女性にも嬉しいダイエット食材！ジンギスカンのカロリーと栄養は？

ジンギスカンとは、羊の肉を鉄板で野菜と一緒に焼いて食べる料理です。
北海道に行ったことがあれば食べたことがあると思います。

羊肉は独特の臭みと味があり、肉によってその臭みが少し強かったりもします。
その独特の臭みのせいで、羊肉が苦手という人もいるかもしれません。


ジンギスカン料理で使用される羊肉にはラムとマトンがあります。

ラムは産まれて1年未満の子羊の肉を指します。
臭みが少なく肉質が柔らかいのが特徴です。

マトンは産まれてから1年以上の成長した羊肉を指します。
ラムに比べて臭みが強く肉質が少し硬いのが特徴ですが、成熟した深い味わいも楽しめます。

羊肉は、中国や中東をはじめ、多くの国で食用として飼育され、食べられてきました。
羊肉は豚肉や牛肉のように宗教上禁じられていません。
そのため実は世界では豚肉や牛肉よりも羊肉を食べる割合のほうが多いのです。

日本で羊肉が食べられるようになったのは、大正時代にことです。
中国の羊料理がルーツだと言われています。

北海道では1918年に軍服を製作するための羊毛を確保するために、羊が飼育され始めたことが始まりです。
羊を飼育し、羊肉を手に入れやすくなったことから、羊料理が食べられるようになりました。

羊肉と野菜を焼いて食べるジンギスカンですが、このジンギスカンという料理名は、チンギスハンを文字って命名されたという一説もあります。

羊肉やジンギスカンについて色々と分かったところで、ではジンギスカンのカロリーはどのくらいなのでしょうか。

以下のとおりです。

■ジンギスカンのカロリー：416kcal　1人前(365g)
　　　　　　　　　　　　 114kcal　100g

ジンギスカンのカロリーは野菜も含まれているので、参考に肉だけのカロリーは以下です。
■ラム肉のカロリー：227kcal　100g

ラムとマトンでは、若干ラム肉のほうが低カロリーです。

参考に、羊以外の肉のカロリーは以下のとおりです。

■豚肉のカロリー：386kcal　100g
■牛肉のカロリー：371kcal　100g
■鶏肉のカロリー：200kcal　100g

ラム肉は鶏肉と同じく低カロリー肉であることが分かります。

ではジンギスカンの栄養はどうでしょうか。

まず羊肉にはカルニチンが多く含まれています。
カルニチンはアミノ酸の一種で、脂肪燃焼を助ける役割があります。カルニチンを摂取後に運動をすると、体脂肪が燃焼されやすくなり、ダイエット効果が期待できます。コレステロールの値が上昇するのを抑える働きもあります。

またコレステロール値を下げる働きがある不飽和脂肪酸を多く含むため、コレステロール値が低いです。牛肉や豚肉、鶏肉と比べてもその値は低く、魚並みに低いのが特徴です。

必須アミノ酸もバランスよくすべて含まれています。必須アミノ酸は筋肉機能や血液、免疫機能など、多くの体の機能を維持するのに欠かせない成分のため、羊肉を食べればそれがバランスよく摂取できるわけです。

さらに他の肉に比べても一番融点が低いために、脂肪が体につきにくいというダイエットをしている人には嬉しい性質もあります。


低カロリーであるだけでなく栄養価も高いのです。
ジンギスカンは、このように栄養価が高い羊肉と色々な種類の野菜を一緒に焼いて食べるので、ヘルシーかつ栄養バランスが豊富な料理であると言えます。

ジンギスカンが食べたくなったのではないでしょうか？

羊肉料理でジンギスカン以外の食べ方を知っていますか？
北海道に住んでいる人はジンギスカン以外の料理も食べたことがあるかもしれませんね。

羊肉料理のレシピとカロリーをいくつか紹介します。

ジンギスカンもいいですが、他の料理レシピもぜひ参考にしてみてください。

ジンギスカンのカロリーや栄養、レシピについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。羊肉の低カロリーと異様な栄養価の高さを知ると、ジンギスカンがどれだけ栄養満点の料理であるかが分かっていただけたと思います。ジンギスカンが食べたくなったのではないでしょうか。

ぜひ参考にしてみてください。