2016/01/15
1000days
何でも食べ過ぎたらあかん、と言われるのですが、納豆の食べ過ぎについても、よからぬ噂が密かに広まっているようです。すなわち、髪が薄くなる、性格の悪いおならが多発する…。納豆を食べ過ぎるとほんまにそうなるのか、調べてみました。
納豆は、大豆たんぱく質でも特に健康にいいことで有名です。整腸作用や美容効果、納豆キナーゼによる血液サラサラ…。その長所はここでも強調してもしすぎることはないでしょう。
納豆三昧と言えば聞こえはいいけれど…。
しかし、納豆についてもデメリットというか、よからぬ症状、噂もあります。特に食べ過ぎた場合について、あまり大きく採り上げられていない2つのトピックに挑戦したいと思います。
納豆の食べ過ぎの人の中には、この問題をお抱えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そして何故納豆を一生懸命食べるのかといえば、育毛効果もしくは脱毛の防止に期待されているからには他なりません。
何故納豆に脱毛効果があるのかという根拠は、納豆に含まれるイソフラボンが男性ホルモンの働きを抑制し脱毛を防止する効果があると言われているからです。
納豆の食べ過ぎにご用心
加えて、化学的に女性ホルモンのエストロゲンと非常に良く似た構造をしているので、イソフラボンはエストロゲンと同じような働きをするようなのですが、そのエストロゲンというのが毛乳頭細胞に作用し毛の成長から脱毛までの期間を引き延ばす効果があることがわかっているようです。
ところが、ここに真逆な効果の報告が。つまり、納豆には脱毛の原因があるそうなのです。先ほど育毛、増毛の期待を説明したばかりなのに、こんな極端な逆説は聞いたことありませんよね。
何故納豆に脱毛作用があるのかという根拠は、アメリカで化学物質「セレン」を多く含んだサプリメントを利用した人の報告で、脱毛、けいれん、下痢の症状があったというからなのです。そしてこのセレンは納豆やたんぱく質関連に含まれていて、毒性もあります。また、必要量と中毒量の差が小さいというのも厄介です。
このことから直ちに、納豆を食べ過ぎると毛が薄くなる、と結論はできませんが、特にこの脱毛の疑いは、実際被害になった現実からいわば帰納的にはじき出された結論でもあり気になりますよね。
このセレンは毒性を持ってして消毒、殺菌作用もするので善玉でも悪玉でもなりうるというだけなので、必要最低限であればよく、要するに食べ過ぎなければ大丈夫ということです。
食べ過ぎなければいいのです。納豆を頭皮に付けても意味はないと思います。
従って、増毛、育毛を期待している人も、脱毛に怯えている人もすべからく納豆は食べ過ぎなければOッKということです。気がはやるあまり1日に5つも6つも食べ過ぎるのは自滅行為ですし、増毛や育毛効果の期待が出来るのなら最低限のセレンはコントロールしつつ納豆を採ればいいと思います。
ちなみに男性なら、納豆1パック(50gとします)を1日に2パック以上食べ過ぎると、同様に女性も2パック弱を超えて食べ過ぎると、セレンの有害な作用が働きかねないというデータ↓↓もあります↓↓。参考までに。
納豆を1日2パック以上コンスタントに食されている方の中には、この問題をお抱えもあるのではないかといわれます。ぶっちゃけ1日30回も屁が出てしまい、匂いもかなり強烈だと書き込みがあるというのです。
納豆の食べ過ぎにご用心
出過ぎな根拠はたんぱく質の取り過ぎで、納豆が直接の理由はないのだそうです。もしくはありがちな個人差は存在するようです。
臭いの根拠はたんぱく質が悪玉菌に分解される際のガスにあるとのことです。ちなみにでんぷんや脂質の分解によるガスは無臭だそうです、知らなかった。もう1つ、豆のたんぱく質の腐敗成分が、おならの臭み成分(インドール)になる説もありますが、まだ検証待ちですね。
インドールの化学式
納豆の食べ過ぎにご用心
たんぱく質は絶対必要。が、食べ過ぎないようご用心。
肉、魚、卵、大豆はいずれもたんぱく質ということで共通しているので、一食の中でこれらをすべて採ろうとすると、くっさーいおならになる恐れがあるのですね。よほどのスポーツ選手以外の一般人は食べ過ぎないで必要量を守ればいいことです。
納豆の食べ過ぎにご用心。
以上、健康にいいとされている納豆について、食べ過ぎたら思い当たる症状について突っ込んで載せてみました。「過ぎたるは及ばざるがごとし」がまんま通用しますね。セレンも、たんぱく質も多く採りすぎないように、食べ物も食べ過ぎないことです。
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