サラダには欠かせないレタス。あまり知られていないレタスの栄養素。
2016/06/10
Mozumozu
「ナッツは美容や体にいい」など最近よく耳にすることがありませんか?いざ食べてみようと思っても、ナッツにはいろんな種類があってそれぞれにどんな栄養が含まれているかわからないので悩む方も多いと思います。今回はナッツの種類とそれぞれの栄養についてまとめました。
ナッツとは、「木の実」のことで堅果種子類に属します。つまり、果実の種の部分のことです。ナッツが食用とされ始めたのは古代にさかのぼると言われています。その頃は、保存食としてはもちろん、神事やお祭りなどのお供え物として大切にされていました。
ナッツは、主に脂質(脂肪)、たんぱく質、ビタミン・ミネラル類、食物繊維などの栄養素から構成されています。その栄養分の多くを占めるのが脂質です。
また一日の必要量としては25gくらいだと言われています。アーモンドだとちょうど25粒ぐらいでしょう。
ナッツにはいろいろな種類のナッツがあります。ここからはそれぞれのナッツに含まれる栄養と期待できる効果を紹介します。
世界三大ナッツのひとつ。アーモンドにはビタミンEとポリフェノールといった抗酸化作用がある栄養素が豊富に含まれています。老化防止や美肌効果のほか、動脈硬化・糖尿病といった生活習慣病の予防に効果が期待できます。
世界三大ナッツのひとつ。カシューナッツには疲労回復に効果があるビタミンB1や亜鉛といった栄養素が豊富に含まれています。柔らかい独特の歯ごたえは肉との炒めものにピッタリです。
ピーカンナッツは「バターの木」といわれるほど脂質を多く含み、甘みやコクが感じられる味わいです。血行促進や貧血予防・老化防止に期待できる栄養素が含まれています。
世界三大ナッツのひとつ。マカダミアナッツには酸化しにくい「パルミトオレイン酸」という栄養素を多く含んでいます。このパルミトオレイン酸という栄養素は化粧品や石けんにも使われ、美容効果が高いのが特徴です。
ピスタチオには「フィトステロール」という栄養素が含まれていて、このフィトステロールという栄養素はコレステロールの吸収を抑え、排泄を促す効果があります。また、貧血を予防する鉄分・高血圧を改善するカリウムが豊富に含まれています。
たんぱく質・ビタミンB6・ビタミンE・カルシウム・マグネシウムといった体に必要な栄養素をバランスよく含んでいます。栄養素をバランスよく含んでいるので血液中の糖の量を抑えることに一役買っています。また、味の相性がいいので、チョコレート菓子に多く使われます。
くるみは体を温め、冷えや便秘を改善するほか疲労回復に効果的な栄養素が含まれています。また、くるみの実は脳の形に似ていることから「食べると頭がよくなる」といわれ、古くから食べられています。実際に脳の働きを活性化する不飽和脂肪酸は豊富に含まれています。
最近ロースト(素焼き)したナッツ以外に生のナッツが出回っていますが、注意点があります。
①生のナッツは水分が多いため保存が難しくカビが生えやすいこと
②生のナッツは酵素抑制物質を含むため消化酵素が働きにくくなり消化不良を起こしやすくなること
生のナッツを買う際には以上のことに気をつけて買いたいですね。また、生のナッツとローストしたナッツだと栄養素を比べてもあまり変わらないので、できるだけローストしたナッツを選んだ方がいいと言えるでしょう。
ナッツの栄養についてまとめてみて、ナッツは脂質をたくさん含んでいて多く食べ過ぎると太るイメージがありましたが、食べる種類によってはダイエット効果がある栄養素も含んでいるのに驚きました。ナッツに含まれる栄養素には、生活習慣病を予防する栄養素から美容効果がある栄養素まで幅広い効果が期待できるので、万能食材だなと思いました。美容に気をつかっている人が食べるのも納得です。種類によって含まれている栄養素が全然違うので摂取したい栄養素によって食べ分けたいですね。ナッツの栄養素を摂取して健康的な体を手に入れましょう!!
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