健康に気を付けるならオリーブオイルを飲むべし！その理由とは？

そもそもオリーブオイルって飲むものなの？油でしょ？飲むわけないでしょう！と思う人がほとんどだと思います。ですが、俳優の速水もこみちさんも飲んでいると話題になったりもしましたよね。油を飲むことには多少抵抗はあるかもしれませんが、オリーブオイルを飲むことで得られる健康への効能や効果を知れば、あなたも飲みたくなるかもしれませんね。

では、オリーブオイルを飲むとするならば、どのようなオリーブオイルを飲むと良いのでしょうか？オリーブオイルと一言で言っても、おおまかに分けると下記の３種類のオイルがあります。それぞれ同じオリーブオイルのように思えますが、実は少しずつ違いますので、その違いを覚えておきましょう。

果実からそのまま絞った状態のオリーブオイルのことです。

バージンオリーブオイルを精製したオリーブオイルのことを言います。精製とは、バージンオイルのニオイや色の変色が気になるため、不純物を取り除くことを指しています。

バージンオリーブオイルと精製オイルを混ぜ合わせて作られたオリーブオイルのことです。スーパーなどでよく見かける「オリーブオイル」との表記、バージンオイルとの表記がなければ、ほとんどがこちらの精製オリーブオイルとなります。

こう見ると、バージンオリーブオイルを飲むのが最適なようですね。もちろんエクストラバージンオリーブオイルと言う名のオイルもありますが、こちらは「一番搾り」と言うだけの差でお値段も割高になります。ならばバージンオイルでも良い気もしますね。なお、精製オリーブオイルやオリーブオイルは、バージンオリーブオイルより風味も味も落ちやすいので、揚げ物や炒め物などに使うと良いですね。

では、飲むと健康になると言われるオリーブオイルの栄養とはどのようなものでしょうか？まず、オリーブオイルの栄養として有名なものは、オレイン酸とリノール酸があります。その他にもベータカロチン・ビタミンE・ビタミンKなどのビタミンの栄養や、ポリフェノールなどのファイトケミカルに分類される栄養がたくさん含まれているのです。

では、オリーブオイルを飲むことで、それらの栄養がどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか？まずキーとなるのが、オレイン酸とリノール酸です。オリーブオイルを大匙１杯飲むことで肥満予防、動脈硬化予防、心臓病予防があると言われています。それは、まさにオレイン酸の効果にあるのです。このオレイン酸が、血液中の悪玉コレステロールだけを除去してくれるので、病気のリスクを下げてくれるのです。また、血液をサラサラにしてくれる成分でもあるんですね。リノール酸はと言うと、オレイン酸と同じく悪玉コレステロールも除去しますが、同時に善玉コレステロールも除去してしまいます。そのため、リノール酸が多ければそれだけ、動脈硬化を引き起こしやすくなります。

では、オレイン酸とリノール酸について、オリーブオイルはどうなのでしょうか？実はオリーブオイルは、数あるオイルの中でもオレイン酸が一番多く含まれており、なおかつリノール酸の含有量が一番少ないのも、オリーブオイルなんです。オイルの中でもオリーブオイルを飲む理由が何となくわかりますよね。オリーブオイルを飲むことで、必然的に血液中の悪玉コレステロールが減少し、血液がサラサラになるのです。

では、オリーブオイルを飲むタイミングについてはどうでしょう？飲むタイミングによっても効果が変わってくるのであれば、飲むタイミングにも気を付けたいものですよね。まず、オリーブオイルの効果を考えていくと、オリーブオイルは体の潤滑油的な効能があります。そのため、これを利用して健康になろうと考えるのであれば、朝一番にスプーン１杯ほど飲むのが良いのではないでしょうか？

朝一番に飲むことで、体の不純物を流してくれますし、まだ動き始めたばかりの臓器に、血液を通して流れが良くなるようになるため、健康維持を目的に飲むのであれば、朝一番にオリーブオイルを飲むと、それだけですごく違ってくると思いますよ。

いかがでしたか？オリーブオイルを飲むなんて！？と思っていた人でも、飲む気になったのではないでしょうか？オリーブオイルは、体にとってかなり良いオイルです。飲むだけでなく、もちろん調理にも使うことで、さらに健康効果を発揮してくれるのではないでしょうか？もちろんサラダ油に比べると若干割高にはなりますが、健康はお金では買えません！普段はサラダ油を使っていたとしても、サラダにかけるドレッシングをオリーブオイルに変えてみたり、毎朝オリーブオイルを飲む習慣を身に付けるなど、オリーブオイルを使った健康法を取り入れてみてもいいかもしれませんね。