2016/05/31
きのるり
諸外国で愛用されているココナッツオイルですが、日本ではあまり浸透していません。しかし、アルツハイマー予防や美容効果、ダイエット効果的など、ココナッツオイルには秘めたるパワーが存在します。今回はそんなココナッツオイルの効果を、ダイエットを中心にご紹介いたします。
日本ではあまりなじみのないココナッツオイル。
普段の料理に使ったり、実際に食べる機会はあまりありませんが、実はアメリカをはじめとした諸外国では、ココナッツオイルの持つダイエットなど様々な効果に注目され、親しまれています。
代表的な、「ダイエットに役立つ」という嬉しい効果のほか、アルツハイマー病の予防、便秘解消、美容効果と、実は万能選手なココナッツオイル。
そんなココナッツオイルの効果について、ダイエットを中心にご紹介いたします。
ココナッツオイルがダイエットに有効な理由は、ココナッツオイルに含まれる「中鎖脂肪酸」にあります。
聞きなれない単語ですが、この中鎖脂肪酸が体内に取り込まれると、「ケトン体」という物質が生成されます。
このケトン体がダイエット効果をもたらしてくれます。
ケトン体が大量に生成されると、体内の脂肪が燃焼され、同時に満腹感の状態も感じやすくなる効果もあるのです。
お腹がふくれることで、必然的にダイエットの成功につながります。
一般的な植物油に多い「長鎖脂肪酸」と比べ中鎖脂肪酸は、消化吸収は約4倍、代謝は約10倍も速いため、中性脂肪になりにくいのです。
この効果により、脂肪が吸収されにくく、しかも、体に付いている脂肪は燃えやすくなるとされています。
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、ダイエット効果抜群です。
1/24、世界ふしぎ発見で双子の弟を持つお笑いコンビ マザー八田 航樹さんがケトン体質ダイエットにチャレンジし、わずか4週間で7キロのダイエットに成功しました。
芸能人・有名人の方々も、ココナッツオイルダイエットを実践されておられます。
ココナッツオイル自体は食物繊維が豊富な点も、ダイエットに有効です。
食物繊維の働きにより善玉菌が活発になるなど、腸内環境を改善に役立ちます。
そのため、ココナッツオイルにはお通じが心配な方にも安心な、便秘解消効果があり、ダイエットにも最適です。
ココナッツオイルはヤシから生成できるオイルですが、似たパームオイルもヤシから作れます。
しかし、パームオイルはココナッツオイルとは異なるため、注意が必要です。
ココヤシからとれるココナッツオイルとは違い、アブラヤシからとれるパームオイルは成分や効能も変わってきます。
ダイエット効果などに期待する場合、間違えないようココナッツオイルを購入しましょう。
ココナッツオイルがもたらすケトン体はダイエットだけでなく、アルツハイマー病の予防にもなると、アメリカで話題になっています。
普通、脳はブドウ糖をエネルギーとして神経細胞を動かします。
アルツハイマー病はブドウ糖をエネルギーに使用できなくなる病気ですが、ケトン体はそのブドウ糖に代わるエネルギーとして使用できます。
ココナッツオイルを摂ることで神経細胞を再び活性化でき、アルツハイマー病の予防や治療に役立てられるのです。
まだアルツハイマー病の心配はなくても、将来に備えることができますし、記憶力や判断力の低下を防ぎ、集中力の持続などの効果にも期待できますよ。
また注目すべき点は、ケトン体が肌の酸化を防ぐ、抗酸化作用があるところです。
抗酸化作用は肌のシミやシワを防止して、老化予防につながります。
「ダイエットに役立てたくても、どう使っていいの?」と考えられる方も多いと思われますが、ココナッツオイルは実は万能選手なのです。
ココナッツオイルをダイエットに役立てるには、食生活の中にココナッツオイルを取り入れることが大切です。
しかし、無理にそのまま摂取しようとすると、ダイエット以前にお腹を壊したり体調を崩す可能性があるため、初心者の方はおすすめできません。
まずは紅茶やコーヒー、甘酒などの飲み物に少量混ぜる摂取の仕方から始めましょう。
トーストに塗ったり、ドレッシングとして使用してもダイエットに役立ちますよ。
目安の摂取は、一日に大さじ3杯~4杯です。
ココナッツオイルを食べ物にかければ、オイルがアクセントになって風味を高めてくれます。
豆腐やキムチ、温泉卵、納豆などがオイルと相性がよく、ご飯にも合います。
カロリー制限をする必要もないダイエット法なため、長続きしやすいのも特徴です。
カロリーを50%カットするには白米の重さに対して3%分のココナッツオイルを入れて米を炊き、炊き上がったら適当な容器に移し12時間冷蔵庫で冷やせばOKで、食べる時はレンジで温めなおしてももちろん大丈夫です。
ココナッツオイルをお米に入れて炊く方法もおすすめです。
カロリーカットの効果があり、お米の量を減らす必要がなくなり、ダイエットが長続きします。
ココナッツオイルの摂取に慣れてこられた方は、料理にも積極的に使い、ダイエット効果を高めましょう。
ココナッツオイルはヤシの木のオイルなので、通常使用しているサラダ油やごま油、バターに代用して使うことができます。
フライパンで焼く豚の生姜焼きや玉子焼きに役立ちますし、カレーライスやボルシチ、ビーフストロガノフに隠し味として入れるのもおすすめです。
脂質が不足すると起こる最も危険な症状は、血管のしなやかさが失われ、血管が切れたりなど破壊されやすくなることです。
など、体の内外で色々な症状が起こりますので、油を摂らないダイエット方法はうまくいかないのです。
何らかの油を取らなければならないので、普段の油をココナッツオイルに代える方法は、ダイエットに最適です。
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