高カロリー？ダイエット中はナンは避けるべき？ご飯よりはまし？

ナン１００ｇに含まれるカロリーはおよそ２６２Ｋcalです。これは３０代女性の１日のカロリー摂取量の１３％にあたります。このカロリーを高いとするか低いとするかは個人の感覚になるとは思いますが、数字の上ではこれくらいです。
それでは栄養面ではどうなのでしょうか？
ナン１００ｇを食べた時の３０代女性の１日の栄養素摂取量目安に対してこれだけの数字になります。
たんぱく質 21%、炭水化物 19%、塩分上限値に対して 16%、銅 16%、葉酸 15%、
ビタミンB1 12%、食物繊維総量 12%、パントテン酸 11%、ナイアシン 10%、亜鉛 10%
聞きなれない栄養素が並びましたが、ナン１００ｇはおよそ１人前なのでナンを１食食べるだけでこれだけの栄養が採れるのですね。カロリーは別として栄養価は高い食べ物と言えますね。

ダイエットで気になるのは当然カロリーですよね？
でもでも食事制限は長く続かないし、特にカレーは匂いをかいでしまうとついつい食べたくなってしまいますよね？カロリー制限をしていても食べたくなるカレー。それならばご飯と一緒に食べるのとナンと一緒に食べるのではどちらがいいのでしょうか？
まず、ご飯にしてもナンにしてもカロリーが高いという事は前提です。そして当然カレーのカロリーも高いです。その上でどちらがましなのかということです。
結果としてナンの方が断然いいです。その理由としては、ご飯にしてしまうとついつい飲み込みがちです。すると満腹感が得られません。しかしナンはもちもちした食感のため食べるのに時間がかかり、その分満腹感が得られます。
以上のことからカロリーを気にしながらもカレーが食べたい場合はご飯よりもナンの方がいいでしょう。

それではカロリーとはちょっと離れていますがナンの作り方を見てみましょう。
ナンは、小麦粉、塩、ヨーグルト、オリーブオイルを混ぜてよくこねます。
１５分ほど寝かしたらフライパンで焼けば完成ととても簡単に作ることができます。
バターを入れるとカロリーが上がりますが、おいしいナンにはバターを塗る方がいいですよね。
ナンと一緒に食べることが多いインドカレーの代表、バターチキンカレーは意外と低カロリーでルーだけで300～400kcalです。
本場のルーは細かい野菜がふんだんに使われているため意外と低カロリーなので安心して食べましょう。

ナンは小麦粉が原料です。小麦粉は炭水化物でできていますのでダイエットには向きません。これはカロリーとは関係なくダイエットの天敵です。
さらに付けて食べるものも高カロリーです。
油で肉や野菜を炒めて煮込んだカレーは高カロリーです。ナン自体もカロリーが高いのですが、これを付けて食べるカレーも高カロリーなので一緒に取ると大変なことになります。
やはりダイエットにはナンは向かないようですね。カレー自身も高いカロリーですし、ダイエット中の方はナンは控えた方がいいのかもしれませんね。

ダイエット中でカロリーを気にしていてもナンがどうしても食べたくなる時はあると思います。そんな時はどうすればいいのでしょうか？考えてみましょう。

今では代表的な料理の一つとなったカレーですが、専門店に行くとナンを取り揃えているお店も増えています。
当然ナンやご飯につけるカレーの種類も増えてきます。
そこで、カレーの種類を選ぶときは、チーズやソーセージ、唐揚げなどは控えなるべくシンプルなカレーにするといいでしょう。また、チキンカレーは普通のカレーに比べるとカロリーも低くてヘルシーです。選べるならチキンカレーがオススメです。もしも、ナンの種類も選べるのならば、なるべくバターを使っていないナンを選んだ方が低カロリーです。

ナンを付けて食べるカレーには様々な香辛料が入っています。一見、新陳代謝を促すようにも思えます。確かに新陳代謝は促すので多少高カロリーなものを採っても排出されますが、同時にこの香辛料は食欲も促進させます。
いつもはごはん１杯しか食べないのにカレーだとなぜかおかわりしてしまう人、多いのではないですか？
自分を抑える必要がありますね。

このように高カロリーのナンも、食べ方さえ気を付ければダイエット中でも食べることができるのです。そのためには自身の強い意志が必要なのです。