ひと昔前に流行った「リンゴダイエット」が進化して再びブームに！

ひと昔前に空前のブームを巻き起こしたダイエット方法、その名もリンゴダイエット。そのダイエット方法は、３日間はリンゴしか食べないと言う方法でした。リンゴしか食べないため、なかなか長続きしない人も多かったのではないでしょうか？

また３日間はリンゴだけしか食べないため、栄養面でも多少の不安はありましたよね。そのためリンゴダイエットは短期的なダイエット方法で、長期間に渡って行うダイエット方法ではありませんでした。しかしそんなリンゴダイエットが少しだけ進化して、再びブームになりつつあるのをご存知でしょうか？今回はそんな進化したリンゴダイエットについてご紹介させて頂きます。

リンゴは１個食べるだけでもお腹が満たされた気がしますが、実はカロリー自体はさほどなく、100～150キロカロリー程度しかないんですね。満足感があるのに低カロリーなため、ダイエットにリンゴは最適なのです。その他にも、リンゴにはダイエットの味方となりうる栄養素が豊富に含まれているのです。

実はリンゴには、ペクチンやセルロースなどの不溶性食物繊維が豊富に含まれています。リンゴに含まれている不溶性食物繊維は、消化されないまま腸内に入り、腸の調子を整えてくれる乳酸菌などの善玉菌の繁殖を助ける効果があります。

さらに食物繊維には、余分なコレステロールや食品添加物などを吸着させ、便と一緒に体外に排出する働きもあります。リンゴを食べることによって、実は便秘解消効果や下痢対策にも良いようです。便秘が解消されれば、必然的にダイエットにも繋がりますよね。なお、ペクチンはリンゴの皮の部分に多く含まれていますので、なるべくなら皮ごと食べるのがベストです。

リンゴに含まれているカリウムには、体内に溜まった余分な塩分を体外へ排出する働きがあります。そのため、摂りすぎた塩分を全て体外へ排出してくれます。摂りすぎた塩分を体外に排出することによって血圧も下がり、結果的には高血圧予防にも繋がります。

また、体内に溜まった塩分が体外に排出されることで、むくみ改善効果も得られます。むくみが解消されると、これもまたダイエット効果に繋がりますよね。リンゴにはこれら以外にもまだ、ダイエット効果のある栄養素が含まれているのです。

リンゴにはポリフェノールもたくさん含まれています。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、老化防止、アンチエイジング効果も得られるのです。このように、リンゴには実にダイエットに適した食材なのです。では、進化したリンゴダイエットの方法とは、どのような方法でしょうか？

それでは気になる「進化したリンゴダイエット」の方法をご紹介します。ひと昔前にブームになったリンゴダイエットと基本的には同じなのですが、１日目から３日目まではリンゴだけを食べ続けます。簡単に言えば、１日３食の食事を、全てリンゴに置きかけるわけですね。

と、ここまではひと昔前のリンゴダイエット方法と全く同じです。ひと昔前のリンゴダイエットは、実はこの３日目で終わりでしたが、進化したリンゴダイエットは４日目以降も続きます。４日目以降は胃の機能が低下して弱っているので、すぐに通常の食事量に戻すことは避け、胃に優しい消化の良いものから少しずつ食べ始めます。

ある程度、胃の調子が戻ってきたところで、食事前には必ずリンゴを食べるようにします。ここが進化したリンゴダイエットなんですね。３日で終わるのではなく、それ以降も食前にリンゴを食べることで、ある程度お腹も満たされ、さらにはリンゴのダイエット効果も得ることができるのです。

進化したリンゴダイエット、いかがでしたか？３日で終わらないところが、現在のリンゴダイエットなんですね。リンゴは食べる時に良く噛むため、満腹感も得やすいかと思います。さらにリンゴに含まれる栄養素には、ダイエットに適したものばかり。となればダイエット中のおやつや朝食前にリンゴを食べるなど、日々の食事にリンゴを食べる習慣を摂りいれてみるのも良いかもしれませんね。