ヨーグルトの食べ過ぎに注意！１日に２５kgなんて止めて下さい！

　ヨーグルトはその善玉菌を含んでいるのでとても体にいい食品の代表のようです。しかしこの食べ方１つとって見ても、温度調節や食べ過ぎ、時間等によっては健康食品であるヨーグルトも悪さをしかねない噂があるようです。いったいどんな悪さがささやかれているのでしょうか。

　これは、ヨーグルトを食べ過ぎると乳癌になるのではないかという指摘です。というのは、ヨーグルトに含まれている脂肪分やコレステロール、卵黄ホルモン（エストロゲン）が乳癌に作用すると言われているためです。しかも、乳癌を煩っている人はヨーグルトや小麦粉、果物などを多く摂る傾向があり、日本や韓国などアジアよりも欧米のほうが罹患率が高いのに、ここ最近日本でもかなり患者が増えてきているというのです。

　日本では、女性が癌にかかるのは、ストレスと低温のためといわれています。ストレスが溜まると血液も酸性になり、体温が低いと免疫も下がるので、とどのつまり病気として癌に結びついてしまうというわけです。

　食生活の欧米化でヨーグルト等の乳製品を食べ過ぎる傾向があるのなら、ヨーグルトを食べ過ぎると癌になる、というのは、極端な表現ではあるけれども、１つ日本人が自分に適した食生活を見直す契機にはなると思います。

　こういわれる根拠は、ヨーグルトに含まれるガラクトースが原因とされています。ガラクトースがグルコースになればいいのですが、ガラクトキナーゼなどの分解酵素がないためにグルコースになれないガラクトースが体内を移動し、目の水晶体に溜まってしまった結果、白内障になるそうです。「日本でも乳製品の食べ過ぎで若年者の白内障は見られるようになってきました。」との物言いがいます。

　ガラクトキナーゼはヨーロッパの一部の人しか持っておらず、成人の日本人にはないそうです。この根拠は、ラットを使った実験を元にしているそうですが、その実験がとても極端な条件下であって（ラットに与えたヨーグルト量が体重60kgの人に換算すると、1日に21.6kg～24kg！！食べ過ぎなんてレベルではありませんよね）、通常の人間には向かないともいわれています。また先天性代謝異常「ガラクトース血症」の人が牛乳を飲んで白内障にかかることはあるそうですが、代謝が正常な人はまずかからないということです。

　毎日２０kgも３０kgもヨーグルトを食べれば体どうかなりますよ、と思いたくなります。ここでいう「食べ過ぎ」をどのように捉えるかで解釈も変わってくると思います。食べ過ぎても大丈夫なんて食べ物あったら教えてほしいです。

　専門家の意見は大事ですが、自分の感覚も大切だと思います。ここで言えることは、もし女性がヨーグルトを食すのであれば、少し暖めてからお召しになるのがいいくらいですかね。１日で絶対食べ過ぎないよう時間も気をつけて下さい。