夏にはぴったりのそうめんですが、食べ過ぎると太る傾向が！

そうめんと言えば食欲が無くても食べられるし、味もあさっさりとしていて食べやすいことから、なんとなくヘルシーなイメージがありますよね。夏バテ気味でもツルツルと入りますし、猛暑には欠かせない食材でもあります。ですが、実はそうめんはその食べ方を知っておかなければ、太る傾向にある食材だと言うことをご存知ですか？

あっさりした味だし、なぜ太るの？と思われるかもしれませんが、そうめんを食べ過ぎると太るのには、ちゃんとした原因があるのです。ここでは、そうめんを食べ過ぎて太る原因について、ご説明をさせて頂きます。そうめんも正しい食べ方さえすれば、太ることもありませんので、ぜひこの機会に覚えておきたいですね。

そうめんは低カロリーだと思われがちなのですが、実はその逆なのです。そうめんは高カロリー食材でもあるため、食べ過ぎると太る原因にもつながるのです。ではなぜそうめんはそんなに高カロリーなのでしょう？そのあっさりとした味わいからは、なかなか想像がつきませんよね。

実はそうめんは、その製造工程の中で細く伸ばす時に油を使っているのです。つまりそうめん１本１本の表面には油がコーティングされていることになるんですね。となると、そうめん1人前およそ100g分（乾麺の状態）のカロリーは、約ご飯2杯分のカロリーにも当たるのです！これなら太る原因になるのも当たり前ですよね。

そうめんは、暑い夏場に食べることが多いですよね。夏バテ気味でも食べやすいことから、夏に食べる人も多いようです。そんな食べやすいそうめんは、実は飲むようにノドに入っていくので、食べる時にあまり噛まずに食べることが多いのです。

食べる時にあまり噛まないと言うことは、満腹中枢がほとんど刺激されないため、たくさん食べているはずなのに満腹感が得られにくくなるのです。そうなると2人前、3人前ぐらい当たり前のように食べてしまうことになりますよね。となればかなりの高カロリーですので、太るのは当たり前なのです。

今やダイエットの常識でもありますが、炭水化物の食べ過ぎは確実に太りますよね。実はそうめんの栄養素は、炭水化物がほとんどなのです。炭水化物がほとんどであるそうめんを食べ過ぎると、太るのは当たり前ですし、栄養バランス的にもあまりよくありませんよね。。

さらに炭水化物は、「ビタミンB1やB2、クエン酸」を同時に摂取しなければエネルギーに変わることができません。そればかりか乳酸や脂肪に変わってしまうのです。つまり、そうめんを単体で食べていると内臓脂肪がどんどん増えて太る原因になるだけでなく、乳酸がたまって疲れの症状が出てくることもあるのです。太る上に疲れやすくなるのであれば、そうめんを単体で食べることはなるべくなら避けたいですね。

そうめんが食べやすいからといって食べ過ぎてしまうと太る傾向にある原因のひとつに、代謝が悪くなることも挙げられます。実はそうめんのように冷たくて水分が多いメニューは、体を冷やす原因にもなるため血液の循環が悪くなり、結果的に代謝も悪くなりがちなため、太る傾向にあるのです。

つまりそうめんばかりを食べていると、太る原因にもなるのは当たり前ですが、同時に夏バテも引き起こしやすくなるのです。夏バテの時には食べやすいそうめんですが、夏バテ時にそうめんばかりを食べていると、逆に夏バテを進行させる原因にもなると言うわけですね。また、そうめんを食べて痩せたよ！という人は、実はこうして夏バテになってしまった結果、痩せたというパターンがほとんどのようです。もちろんそのような痩せ方は、健康にはあまり良くありません。そうめんを食べて痩せることはなく、実は太る傾向の方が多いのです。

いかがでしたか？やはりそうめんを食べ過ぎると太る傾向にあるようですね。もちろん食べ過ぎなければ太ることもありませんし、暑い夏には食べやすい食材でもありますので、食べ方にさえ注意すれば太ることなく美味しく食べられるのです。そうめんを食べて太る人のほとんどは、食べ過ぎていたりそうめん単体で食べる人が多いのです。そのため、ビタミンB1・B2やクエン酸などを含んだ食材と共に食べると良いでしょう。

簡単に言うならば、「そうめん＝太る」食材です。でも、食べると太るからと言って全く食べないのも問題ですよね。太らないためにも食べ方を工夫して食べて下さいね。