これって本当!?ダイエット中でもOK 常識を覆す太らない焼肉の食べ方
2016/03/23
はるとママ
夏の定番野菜といえば、緑の粒々「とうもろこし」。この「とうもろこし」がダイエットにも効果があるって知ってますか?ビタミンにミネラル、食物繊維などが豊富である「とうもろこし」の、ダイエットに気になるカロリーをチェックしつつ、美味しい食べ方もご紹介します!
とうもろこしの旬は6月~9月。
収穫したその瞬間から、デンプン質が糖質に変化するため、収穫したその時が一番の食べ頃と言われています。
さてこのとうもろこし、ダイエットの強い味方と言われていますが本当でしょうか?
まずはカロリーからチェックしていきましょう。
一般的にスーパーで売られている甘味のあるとうもろこしのカロリーは、1本(150g)あたり138kcal。
100gに換算すると、生のとうもろこし(可食部)で92kcalあります。
茹でたとうもろこしになると、100gあたり99kcalとちょっと上がります。
とうもろこしの主成分はエネルギー源となる炭水化物です。
そのほか、
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ナイアシン
・ビタミンE
・リパーゼ酸
・葉酸
・食物繊維
なども含まれています。
とうもろこしに含まれるビタミン類の中でも、ビタミンB1とビタミンB2がダイエットに効果があります。
ビタミンB1は糖質を分解し、活動するために必要なエネルギーを作り出してくれます。
またビタミンB2は炭水化物などを燃焼してくれる作用があり、さらに活性酵素を抑制する効果も期待できます。
糖質は体に溜めたままにすると、太ってしまう原因となるため、ダイエット中は積極的に摂りたい成分ですね。
またビタミンB3、別名ナイアシンと呼ばれる成分は、脂質・糖・たんぱく質の代謝を促進してくれるダイエットに欠かせないものです。
そしてビタミンEは保湿効果や抗酸化作用に優れているので、ダイエット中のお肌の調子を整えてくれる美容効果が期待できます。
とうもろこしの胚芽部分に含まれる成分に、リパーゼという酵素があります。
リパーゼは脳がエネルギー不足を察知すると活性化し、身体に蓄えられている脂肪を分解し、エネルギーとして使える状態にする働きがあります。
リパーゼの量が不足すると、エネルギー消費に対して脂肪分解の速度が追い付かず、エネルギー不足で運動量も減る、というダイエット中では嬉しくない状態に陥ってしまいます。
そのため、ダイエット中はこのリパーゼも積極的に取り込みたい栄養成分だと言えるわけです。
ただ残念ながらリパーゼは過熱してしまうと活性を失ってしまうため、ダイエット中にとうもろこしからリパーゼを摂取しようとするのなら、生食をおすすめします。
生食できるとうもろこしといえば、幻の品種といわれる「ピュアホワイト」や「極生フルーツコーン」があります。
是非お試しください。
とうもろこしは「食物繊維の宝庫」とも呼ばれるほど、食物繊維が豊富です。
この食物繊維は不溶性の食物繊維が大半を占めているので、コレステロールを体外に排出し、また障壁を刺激してくれるため、肥満、便秘や大腸がんの予防と、ダイエット以上の効果が期待できます。
ダイエット成功の秘訣は便秘改善が必須とも言われていますから、とうもろこしはダイエットの強い味方と言えますね。
ただしとうもろこしを大量の飲み物と一緒に食べると、食物繊維の中に含まれるセルロースによって、逆に下痢をしてしまうことになるので注意しましょう。
普段は外皮とともに捨ててしまう、とうもろこしの「ヒゲ」。実はとうもろこしの「めしべ」が長く伸びたものです。
漢方薬としても用いられるこのヒゲを使った「ひげ茶」は、ダイエットティーとしても有名です。
ひげ茶には利尿作用のほか、血糖値を安定させる効能もあるため、ダイエット中の人だけでなく、糖尿病の人にも向いていると言われています。
あまり馴染みはないかもしれませんが、とうもろこしもアレルギー反応が出てしまう人がいます。
もともと小麦アレルギーを持っている人は特に注意が必要です。
症状としては、
1)全身に蕁麻疹が出たり目が充血してしまう皮膚・粘膜症状
2)咳、呼吸困難などの呼吸器症状
3)下痢、嘔吐などの消化器症状
があります。
とうもろこしは加工食品にもよく使われているので、アレルギー体質の人は気を付けてください。
基本的なとうもろこしの茹で方は、
1)皮付きのとうもろこしを、
2)水から火にかけ、
3)沸騰したら3~5分茹でる
4)茹で上がったら表面に塩水を塗りまくる
茹で方のポイントは「皮付きのとうもろこしのままを茹でる」ということです。
皮付きで茹でると旨味が逃げず、またヒゲの色素のお蔭でとても綺麗な黄色いとうもろこしに茹で上がります。
また茹で上がった時に塩水を表面に塗ることで、とうもろこしの実にシワが寄るのを防いでくれます。
鍋で茹でるのは面倒、という場合は電子レンジで蒸す方法があります。
1)外側の皮とヒゲを取り除いたとうもろこしを、
2)ラップで巻いて、
3)電子レンジで加熱する
加熱する時間の目安は、とうもろこし1本あたり500Wで5分です。
また加熱する際のひと手間として、とうもろこしの下に割りばしを置いてその上に置くようにすると、加熱ムラを防ぐことができますよ。
とうもろこしでダイエット、いかがでしたでしょうか。
ダイエット中というと、食事制限などをされている人もいるでしょう。
ちょっと小腹が空いたとき、とうもろこしであれば腹持ちの良さとその甘味で、少量でも満足することができるのではないでしょうか。
ダイエット中の空腹を紛らわしてくれる、強い味方と言えますね。
ただアレルギー体質の人には注意が必要です。
アレルギー体質かどうか注意しつつ、ダイエットの天敵である便秘対策として、とうもろこしを食べてみませんか?
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局