ダイエッターに朗報！老舗のカステラは比較的カロリー低めだぞ

　カステラは16世紀中期、ポルトガルの宣教師たちによって日本にもたらされたといわれています。そのルーツはスペインのビスチョコとポルトガルのパン•デ•ローの２通りがあるそうです。

　カステラの語源はスペインの地方でパンを意味する「パオ•デ•カスティーリャ」からきています。比較的ハイカラなイメージのあるこのカステラ、やはりカロリーも高いんだろうなと想像してしまうんですがその実態は…。

　カステラには、栄養成分を合えて見いだせば、ビタミンB2、炭水化物が多く含まれているということです。他には、銅、パントテン酸、ビタミンB１２、たんぱく質等が、１日の必要量の６、７％とれるということです。

　カロリーについてですが、実は使っている材料は鶏卵、小麦粉、砂糖のみが基本です。ということは、バター、ショートニングなどの油脂類はもちろんのこと、牛乳さえも含まれていないので、洋菓子の中ではカロリーは低めといえるでしょう。

　下の実例を見てもらえばわかるのですが、実はカステラは他の洋菓子に比べて断然カロリー数は低めなのです。だから、１日１切れだったら積極的に取り入れることも可能かと思います。

　北海道の有名なお菓子のメーカーですね。これとは別に抹茶味があり、そちらのカロリー数は１８５kcal／１切れです。結構甘さが強いそうです。

　ご存知文明堂はいくつかあるのですが、公式にカロリー数を発表しているのはこの銀座文明堂だけのようです。スライス10切れが１箱に収まっています。

　あわしま堂のカステラは４切れ入りで総カロリー４９６kcalということです。一つ一つ個包装で日持ちするように工夫されています。

　ついでですので、コンビニのカステラを１つ。製造元は井村屋株式会社のセブンイレブンのプライベートブランドのカステラです。１袋３切れはいっているタイプです。これもカロリー低めですね。

　以上、カステラについてその素性とカロリーあれこれを見てきました。ケーキ各種やドーナツに比べたら随分と体に優しい、お菓子としては良品な感じがしますね。バター、生クリーム、ショートニングなど使ってないでこの味、信じられません。

　特に最近は味を優先してバターや生クリームを応用してしまっているのでカロリー過多気味ですが、昔からある老舗メーカーの、要するにシンプルなカステラだったら１切れなら毎日食べてもよいということです。ダイエットをしている人でケーキが恋しくなったらシンプルなカステラ１切れをどうぞ！