梗塞など血管系の病気を予防します。さらに腸の動きを活発にするので便秘解消に効果があり、代謝も上げてくれます。
【ナッツは太る?】リノール酸で、太るのを防ぐ
リノール酸は必須脂肪酸の一つで、これもまたコレステロールを下げる効果が期待できます。しかし、過剰摂取すると細胞膜のバランスが崩れて酸化を起こし免疫が低下することがありますので注意しましょう。
【ナッツは太る?】ナッツの糖質
ナッツの糖質は100g当たり大体15~18gです。一般的なスナック菓子の糖質は100gあたり50~60gなので、おやつにスナック菓子を食べるのよりはナッツを食べた方が糖質の摂取量は少なくて済みます。
糖質を減らすとどういう効果があるのでしょうか。まず人間が食事などから摂るエネルギーの60%以上は糖質です。糖質は一度に多く摂取すると血糖値を急激に上げ、インスリンが多く分泌されます。このインスリンは余った糖を脂肪としてため込んでしまう性質があります。これが肥満や糖尿病の原因です。
【ナッツは太る?】糖質を抜くと、太る原因になる
糖質は体をつくるエネルギー源であり、脳の働きにも欠かせない栄養素です。糖質を完全に抜いてしまうと脳が「体が飢餓状態である」と勘違いしてしまい逆に太ることがあります。
糖質は、取らないのではなく、減らすといいのです。これにより糖質の消化・吸収が遅くなるので血糖値の上昇も穏やかになり、足りなくなったエネルギーを糖ではなく脂肪の分解によって補おうとするので体重が落ちるそうです。
量とタイミング
1日25gを目安にナッツを食べます。一度につき5~6粒ほど食べると空腹感が和らぎます。ナッツは基本的にはいつ食べてもよいのですが、食前に食べるのがより効果的です。
食事の30分以上前にナッツを5粒程度食べれば満腹中枢を刺激して食事の量を減らすことができ、血糖値の急な上昇も抑えられるので太りにくくなることが出来ます。食事に直接ナッツを取り入れてもいいでしょう。また、小腹がすいた時の間食の代わりにナッツを食べるのも効果があります。
ナッツはダイエットにおすすめ!
ナッツダイエットには即効性はありません。1日食べたらと言ってすぐに痩せることはまずありません。こまめに食べ続けることで肥満を防ぐことができます。ナッツには、食物繊維が豊富で、脂質も良質のものです。糖質も少なく、ダイエットに最適なので、ぜひ取り入れましょう。
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