若返りのビタミン!ビタミンEの栄養効果で健康な身体をつくろう!
2015/12/02
77nana
緑黄野菜は体にいい効果をもたらします。その代表、にんじんを使った”にんじんジュース”。素材の味からすると、にんじんジュースの効果が高く評価されているのは健闘しているに値します。どのような人にどのような効果があるのか、改めて調べてみました。
にんじんと言えば野菜の中でも栄養価の高い代表選手として取り上げられますが、それと同時に味覚的にはちょっと…、という側面もあります。ということは、咀嚼しなくても充分その効果を得られるよう流動性のにんじんジュースにしてしまえば、”食わず嫌い”さんにも抵抗無くその効果を実感出来る訳ですね。頭いい!実際にんじんジュースの効果は高名な先生による、高度な病気の療法でもその存在感は別格です。
ちなみににんじんにも花があり、その花言葉は、
「幼い夢」
です。
にんじんジュースの色とは裏腹に、白さが特徴的。子供にはどちらかというとウケが良くない印象もあるにんじんさんですが、飽くまで花に限ると夢っぽいというか牧歌的というか…。
にんじんジュースの核となる、にんじんさんその物の素姓を確認しましょう。にんじんの原産地は中央アジアのアフガニスタンで、現在のヒンドゥークシュ(ヒンズークシ)山脈で栽培されたと考えられています。東洋系にんじんは12~13世紀頃に中国に伝わり、改良されて日本にも伝わったそうです。にんじんジュース自体いつこの世に産声を上げたのか定かではありませんが、後で触れるようにがん治療に効果があるとして開発されたとも言われています。
日本では「新刊多識編」(1631年)に「胡蘿蔔(セリニンジン)」と記されていますので、少なくともその頃には伝わっていたようですね。現在主流の西洋系にんじんが日本にもたらされたのは江戸時代後期になってからで、それが明治時代以降に普及しました。
それではにんじんジュースにはいかなる効果、効用があるのか見ていきましょう。成分はビタミン類、ミネラル類の他、ファイトケミカルも含んでいます。が、何といってもβカロテンの効果はにんじんジュースの代名詞といっていいでしょう。ビタミンAの不活性型といわれるこれは、抗酸化作用を有していて、がん、特に肺がんに対する効果が報告されています。またこのβカロテンは体内でビタミンAとなります。するとどのような効果が出てくるのでしょうか。
人参に多く含まれているβカロテンは体内でビタミンA(レチノール)に変わることで皮膚の細胞の成長を助けて肌の修復が早くなります。
体内で変換したビタミンAは皮膚の免疫力をアップしたり皮脂の分泌が正常になったり肌に保湿成分や水分を蓄積できるので肌に潤いと柔らかさを出しやすいです。
女性にとって悩ましい問題のようですね。美容効果関連の最たる解決策がこのにんじんジュースにあるのかもしれません。
美しさのためとはいえ、にんじんジュースを飲むのと、ビタミン材を注射するのでは、どちらを取りますか。
βカロチンは、抗酸化作用もあるので、カロテンが紫外線による肌の老化やシミや色素沈着やシワ改善にも効果・効能があるのです。ですので人参ジュースを飲み続けていると知らない間にシミが薄くなり、シワも改善され、お肌ツルツルの美肌になると言う訳です。
”カロチン”の語源はキャロット(=にんじん)に通じているのです!
美肌効果を謳う高価なサプリメントや化粧品は星の数あれど、にんじんジュース程身近に、安く入手出来る物もそんなにないかも。
美肌効果に負けず劣らずの看板的効果がこのがん抑制効果です。特にヘビースモーカーさんはコンスタントににんじんジュースを飲まれるといいですね。
転移が伴うこともある点が怖い、がん。だからこそ積極的に向き合いたいです。
喫煙者や大酒飲みの人の血中にβカロテン量は少ないほか、ガン患者の血液中のβカロテンは健康な人よりも低く、そうした患者でもβカロテン摂取を多くするとガンが縮小し、白血球の活性が増す効果・効能も報告されています。
にんじんジュースを飲んでいれば酒、タバコはやりたい放題、とは受け止めてはいけないと思いますが。
ではお約束の、栄養効果満点!自家製にんじんジュースの作り方を見てみましょう。
ミキサーを使うと空気とにんじんジュースの触れる量が多くなり、それだけ酸化されてしまい、効果が薄れるとのことです。
にんじんジュースにリンゴを加えるのは有名、と書きましたが、それ以上に野菜ジュースの存在自体が大きく、そのヴァリエーションとしてにんじんジュースや、りんご+にんじんジュースがあるとも考えられます。しかし、ここまでにんじんジュースの方が”美肌効果”と”がん抑制効果”を明確なテーマとして打ち出していると、漠然と健康にいいと評判の本家野菜ジュースも凌駕されてるくらいの、大きな存在感を感じます。
飲み易さや栄養摂取の相乗効果もあって、にんじんジュースはアレンジも多彩。
ミキサーではなくすりおろしたにんじんジュースであれば、酸化を減らすのみならず、食物繊維もふんだんに採れて効果抜群。
最近は品種改良で、にんじん独特の味もより親しみ易くなってきているようです。お肌を気にされる方、がん対策に抗がん剤や放射線治療に抵抗を感じていらっしゃる方は、ますます飲み易くなっているにんじんジュースで、もっと若く、もっと免疫力の強い人生を送ろうではありませんか。
にんじんをすりおろすだけなので、主婦の、庶民の知恵・工夫が生かされていてとっても身近に感じます。
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