驚きの効能を持つ金柑!金柑の栄養・効能を知って美味しく食べよう♪
2016/06/14
m.aidosmkaon
トマトに多く含まれているリコピン。血液がサラサラになるという効能は知っている人も多いかもしれませんが、リコピンには他にも健康と美容に嬉しい効能がたくさんあります。効能を知れば、毎日リコピンを摂取してたくなります。試してみたい効能たっぷりレシピもご紹介!
リコピンはカロテノイドの一種であり、トマト、すいか、ピンクグレープフルーツなどに含まれている赤色の天然色素です。
カロテノイドとは、植物が自らの身を守るために蓄える天然の色素成分の総称であり、赤色、橙色、黄色などを示す色素です。
カロテノイドはカロテン類とキサントフィル類に分類され、リコピンはカロテン類に属している栄養素です。
リコピンはカロテノイドの中でも秀でた抗酸化作用を持つ成分であり、その効力はβ-カロテンの2倍以上、ビタミンEの約100倍にも匹敵します。
リコピンと言えばトマトを思い浮かべますが、トマトの他にもスイカやグレープフルーツにもリコピンは含まれているのですね。
では、体に良いと言われるその効能を見ていきましょう。
リコピンの持つ抗酸化作用によって悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑えることがわかっています。血液中のコレステロールが参加すると血流障害となる血栓が作られやすくなり、血流が悪くなり、様々な病気や体温低下による免疫力低下などを起こしやすくなります。
リコピンが活性酸素を除去するためこの酸化を抑えられ、血流改善効果があると考えられています。
リコピンの一番有名な効能です。血流の改善は様々な病気の予防と肥満の予防に繋がる大切な効能ですね。
眼病が起こる理由は、加齢や遺伝など様々ですが、紫外線の影響が指摘されています。紫外線によるダメージを回復する効能がリコピンにはあるので、白内障や視覚障害の予防・改善が期待されます。
リコピンの効能で活性酸素を無害化することは脳にも影響を与えるのですね。
リコピンは喘息を持っている患者さんにとって非常に効果的な成分.....喘息の患者さんは、体内でのリコピンの濃度が3割近く低下しているということがわかっていて、そのことからもリコピンが喘息や肺機能全体と深く関係していることがわかります。
喘息、小児喘息で悩んでいる人は試してみる価値のある効能です。リコピンを意識して多目に摂取することで喘息が緩和したら嬉しいですね。
お酒を飲むという人や、甘いものばかり食べている人には嬉しい効能ですね。また、お酒を飲む時はトマトを一緒に食べると、酔いの回りが緩やかになり、飲酒後の酔い覚めも早まると言う効能もあります。
リコピンをしっかりと摂取していくと、花粉症の原因となっている活性酸素を無害化していくことができるようになり、根本的な部分からの花粉症の改善ができるようになると考えられています。
花粉症に悩まされている人は多いと思います。リコピンの効能で活性酸素を無害化し、免疫力を高めましょう。
またリコピンの美肌効果も最近注目されていますが、これもリコピンの持つ抗酸化力からきています。紫外線が肌に当たると活性酸素が発生し、シミやシワ,たるみの原因になります。またリコピンはシミの原因になるメラニンを生成するチロシナーゼの働きを抑制する効果があります。リコピンの美肌,美白効果は抗酸化とチロシナーゼ抑制の2つの働きからきています。
リコピンの抗酸化力は素晴らしいですね。女性には特に嬉しい美肌、美白の効能。紫外線の多い春~夏は特にトマト、スイカ、ピンクグレープルーツを摂取するように心掛けましょう。
育毛剤や発毛剤の様な強い効能ではありませんが、抜け毛が気になる人にはぜひ試して欲しいリコピンの効能です。
血液がドロドロになる原因は体内にある悪玉コレステロールです。悪玉コレステロールは中性脂肪などが原因で増えているのですが、これをリコピンが除去する作用があります。
その結果、血液がサラサラになり、新陳代謝が高まるので、痩せやすい身体に変わります。こうしたことを通じて、ダイエット効果が得られるということです。
夜にトマトを食べることによって、それをなかったことにしようというわけです。
夜は運動機能が低下し、消化機能も落ちるので、その時にこそリコピンの効能が発揮され、ダイエットに繋がります。ただし、ダイエットの為にはトマトジュース600ml飲まないといけないので、塩分の摂り過ぎに注意しなればいけませんね。
リコピンを最も多く含んでいる野菜はトマトですが、その含有量はトマトの熟成する度合いによって大きく異なるといわれています。
完熟トマトでは1kgあたり約50mgのリコピンが含まれていますが、熟していないトマトのリコピン含有量は、その10分の1である5mg程度しか含まれていません。
リコピンは熱に強い成分でもあるため、トマト製品にも豊富に含まれています
同じ量のトマトでも熟し具合でリコピンの量が異なり、期待できる効能も異なります。色の濃い完熟トマト、トマトジュースやトマト缶を上手に使うと良いですね。
リコピンを効果的に摂取するには、1日15mg程度、大きめトマト約2個分、トマトジュースなら1缶(約150ml)程度の量が必要です。
リコピンは熱に強く、生のトマトよりも加熱加工した方が効果があるとも言われています。
大き目のトマトを毎日2個食べるのは大変です。苦手でなければトマトジュースを飲むと良いでしょう。トマトジュースが苦手な人は料理にトマト缶やトマトペーストを活用するとリコピンの効能が期待できますね。
加熱することによって細胞が壊れ、リコピンを体内に吸収しやすくなるというメリットがあります。また、水分が抜けることで体積も減ります。生でトマトを2個食べようと思ったら大変ですが、火を通してトマトソースにする、トマトステーキにしてしまう、という工夫をするだけで食べられる量がぐっと増えますよ。
リコピンの効能を発揮するには毎日摂取することが大切です。調理法を工夫して毎日15mgのリコピンを摂取できるようにしたいですね。
では、リコピンの効能が嬉しいトマト料理のレシピをいくつかご紹介します。
焼きトマト
トースターで焼いたトマトは甘味が増して美味しく、リコピンの吸収率が上がります。
効能たっぷりの簡単なレシピです。
鯛とかぶのトマト鍋
リコピンの効能たっぷりのトマト鍋は魚介類でも肉類で合います。
鍋は栄養バランスも良いので、今年の冬は温かいトマト鍋に挑戦してみてください!
トマト缶でハヤシライス
ハヤシライスの素を使わずに、トマト缶を使えば嬉しい効能がいっぱいのハヤシライスに。
簡単に効能たっぷりの美味しいハヤシライスができます!
基本のトマトソース
リコピンの効能たっぷりのトマトソースはパスタにも煮込み料理にも活用出来ます。
作り置きしておくと便利ですね。
主にトマトに含まれるリコピンの様々な効能は素晴らしいですね。
料理に使いやすいトマトですが、毎日15mgのリコピンを摂取するのは意外と大変です。トマトはより完熟のもの、大きいトマトよりはミニトマトの方がリコピンを多く含みます。ドライトマトやトマトソース等のトマトの加工品をうまく活用し、足りない場合はサプリメントで補充しても良いかもしれませんね。
リコピンの効能で健康に、美しくなりましょう!
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