牛乳にヨーグルトを混ぜて保温! 手作りヨーグルトを作って楽しもう
2016/05/08
queue-mimi
2016/02/11 更新
便秘解消にはヨーグルト!と、言わずと知れた組み合わせ。でも、この組み合わせが良い理由を知っていますか?ここではその理由もそうですが、便秘解消のためのヨーグルト選びから食べ方などをご紹介させて頂きます。これであなたも便秘解消!
ヨーグルトが便秘に効く理由は、乳酸菌や善玉菌であるビフィズス菌を豊富に含んでいるからでしょう。これらはいずれも便秘になりにくい腸内環境にするために、必要な成分と言われています。
その他にもヨーグルトには脂肪・ビタミンB・タンパク質・カルシウムなどが含まれています。ヨーグルトを食べることは便秘解消だけでなく、健康的維持目的にもオススメなんですね。
便秘解消を目的とする場合、ヨーグルトは食前よりも食後に食べるほうが効果的とされています。ヨーグルトに含まれている乳酸菌は、胃酸などに壊されやすい性質があります。そのため、食前は胃酸の濃度が高く、より乳酸菌が壊されやすくなってしまうんですね。そのため食前に食べるよりも胃酸が薄まっている食後の方が、乳酸菌が腸に届きやすく、便秘解消効果が得やすいということになります。
グリコ乳業と藤女子大学による研究結果によれば、便秘解消のためにヨーグルトを摂取する場合には、昼食後・夕食後よりも朝食後に摂取する方がより効果的であるという結果が出ています。ですが一番便秘解消効果が高いのは、朝食後と夕食後の2回ともに食べることだとも言われています。
では便秘解消に、より効果的なヨーグルトの食べ方には、どのような食べ方があるのでしょうか?
言わずと知れたオリゴ糖。このオリゴ糖をヨーグルトと一緒に摂取することで便秘解消効果があります。それは、消化されずに腸まで達したオリゴ糖がビフィズス菌のエサになり、分解されると乳酸などの有機酸が発生します。すると、腸が刺激されて蠕動運動が活発化になるので、便秘が解消されやすくなるのです。また、有機酸が増えると腸内環境が酸性に傾き、アルカリ性の腸内環境を好む悪玉菌が生息しにくくなる代わりに、善玉菌が増殖しやすくなるため、腸の働きがさらに向上して便秘の予防・解消に役立つと言われています。
こちらも便秘解消には言わずと知れた2品。バナナには食物繊維も含まれていることから、便秘解消効果があると言われています。中でも青バナナに含まれる食物繊維は豊富なため、便秘解消目的であれば、青バナナとヨーグルトの組み合わせが良さそうです。バナナヨーグルトにきな粉をトッピングするのも良いかもしれませんね。
ドライプルーンにも食物繊維がたっぷりと含まれていますので、ドライプルーンとヨーグルトの組み合わせも、便秘解消に大きな効果がありそうですね。また、女性にはうれしい鉄分も、ドライプルーンには豊富に含まれています。便秘解消効果にプラスして貧血予防もできれば、一石二鳥ですね。
最近ではたくさんのヨーグルトが販売されているので、「どのヨーグルトを選べば良いのかわからない」という人も少なくありません。「生きたまま腸まで届く」とうたったヨーグルトも多いですし、インフルエンザ予防に役立つヨーグルトなども登場しています。ヨーグルトに含まれている善玉菌の種類はヨーグルトの種類によって異なります。そのため、ヨーグルトの種類によっては、便秘解消効果の出方は違ってくることになります。では、どのようなヨーグルトを選べば良いのでしょうか?
乳酸菌やビフィズス菌は胃酸などに弱く、生きて腸まで届くことはほとんどないと言われています。たとえ死んでしまったとしても、それらは既に腸内にいる善玉菌のエサになるので無駄になることはありません。しかし、近年はどこの企業も「生きたまま腸まで届く」とうたったヨーグルトを販売しています。生きたまま腸まで菌が届いてくれることが望ましいですが、その菌がそのまま腸で生きて良い影響を与え続けてくれるとは限らないという見解があるのも事実です。「生きて届く」「生きたまま届く」のは魅力的ではありますが、継続して腸内環境を整えるようにすることが最も大切だと言われています。
最近ではさまざまなヨーグルトが販売されていますが、その中にはトクホ(特定保健用食品)として認められているヨーグルトもあります。トクホに認定されている商品と、そうでない商品との違いは、トクホに認定されている商品は、体に良い働きをする成分を含み、その効果が認められている(科学的に証明されている)のです。トクホの商品(ヨーグルト)は、「おなかの調子を良くする」「腸内細菌バランスを整える」といった効果をうたっていますが、この効果が科学的に証明されているのですから、便秘解消にも効果があると言うわけです。もちろんトクホを取得していないヨーグルトにも高い効果を期待できるものがあるのも事実です。
ヨーグルトにもいろいろな種類が出回っています。ヨーグルトを食べてもお通じがよくならない、効果がないという場合は、食べているヨーグルトとの相性が良くないのかもしれません。実は人によって腸内の環境は違うんです。そのため、ヨーグルト選びは自分に合うヨーグルトを見つけることが大切なのです。メーカーではなく自分に合う乳酸菌の種類を見つけることが、便秘解消への近道とも言えるでしょう。
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