サラダには欠かせないレタス。あまり知られていないレタスの栄養素。
2016/06/10
Mozumozu
みなさん、ごぼうの栄養・効能って知ってますか?!日本独特の食材に思われがちですが、ヨーロッパでは、ごぼうの葉をサラダとし食べられています。ごぼうの栄養素って・・・??そんな、ごぼうの知られざる栄養と体にもたらす効能について調べてみました。
ごぼうには、糖尿予防や善玉菌を増やし、老廃物の排出を促す整腸作用のあるイヌリンや大腸がんの予防や便秘解消に効果がある食物繊維の一種のセルロースが含まれています。
また、セルロースと一緒に存在することが多いリグニンが野菜の中でトップクラスに含まれています。また、リグニンはごぼうの他に豆類、ココア、いちごなどにも含まれています。その他、ミネラル類も豊富に含まれています。
食物繊維は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類に分類されます。普通、一種類しか食材には含まれておりませんが、ごぼうには2種類の食物繊維が含まれています。比率は「不溶性食物繊維:水溶性食物繊維=3:2」です。
この2種類の食物繊維はそれぞれ効果が違います。まず、不溶性食物繊維は、水に溶けにくい性質があります。そのため、胃の中で消化されず腸まで生き届き、大腸がんの予防や便秘解消に効果があります。
一方、水溶性食物繊維は、水に溶けやすい性質があります。そのため、血糖値の上昇を抑える作用や、便秘解消に効果があります。この2種類が含まれているごぼうは、便秘解消やダイエットに最適な食材と言えます。
やっぱり、ごぼうの栄養素と言えば食物繊維ですね。しかも、ごぼうには2種類の食物繊維が含まれてるなんてビックリ!!もっと、細かくごぼうの栄養と効能について見ていきたいと思います。
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.04mg
ナイアシン(B3) 0.4mg
パントテン酸(B5) 0.23mg
ビタミンB6 0.10mg
葉酸 68㎍
ビタミンC 3mg
ビタミンE 0.6mg
カルシウム 46mg
リン 62mg
鉄分 0.7mg
マグネシウム 54mg
マンガン 0.18mg
カリウム 320mg
ごぼうにも、沢山の栄養が含まれていますね。この栄養素がどんな効果を発揮するんでしょう?!ごぼうの効果についてご紹介していきたいと思います。
ゴボウの不溶性食物繊維には、糖尿病を予防する働きもあります。
不溶性食物繊維は、胃腸の中の水分を吸い取ってかさをふやすため、腸内をゆっくり進み、腸内に長くとどまります。
そして腸内のブドウ糖を吸収するので、血液中のブドウ糖は急激に上昇せず、ゆっくりゆるやかにあがっていきます。
ごぼうの栄養素に含まれる、不溶性食物繊維は、腸内で糖質の吸収を抑えてくれ糖尿病予防にも繋がるんですね!!
ゴボウに含まれる栄養成分には糖質イヌリン、クロロゲン酸、アルクチン酸などがあります。
これらの成分は、免疫力を高めるので、ゴボウスープは別名「食べる抗生物質」と呼ばれるほどです。
糖尿病の方が、インフルエンザや風邪などで高熱が出てしまった場合、血糖値のコントロールが難しくなるそうです。ごぼうスープを飲んで免疫力アップしてみては、いかがでしょう?!
セロリとごぼうのスープ
食物繊維もたっぷり採れてヘルシーなスープですね。
あせもって、痒いし痛いですよね。ごぼうには、抗菌・消炎作用があります。その効果を利用して「ごぼう風呂」なんていかがですか?!ごぼうを刻んだものを、さらしや不織布のティーバッグ等に入れて、お水から沸かすだけです。とっても簡単なので、是非お試し下さい。
ゴボウに含まれる水溶性食物繊維「イヌリン」は、腸のぜん動運動を活発にするだけでなく、腸内でクラフトオリゴ糖に分解され、善玉菌を増やす働きがあります。
またゴボウに含まれる不溶性食物繊「セルロース」と「リグニン」にも腸内の善玉菌を増やす働きがあります。善玉菌が増えれば自然と腸内環境が改善され、お肌に充分な栄養がいきわたり健康な状態を保てます。
ごぼうの栄養成分と言えば、やっぱり食物繊維ですよね。イヌリン」は水溶性食物繊維なので、腸内環境を整えてくれます。便秘がちだと、お肌も荒れちゃいますよね。ごぼうの栄養効果で美肌を手に入れちゃいましょう!!
ゴボウに含まれるポリフェノールのタンニンには、消炎作用や収れん作用があります。タンニンの働きによって、開いた毛穴や皮脂腺を引き締める他、制汗作用もあります。タンニンは、直接お肌につけたほうが効果がありますが、食べる事でも同様の効果が期待できます。
タンニンって凄いですね!!これは、ごぼうを食べないきゃですよ!!こんなに、ごぼうが栄養もしっかり摂れて美肌効果があったなんて知らなかったです。
•ごぼう+きのこ類・こんにゃく
⇒便秘の解消効果
•ごぼう+豆腐・寒天・ひじき
⇒ダイエット効果
•ごぼう+切干大根・しいたけ
⇒美肌効果
•ごぼう+豚肉・鶏肉
⇒ストレス緩和効果
効果別に見ると、いろんな組み合わせがあるんですね!!
梅ごぼう
夏バテ対策にも、おつまみなんかにもピッタリですね。
ごぼう茶の嬉しい効能
・むくみ解消におすすめ
・ダイエットの効能大
・エイチエイジング効能
・美肌にも効果あり
・インフルエンザ予防に
・抗アレルギー効能
・糖尿病予防にも
このページでご紹介してきた、ごぼうの栄養効果がほぼ「ごぼう茶」を飲むだけで網羅出来ちゃいます!!こんなに、沢山の栄養効果が期待できるごぼう茶ですが、とっても飲みやすいんですよ、香ばしくてとっても美味しく頂けます。
◆ごぼう化粧水
【材料】
・ゴボウ 10g
・水 200cc
【作り方】
1.鍋にゴボウと200ccの水を入れて火にかけ、半分程度になるまで煮詰めます。
2.熱湯消毒したビンに入れ、冷蔵庫で保存します。
お化粧水の代わりに使っても問題ありませんが、“あせも”や湿疹のできているところに使うと効果的です。
ごぼう風呂と、似ていますがこちらの方が手軽にトライ出来そうですね!!
今回、ごぼうの栄養成分をご紹介してきましたが、ごぼうは健康にも美容にもいい万能な野菜だということが改めて分かりました。いろいろ、工夫しながら毎日少しづつでもごぼうを摂取していきたいですね。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局