スタミナ満点!知っているようでいてよく知らないうなぎの栄養効果!
2015/12/03
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実のように見えて、実の中には花がぎっしりと詰まっている不思議な果物、「いちじく」。漢方薬として用いられることもあるほど、いろいろな栄養成分を含んでおり、昔から不老長寿の果物と言われるほどです。そんな気になるいちじくの栄養について調べてみました!
旬の季節にしかスーパーに並ぶことのないいちじく。果物コーナーで見かけると、夏が来たと季節を感じる食材の一つですね。ただ食べてもおいしい、いちじくですが甘煮にしたりジャムにしてもおいしいですよね♪そんないちじくには女性にうれしい栄養線分がぎっしり!その効果を知ると、毎年いちじくの季節が待ち遠しくなりますよ!
いちじくは漢字で書くと「無花果」。でも花がないわけではないのです。いちじくは実の中に小さな花をつけているので、外からは見えません。中にたくさん詰まっている赤いつぶつぶが花です。あの独特の食感はいちじくは花の部分によってつくられているのです。
食品成分表(生可食部100gあたり)
エネルギー 54キロカロリー
水分 84.6g
たんぱく質 0.6g
脂質 0.1g
炭水化物 14.3g
無機質 カリウム 170mg
ビタミンA
β-カロテン当量 18μg
葉酸 22μg
食物繊維総量 1.9g
いちじくは食物繊維をはじめ、ミネラル、ビタミン等、栄養をバランスよく含んでいる食品なのですね。
イチジクはメラニン色素を抑えることで美白効果が期待されていザクロエラグ酸を筆頭に、アントシアニン、エピカテキン、クロロゲン酸、没食子酸、ルテインなどのポリフェノール類を豊富に含む
近年、注目されている栄養素のアントシアニンは、ポリフェノールの一種でいちじくにも多く含まれています。他にも多くのポリフェノールを含んでおり、老化の原因とされている活性酸素を抑えて、細胞が酸化してしまうことを防いでくれます。
ペクチン(食物繊維)が豊富に含まれ、腸の働きを活発にして腸の働きを活発にするため,便秘解消に効果があります。肉料理や油っこいもののデザートにすると消化を助けてくれる作用もあります。
イチジクは100g中の食物繊維量が1.2gと全体で見ると果物類の中では「中の上」程度の位置ですが、ペクチンなどの水溶性食物繊維量が多く(0.7g/100g)、りんごやオレンジの2倍以上、ドライフルーツを抜きにすると果物トップグループの含有量です。水溶性食物繊維は便の水分状態を整え排便させやすい状態にしてくれるため、便秘の解消だけではなく下痢止めにも利用させる成分。便秘と下痢を繰り返すようなタイプの方も摂取できます。
ペクチンには、コレステロール値や血糖値を下げてくれる働きもありますので、糖尿病の予防にもおススメです。
いつまでも若々しく過ごしたい女性にとって、大切なホルモンの代表ともいえるエストロゲン。加齢とともに急激に減っていくこの女性ホルモンを如何に、日々の食事で補うかは、大事なポイントですよね。イチジクの栄養を上手に食事に取り入れることで、このエストロゲンを補う事が出来ます。
一年中は食べられない生のいちじくですが、ドライフルーツのいちじくならいつでも手に入れる事が出来ます。生のものに比べて濃厚なおいしさがあります。その栄養素は生のものと比べてどう違うのでしょうか。
ドライいちじくの栄養成分(可食部100g当たり)
熱量(カロリー) 292Kcal
たんぱく質 4.0g
炭水化物 76.1g
食物繊維 10.9g
脂質 0.6g
カルシウム 840mg
鉄分 1.4mg
マグネシウム 62mg
リン 76mg
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.05mg
食物繊維だけ取って見ると、生の場合には1.9gなのが干しいちじくでは10.9gと5倍以上になっています!その他にもカルシウムや鉄分等の栄養も倍増。また、噛みごたえがあることで、食べた時の満足感を得られやすく、食べ過ぎを防止できます。
いくら栄養素が豊富だからといって、、大量に食べることは避けましょう。カロリーや糖分を取り過ぎてしまうだけではなく、整腸作用が強いのでおなかの調子がかえって悪くなりかねません。栄養を正しくとるには、適切な量を取ることも大事なのです。
いちじくにクリームチーズと生ハムを乗せて、おしゃれなオードブルに♪
生ハムの塩見がイチジクの甘さを引き立てます。栄養豊富なイチジクのフレッシュな味が最高です。
アーモンドのクリームの上にいちじくを乗せて焼いたタルト。
焼いたいちじくには濃厚なおいしさがあります。パーティーやお子様とのおやつにいかがでしょうか。
短い季節にしか出回らないいちじくだから、日持ちの良い甘露煮を作って、長くその栄養を取りたいものです。お酢を入れることでより長く持ちますので、継続的にいちじくの栄養を取ることができます。さらに、多く作った時は冷凍しておくのもおススメです。冷凍しておけば、いちじくの栄養を取りたいときに、すぐに食べる事が出来ますね。
美肌や便秘に効果のある栄養素や、女性らしさを作る働きのある栄養素など、女性を輝かせてくれる沢山の栄養を含んでいるいちじく。おやつとして、おかずとして、日々の食卓に取り入れて、生き生きとした毎日を過ごしましょう。
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