2015/12/03
piko_n
わらびもちは、モチモチ食感でみずみずしく、老若男女問わず人気がある和菓子の一つです。そんな人気のわらびもちですが、食べる際にカロリーを気にしたことはあるでしょうか?今回は、知って得するわらびもちのカロリーと栄養について紹介します。
当たり前のように食しているわらびもちですが、原料を知っているでしょうか。言われてみれば何だろう・・・と考えてしまう人もいるでしょう。
わらびもちは、その名の通りわらび粉が原料となります。
わらび粉と言ってもピンと来ない人も多いでしょう。
わらびもちの原料であるわらび粉とは、一体何ものなのでしょうか。
わらび粉とは、植物のわらびの根から取ったデンプンを加工して粉にしたものになります。
わらびから取れるデンプンで作られるわらび粉ですが、その生成過程はとても手間がかかります。そのためわらび粉はとても高級な原料であり、現在では100%本わらび粉で作られたわらびもちというのは、ごくわずかだそうです。
多くのわらびもちは、タピオカ、さつまいものデンプンやくず粉を使用して作られているのです。
多くのわらびもちは、原料のデンプンに水、砂糖を加えて作られます。
何となくカロリーは少なそうなイメージを持っていなかったでしょうか。
実は糖分を多く含んでいるのです。
では一体わらびもちはカロリーがどれくらいなのでしょうか。
分かりやすいように、和菓子で比較してみましょう。
・わらびもち
カロリー:174kcal
・ようかん
カロリー:178kcal
・あんみつ
カロリー:182kcal
・鯛焼き
カロリー:208kcal
・みたらし団子
カロリー:1本108kcal
・まんじゅう
カロリー:125kcal
・カステラ
カロリー:1切156kcal
・ゆべし
カロリー:186kcal
・最中
カロリー:117kcal
・大学芋
カロリー:3片165kcal
ここに挙げた和菓子の中では、多少カロリーが高めかなと感じる反面、さほど大差はないことも分かります。
わらびもちは、使用されている原料のデンプンの種類によっても、カロリーが違ってくるのです。
本わらび粉を100%使用したわらびもちはカロリーが比較的低いです。
しかし多くの市販に販売されているわらびもちは、さつまいもやタピオカのデンプンに砂糖を加えてているものがほとんどで、本わらび粉で作られたわらびもちに比べると、カロリーは高いようです。
市販のほとんどのわらびもちは、砂糖が加えられているためカロリーが高くなっているようですが、さらにわらびもちにかかっているきな粉や黒蜜などの甘味料が、更にカロリーを増加させる原因となっているようです。
わらびもちの原料のわらびには、ビタミンB、ビタミンE、カロテン、食物繊維などが含まれています。
高血圧、便秘、老化防止、がん予防など色々な効果が期待される栄養素が含まれているのです。
しかし、何度の述べたとおり、ほとんどのわらびもちは本わらび粉が使用されていません。多くのわらびもちはその他の食物のデンプンと糖分と水を加えて作られています。
そのため成分としては炭水化物、脂質、食物繊維といったところでしょうか。
本わらび粉でない場合は、栄養素にはあまり期待できそうにありませんね。
ほとんどのわらびもちには、多くの糖分が含まれていてカロリーもさほど低くないということが分かりました。また栄養素にもあまり期待できないことから、ダイエットにお勧めできる食品とは言えません。
もしダイエット食としてわらびもちを食べたい場合は、少し工夫が必要かもしれません。
・わらびもちの量を減らす
わらびもちの量を減らすことで、カロリーを調整して食べると良いでしょう。
・きな粉や黒蜜の量を減らす
わらびもちにかかっている甘味料を減らすことで、カロリーを調整しましょう。
黒蜜には糖分が多く含まれていますし、きな粉には粉砂糖が混ぜられているので、これらの甘味料を調整することで、カロリーの大幅なカットは期待できるでしょう。
最近では、低カロリーやゼロカロリーのわらびもちの商品も多く販売されています。
これらのわらびもちは、原料に糖分を含まない成分を使用することで、低カロリーを実現しているのです。
ダイエット食としてわらびもちを食べたいときは、これらの低カロリーなわらびもちを食べるのはお勧めです。
わらびもちのカロリーや栄養素、ダイエット効果などを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。
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