サラダには欠かせないレタス。あまり知られていないレタスの栄養素。
2016/06/10
Mozumozu
甘酢漬けでおなじみのらっきょうは独特の香りと辛味が特徴。それだけに、いかにも栄養がありそうならっきょうですが、実際の栄養や、栄養効果はどれくらいあるのでしょうか。そもそも、らっきょうとは?そんならっきょうの疑問について調べてみました。
他のネギ科の植物と同じく、独特の強い香りを持ちます。私たちが普段食べているらっきょうは、タマネギと同じく鱗茎と呼ばれる、養分を蓄えて厚くなった葉が茎の周りに集まったものです。
鳥取県では10月下旬になると、一面のらっきょうの花を見ることができます。らっきょうがこんなにきれいな花をつけること、ご存知でしたか?
福神漬けと並んでカレーの付け合わせによく選ばれるらっきょうの甘酢漬け。さっぱりとした酸味が濃厚なカレーにピッタリですね。らっきょうは塩漬けや醤油漬けにもされますが、日本では甘酢漬けが一番ポピュラーならっきょうの食べ方のようです。
らっきょうの醤油漬け
らっきょうの塩漬け
らっきょうのカロリーは5g(1個)で6kcalのカロリー。らっきょうは100g換算で118kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は67.8g。炭水化物が多く1.47g、たんぱく質が0.07g、脂質が0.01gとなっており、ビタミン・ミネラルではモリブデンとビタミンCの成分が高い。
らっきょうに含まれる栄養素であるモリブデンには体の代謝に関わったり、鉄分の働きを高める効果があります。ビタミンCは免疫力を高めたりする働きでおなじみの栄養素ですね。
脂っこい食事と一緒にらっきょうを食べれば、お口の中だけでなくお腹の中もすっきりしますね。
独特の風味と辛みがいかにも健康に良さそうならっきょう。
実際にらっきょうは、漢方薬にも使われるほど身体にいい栄養素が多く含まれる野菜です。
次からはらっきょうがもつ嬉しい栄養素と栄養効果を紹介していきたいと思います。
らっきょうに含まれる硫化アリルには活性酸素を除去する働きがあり、ガンの予防や抑制に効果があります。また、フラボノイドやサポニンもらっきょうには含まれ、抗菌や抗酸化の作用があるので身体のあちこちのガンに効果があります。
硫化アリルには疲労物質を分解する働きをもつビタミンB1の吸収を助ける働きもあります。
甘酢漬けにしておけば、疲れた時にいつでも食べやすくなりますね。
らっきょうに含まれるフルクタンは腸の中でコレステロールを吸着して一緒に排出させるので、動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果があります。
らっきょうに含まれる栄養素は水溶性のものが多いのです。 食物繊維も水溶性のものがほとんど、ビタミンCも水に溶けますよね。 ですから、らっきょう料理の代表らっきょうの甘酢漬けでは栄養素が溶け出してしまうのです。
おなじみの甘酢漬けは栄養が逃げていたんですね。これはせっかく栄養があるのにもったいないことをしています。らっきょうを焼いたりするのはあまりイメージがありませんが、栄養を逃さないためには調理を工夫したほうがよさそうですね。
らっきょうの栄養を逃さない食べ方①焼く
らっきょうの栄養を逃さない食べ方②天ぷら
様々な栄養素を含むらっきょう。そんなに栄養があるならたくさん食べるといいと思いがちですが、栄養も摂りすぎれば毒になることもあります。
らっきょうの食べすぎが身体によくない理由をご説明します。
らっきょうの成分の中でも注目の硫化アリルですが、様々な効果が期待される分反対に胃腸への負担が多いようです。
らっきょうを一日に食べる目安は5~6個と言われています。らっきょうを好んで食べる人には物足りないこともあると思いますが、せっかくの栄養をしっかり摂れるように少しづつ継続して食べていきたいですね。
様々な身体にいい栄養効果があったらっきょう。食べ物というよりも薬のような感じですね。
せっかくなので、あの辛みや香りが苦手な人も漬け方などを工夫して少しづつ食べてみてはいかがでしょうか。
以上、らっきょうとその栄養効果についてまとめました。
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