サラダには欠かせないレタス。あまり知られていないレタスの栄養素。
2016/06/10
Mozumozu
一年中見かけるほうれん草ですが、本来ほうれん草の旬は寒い冬の時期です。寒さの中、元気に育つほうれん草にはいったいどんな栄養が含まれているのでしょうか。またその栄養は私たちにどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。今回はそんなほうれん草に注目してみました!
ほうれんそうの品種には、東洋種と西洋種とがあります。東洋種は、葉が細くて先がとがっていて切れ込みがあるのが特徴。アクが少なくおひたしなどに適しています。西洋種は、葉が丸く切れ込みがなく、西洋種より葉に厚みがあるのが特徴。アクは東洋種より強く、葉が肉厚なので炒め物などの高温で調理する料理法に適しています。
現在お店に出回っているほうれんそうの多くは、この2種類の特性をいかした交配種で、さまざまな料理にも合い、栄養面も優れています。普通のほうれんそうの他に最近では、サラダホーレン草といってアクが少なく、生で食べても美味しいほうれんそうもあるんですよ。定番の料理に飽きたら、新しい品種を試してみるのもいいですね。
栄養豊富なほうれん草ですが、最近のほうれん草はアクが少なくなってきたらしいですね。生で食べる事が出来るサラダ用のほうれん草なども出回っています。生で食べる事が出来れば、水に溶けだしてしまう栄養や、加熱して壊れてしまう栄養はそのまま摂取する事が出来るので便利です。しかし、基本的にほうれん草に含まれるアクは膀胱結石や腎臓結石の原因となったりしますので、下茹でしてから使う方が安心です。その時には高温で短時間の下茹でにして、水で洗いましょう。塩を少し入れると色味も鮮やかに仕上がりますよ!
ほうれんそうの栄養で有名なのは「鉄」ですね。含有量は野菜ではトップクラスです。鉄は赤血球中のヘモグロビンの合成に必要で、酸素を運ぶ役割をしますが、吸収率が悪く特に女性は月経時の鉄の損失が多く欠乏しやすいので、注意して十分な量を摂取したいものです。ほうれんそうに含まれるビタミンCは鉄の吸収を助けてくれます。また、一緒に動物性タンパク質を含む食品を食べると吸収率がよくなります。逆にお茶やコーヒーなどに含まれるタンニンは鉄の吸収を妨げるので、鉄を効率よく摂りたい方は、食事中や食後の一杯は我慢した方がいいみたいですね。
鉄の吸収を助けてくれたビタミンCですが、みなさんご存じの通り水溶性で水に溶けだしたり、加熱したときに壊れてしまったりと、無駄なく摂るのは難しい栄養です。ほうれんそうをゆでる時は、沸騰したお湯に1分ちょっとくらいで手早く調理するのがコツです。
ほうれん草に含まれる栄養素で鉄分は有名ですね!女性は毎月の生理のたびに鉄分を失ってしまうので、普段の食事から鉄分の栄養補給は欠かさずにしたいものです。また、ほうれん草は味にくせがないのでどんな料理にも相性がいいです。スープに入れても美味しくいただけますね。
風邪の予防にも効果的なビタミンAも多く含まれています。ほうれんそうのおひたしを小鉢で一人前食べれば、1日分の必要量を摂ることができるそうです。ビタミンAは油と相性がいいので、油を使って調理すると更に効果があります。
ほうれん草は栄養豊富な緑黄色野菜です。ビタミン類もたくさん含まれていますね!風邪は季節の変わり目にひきやすくなります。特に寒くなる冬に多くなりますね。そんな時に丁度旬を迎えるのがほうれん草です。旬のほうれん草の豊富な栄養で風邪に負けない体を作りましょう。
ほうれん草は100gに3.6gの食物繊維を含みます。これはキャベツやレタスなどの倍以上の含有量で、ごぼうやニラなどに劣るものの食物繊維が豊富な野菜であることは間違いありません。ヨーロッパでは「胃腸のほうき」という呼び名もあるほどで、その名の通り不溶性食物繊維が多いので腸の老廃物を巻き込みながら腸壁を刺激して排便を促進してくれます。不溶性食物繊維は水分を吸収して膨らむので見た目よりも満腹感を感じやすいでしょう。
便秘気味の方には朗報です!ほうれん草の栄養素の食物繊維は便秘の解消に一役買ってくれます!また、ダイエットを頑張っている方にも嬉しいお知らせです。ほうれん草の栄養の食物繊維は満腹感を感じやすいのでダイエットには最適ですよ!
冬に旬を迎えるほうれん草は、風邪の予防に効果的な栄養を持っていました!画像のようにおひたしにするとたくさん食べる事が出来て、栄養の摂取も完璧です!
ほうれん草の栄養には、水に溶けだしてしまう栄養素も含まれています。そんな時にはアク抜きのためにほうれん草を軽く下茹でしたあと、画像のようなポタージュスープにするとそんな栄養素もすべて丸ごと摂取する事が出来ますね!ほうれん草は栄養豊富な野菜です。そんなほうれん草の栄養をたくさん摂取できるように、料理方法を工夫して毎日の食事に取り入れたいですね!
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