2016/04/15
kento08
2016/04/14 更新
うどんなどの粉ものは、太るイメージが強いですよね。でも、うどん自体はヘルシーだし、本当にうどんで太るのでしょうか?今回はうどんを食べて太ると言われる原因を調べてみました。また、うどんを食べて太らない方法についても調べてみました。
うどんなどの麺類が好きな人も多いですよね。でも、うどんは太るイメージが強いようですが、うどんを食べていると本当に太るのでしょうか?麺食いには大事なポイントでもありますよね。うどんはそんなにカロリーが高く、太る原因となる食べ物なのでしょうか?
では、うどんのカロリーについてし調べてみましょう。まず、うどんと言えば定番のぶっかけ。ぶっかけ(1玉)のカロリーは286kcalとなります。ぶっかけに卵を乗せた温玉ぶっかけは371kca、カロリーが低そうな釜揚げのカロリーは284kcalとなります。トッピングや具材を乗せなければ、うどん自体のカロリーは300kcal以内で収まりますし、ごはん1膳(140g)のカロリーは235kcalなので、うどん1杯とごはん1膳は同じくらいのカロリーと言えるでしょう。
そうすると、うどん自体のカロリーは低そうですよね。カロリーが低いと言うことは、うどんを食べて太ることもなさそうです。ただ、うどんの中でもカレーうどんのカロリーはとても高く、カレーうどん1杯でぶっかけうどんの2倍以上のカロリーがあるようです。
では、うどん自体のカロリーは低く、太る原因になりそうでもないはずなのですが、なぜうどんは太るイメージがあるのでしょう?うどんを食べて太る原因には、どのようなことがあるのでしょうか?
実はうどんを食べて太る原因は、うどんに乗せるトッピングや具材によると言えるのです。トッピングや具材によって、うどん自体のカロリーが低くても、トータル摂取カロリーが増えてしまうため、どうしても太る傾向にあるのです。
うどんの原料は、ご存知の通り小麦粉です。小麦粉=炭水化物。これは誰しも知っていますよね。でも、炭水化物と言えば、実はどれも同じではないのです。「太る原因となる炭水化物」と「太りにくい炭水化物」があるのです。GI値と呼ばれるものがあります。ご存知ですか?GI値とは、グリセミック指数 (glycemic index) のことを言います。この指数は、炭水化物が消化されて糖に変化する速さを表しています。つまり、血糖値が上がりやすいかどうかを示すのがGI値となるわけです。
体の中で血糖値が上がると、それを下げる働きとして「インスリン」が分泌されます。インスリンは、肥満ホルモンとも言われるくらい、脂肪を溜め込む作用もあるのです。そしてそのたまった脂肪が太った証拠とも言えるものだったりしますよね。簡単に言えば、GI値が高い=太る傾向にある炭水化物で、逆にGI値が低い=太りにくい炭水化物とも言えるのです。ちなみにうどんはGI値が高いので、太る傾向にある炭水化物と言えます。
うどんは太る傾向にある炭水化物ですが、トッピングや具材に気を付けさえすれば、カロリー自体は低いので、太ることはないと、上記でご説明させて頂きました。では、「うどんダイエット」なるものが存在するのはなぜでしょう?うどんは太る傾向にある炭水化物なのですが、それでダイエット?ちょっと不思議な感じがしますよね。
うどんダイエットを行う上での最大のメリットは満腹感なのです。うどんはコシが強いので自然と噛む回数が増えますよね。噛む回数が増えることで満腹中枢が刺激されて、少量で満腹感を得ることができるようになります。また、コシの強いうどんは他の主食と異なり消化スピードが遅く、炭水化物の吸収が遅くなるとも言われているのです。そのため、同じカロリーの主食を食べた時に比べると、うどんはカロリーを蓄積するよりも消費されやすいとも言われているのです。太る傾向にあるうどんですが、実は食べ方によってはダイエットにも効果的みたいですね。
いかがでしたか?うどん=太る原因には、そのトッピングや具材にあるのですね。天ぷらうどんやカレーうどんは、かなり美味しいのですが、カロリーも高く太る傾向にあるため、ダイエット中には不向きだとも言えるでしょう。
また、うどんはのどごし!とよく言いますが、あまり噛まずに飲み込むよりもしっかりとよく噛んで食べることで、ダイエットにも効果的なようです。「麺類は太るから」と、太ることばかりを気にしてご飯を食べるよりも、何でも好きな物を適量ずつ、しっかりとよく噛んで食べることが大切です。何よりも、食事は楽しく食べることが一番です。太る・太らないにこだわるよりも、楽しい食卓を心がけてみませんか?
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