バターと生クリームいっぱいのモンブラン、カロリーに気をつけて

　モンブランという由来は、フランスとイタリアの国境に跨るアルプス山脈の山からきており、その形をモチーフに作られたケーキだそうです。歴史は２通りの発祥説があり、１つ目はアルプス山脈を挟んでフランスのサヴォワ地方とイタリアのピエモンテ州などで食べられていたものがモンブランの原型という説、2つ目の説が、１９０３年創業のパリの菓子店「アンジェリーナ」が発祥とすることです。日本では昭和初期に自由が丘にある菓子店「モンブラン」で売り出されたのが最初ということです。

　脂質のみ異常に高く、その他の炭水化物も糖質がやや多めといわれています。ビタミン・ミネラルではビタミンAとモリブデンの成分が高いということです。

　カロリーの内訳は、バターが全体の２７％、生クリームで２３％と、この２つで全カロリーの半分を占めてしまします。いかにも美味しさに直結していそうな要素ですね。

　モンブランとつきあう方法は２つ。まず節制しながら取り入れることです。高脂質なものを食べれば腹持ちが良くなって他の食事での摂取カロリーを抑えるとの発想の転換で、高カロリーといえども、好きなものを食べながらダイエットに取り組めてストレスを溜めない方がいいという割り切り、潔さですね。
　もう１つはカロリー低めの手作りケーキですね。

　アーモンド風味豊かなダコワーズの上に、栗甘露煮を入れたスポンジ入りクリーム、濃厚なマロンバターカスタードクリームを重ね、マロンクリームで包み込んであるようです。最高級品質のラム酒『ディロン』を使用しているそうです。

　フランスのアンベール社の選び抜かれた栗を使用したモンブランです。黒糖蜜と和酒が合わさってアクセントになっているそうです。

　スポンジでカスタードクリームと栗をサンドし、さらにカスタードクリームとホイップクリームの2層をのせ、仕上げにマロンクリームを絞ったということで、まろやかな味だそうです。

　ネット限定メニューのようでした。ココアスポンジの上にラム酒風味のスポンジボールをしのばせ、マロンペーストクリームを絞ったということです。あのアマンドのケーキということで大反響のようでした。

　以上モンブランのカロリー数を、有名洋菓子店の例を引き合いに調べてみました。中々カロリー高めなのですね。１日に必要なカロリー数は合計で２０００kcal弱と言われていますから、３食にどうカロリー数を振り分けるか、何を食べるか悩みますね。

　モンブランに限らずショートケーキであろうがガトーショコラであろうがオペラであろうが、食べたければ思い切って食べるのも確かに一手だと思います。その分、他で調整を。