若返りのビタミン!ビタミンEの栄養効果で健康な身体をつくろう!
2015/12/02
77nana
真っ赤なトマトは見るからに健康野菜ですよね。「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言いますが、実際にどんな風に健康に効果的かご存知ですか?今回はトマトの健康効果の秘密と、女性に嬉しい美容効果とダイエット効果をご紹介します。
真っ赤に熟したトマトは健康野菜の1つですが、実際に野菜として食べられるようになったのはヨーロッパでは18世紀頃から、日本では19世紀の終わり頃からと意外と歴史は浅い野菜です。
品種改良を重ねた現在のトマトは毎日の食事に欠かせない野菜の1つとなりました。
そのトマトが健康にも、美容にも、ダイエットにも良いとのこと。その秘密は何なのか、まずはトマトの主な栄養分を見てみましょう。
ビタミンA: 皮膚や粘膜を強くし、風邪などの感染症にかかりにくくする
ビタミンC: 美肌効果、感染症やストレスに強くする
ビタミンE: 坑酸化作用、血行の流れをよくする
リコピン: 赤い色素、坑酸化作用
カリウム: 体内の余分な塩分の排泄を促す
食物繊維: 人体で消化されないものをさす、便通を促す水溶性食物繊維
鉄分: 血液の中で赤血球のヘモグロビンの成分になり酸素を運搬
カルシウム: 骨や歯の構成成分、人体のカルシウムの99%は骨にある
その他: ビタミンH、ビタミンP、ビタミンB6
トマトの栄養分では、なんと言っても真っ赤な色の元になっているリコピンが特徴です。その他にもビタミンやカリウムがたっぷりで、健康野菜の代表と言われるのも納得ですね。
代表的な栄養成分のリコピンですが、100gあたりの含有量を比べてみると、トマトの210mgに比べて、ミニトマトは290mg。
ビタミンB2はトマトの0.02mgに比べ0.05mgと倍以上も含まれているんですよ。
ミニトマトは小さいトマトって言うだけじゃないんですね。
小さな実に栄養価がたくさん詰まっているので、ミニトマトもサラダに入れるだけじゃなく、様々な料理に活用したいですね。
では次に、リコピンやビタミン等の栄養分がどのような素晴らしい効果をもたらしてくれるのか見てみましょう。
トマトにはビタミンEの100倍ともいわれる強力な抗酸化力を持つリコピンが豊富に含まれています。
リコピンは、体内の余分な活性酸素を取り除き、血管壁に付着して血流を悪化させて動脈硬化を促進する過酸化脂質が血中につくられるのを抑制する効能があるので、血液サラサラ効果が期待できます。
トマトに豊富に含まれるカリウムには、体内の余分な塩分(ナトリウム)の排出を促して血圧を安定させることで血管への負荷を軽減する作用があるので、動脈硬化の予防にも効果的です。
リコピンとカリウムのお陰で血液がサラサラになるんですね。ドロドロの血液は万病の元と言います。反対にサラサラの血液なら多くの病気を防ぐことができますよね。
美味しいトマトを食べてサラサラの血液を手に入れたいですね。
夏バテにも効果的です。食欲の落ちた夏にもトマトを食べて元気になりましょう!特に豚肉と一緒に食べると豚肉のビタミンB1と相乗効果で疲労回復には最適です。
トマトジュースもおすすめですよ。
トマトに含まれているβ‐カロテンは体内でビタミンAに変換されることによって、皮膚や粘膜の保護や強化に利用されます。カロテンというと美肌効果が知られていますが、喉や鼻などウィルスの侵入口となる部分を丈夫にすることで風邪やインフルエンザなどにもかかりにくくなると考えられています。
風邪予防に効果的な野菜は冬には欠かせません。冬には温かいトマトスープで風邪予防、夏にはガスパチョ等の冷たいトマトスープで夏風邪予防ができそうですね。
お酒を飲む時に一緒にトマトを食べると、血液中のアルコール濃度が3割ほど低下するという実験結果が今年2012年5月25日に発表されました。アルコールが完全に分解される時間も速くなるとの事です。
お酒に弱い人、お酒をよく飲む人にはありがたい効果ですね。トマトソースを使った料理でアルコール類に合う料理はたくさんあります。ぜひつまみの一品にトマトソース料理を取り入れてみてください。
ビタミンHは、皮下腺の働きを促進して肌あれを防いでくれます。
ビタミンPは、毛細血管に働いて皮膚に栄養を送り届ける役目をしています。
トマト100g中20mg含まれているビタミンCは、肌を形成するコラーゲンを作り出すのに役立ち、こちらも肌荒れを防止し、肌に張りを与えてくれます。
トマトの中に含まれるビタミン類は美肌作りにとても効果的なんですね。
肌の調子を整えるトマトで肌トラブルを減らして、若くて張りのあるある肌を目指しましょう!
リコピンには抗酸化作用によるアンチエイジング効果以外にコラーゲンの合成を促し皮膚や粘膜を整える作用、メラニン色素の合成を抑える美白効果などお肌に嬉しい効果があるとされており、トマトにはリコピン以外にも抗酸化・メラニン色素抑制のビタミンCを始めとして、皮膚や毛髪の健康を維持するビオチン(ビタミンH)や毛細血管を強化するビタミンP、皮膚や粘膜の健康を維持し炎症を予防するビタミンB6など健康な肌作りに役立つビタミン類がたくさん含まれています。
健康で白い肌は日本人女性の憧れ。化粧品で美白もいいけど、ナチュラルな食品で健康的に美白ができたら理想的ですね。
ドライトマトはビタミンCの量が生のトマトの2倍あります。ドライトマトを料理に使えば美白効果はかなり期待できますよ。
女性に多いトラブルに便秘があります。適度な運動で解消できればいいけど、運動する時間が無い人も多いですよね。トマトジュースやトマトを使った料理で便秘知らずになりましょう。
成長ホルモンは別名「痩せるホルモン」。そのように呼ばれるのは、成長ホルモンに脂肪の分解や代謝を上げるといった効果があるためです。トマトは、そんな成長ホルモンの分泌を助けるビタミンやミネラルが豊富。成長ホルモンは睡眠中にしか分泌されない物質のため、夜にトマトを食べることで分泌が促されてダイエット効果が得られるというわけです。
今話題の「トマトの夜ダイエット」です。成長ホルモン(「痩せるホルモン」)が出る夜中に向け、夕食にトマトを食べるダイエット。生トマトを2~3個とのことで、ちょっと量は多いですが、トマトソースやトマトジュースも上手に活用しみましょう。
太陽の光をたくさん浴びたトマトは素晴らしい効果をいっぱい秘めていますね。
トマトは健康効果や美容効果だけでなくダイエット効果もある、女性に嬉しい万能野菜だということが分かっていただけたでしょうか?
調理方法も色々あるので、ぜひ日々の食事に取り入れてみてください。
トマトには体を冷やす効果もあるので、冷え性の人はなるべく調理したトマトを摂取するようにしてくださいね。
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