バウムクーヘンは１口サイズに抑えないとカロリーがヤバいかも

　「バウムクーヘン」は、ドイツのザクセン＝アンハルト州で生まれた焼き菓子で、中心にドーナツ状の穴があり断面に樹木の年輪のような模様がある洋菓子です。ドイツ語で木を意味するBaum（バウム）と菓子を意味するKuchen（クーヘン）に由来しています。

　例によって脂質、糖質がふんだんに使われた洋菓子なので、栄養素、カロリーが偏っています。１食約５７gあたり、炭水化物が多く１６、７g、脂質が１３、４g、たんぱく質が２．８gとなっており、ビタミン・ミネラルではセレンとビタミンＡの成分が高めということです。脂質は１食あたり１５g前後といわれてますから、バウムクーヘン５７gだけでまかなえてしますほどの栄養です。

　カロリーも具体的に後で紹介しますが、多めです。平均で１食５７gで２０３kcａlです。他の高カロリー食品も何とか献立に上手く組み込む工夫が見られますが、ドーナツとバウムクーヘンはかなり手強いですね。

　ダイエットにバウムクーヘンは正直うけはよくないですね。材料が卵、グラニュー糖、バター、小麦粉、ベーキングパウダー、バニラエッセンス、ラム酒等どうしてもハイカロリーです。したがって、カロリーを抑えたメニューを作るしかないでしょう。

　チョコの生地を一層一層丁寧に焼き上げ、しっとりと濃厚に仕上げたバウムクーヘンです。プレシアさんはこの他にカロリー数２７６kcａl（２５１kcａl／１００g）のプレーンのバウムクーヘンもあります。

　プロントのブランドの１つ、エ・プロントは２０１０年から展開しているカフェ中心の業態だそうです。現在の「ふんわりバームクーヘン」と写真が違う恐れもありますがあしからず、イメージとして捉えて下さい。

　直径約１３cm、重さは２４５gあるそうです。前後白い恋人でおなじみの石屋製菓さんです。白い恋人のホワイトチョコレートを丹念に生地に練り込み、生地を白く焼き上げる事にも成功して北海道の雪景色を思わせるような白いバウムクーヘンを実現出来たということです。

　このバウムクーヘンは１個のサイズ、特に高さが通常の倍近くあり、重さ６９０gなので、表示のカロリー数は多めです。発酵バターだけを厳選、特に北海道産バターを100％利用、そして低温でじっくりと火を通しているので、バターが芳醇な香ばしさとなり、深いコクを出しているそうです。

　バームクーヘン恐るべしですね。５０gだの１００gだのいわずについつい食べ過ぎているケースも多いので、予想以上にカロリー摂取過多状態かと思われます。

　洋菓子全般に言えることですが、食べるときは思いっ切り食べて、その数日前後で上手に運動やメニューの調整を施さないと、特にダイエットの人には辛いかもしれません。