若返りのビタミン!ビタミンEの栄養効果で健康な身体をつくろう!
2015/12/02
77nana
最近では一般的になったサプリメント。健康補助食品としては優秀な効果を発揮するように作られていますが、最近では中身や効果をよく理解しないままサプリメントを摂取している人も少なくありません。今回はサプリメントを効果的に取る方法と恐ろしい副作用についてご紹介します。
サプリメントとは、食事を補う栄養補助、補給食品を全般的にさします。日本では薬事法の関係でサプリメントによる効果効能の表記は制限されています。そもそもサプリメントはアメリカが先行しており、1994年に成立した「DSHEA法」という法律によってハーブ、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養成分を1種類以上含む栄養補給のための製品と定義づけられています。通常の食事以外の形状で摂取できるものとされ、医薬品と食品の間にあるものとして、日本よりも明確にサプリメントは位置づけられています。
現在の日本では、サプリメントの明確な定義づけがなされていないため、アメリカよりもサプリメント事情としては20年も遅れていると言われています。現在の日本では、栄養補助食品に対する規制緩和や厚生労働省の基準の見直しの検討会を開催している状況です。日本でのサプリメントの歴史はまだ浅く、今後さらに法的整備が行われ、適正なサプリメント市場が構築されていくことが期待されています。
現代人の中には「新型栄養失調」と呼ばれる人が多く存在します。彼らは皆、しっかり食べているように見えても、実はとても偏りがちで、よく摂る栄養素がある一方、特定の栄養素が足りずにいるのです。そのせいで体は元気でも肌に元気がなく、ニキビができてしまったり、病気ではないのに気だるい感じが続いたりと、「なんとなく」の不調が続きます。改善されない状態があまりにも長く続くと、やがてからだの免疫力が落ちていくので、そこでウイルス感染などにかかって、寝込んでしまうほどの病気につながるケースもあるのです。ですから、偏ってしまっている栄養をサプリメントで調整するだけで、さまざまな不調が改善されるだけでなく、そうした病気を未然に防ぐことができるのです。
ダイエットは、禁煙するよりも難しいと言われており、成功するのは至難のわざです。ダイエットサプリメントとは、効率の良いダイエットをサポートするサプリメントの事で、脂肪を燃焼させたり、脂肪の吸収を阻害するなど、様々あります。摂取方法を誤ると、副作用の恐れもある栄養素もあるので、しっかり学んで、美しいボディラインを手に入れてください。
シェイプアップを実現する為に特に必要な栄養素を紹介しています。
ビタミンB1
8種類あるビタミンB群のひとつで、糖質の燃焼をサポートします。
ビタミンB2
B1と同様に、8種類あるB群のひとつで、脂肪の燃焼をサポートします。
コエンザイムQ10
脂肪や糖の燃焼をサポートします。又、脚の動脈を拡げ血流を高める事で、下半身のダイエットを促します。
クエン酸
エネルギー産出の過程で、脂肪の分解・燃焼をサポートします。
ギムネマ
糖質の吸収を阻害する働きが期待出来ます。
キチン・キトサン
動物性の食物繊維といわれており、食事と一緒に摂取する事で、脂肪の吸収を阻害する事が出来ます。
ガルニシア・カンボジア
体内で脂肪が合成されるのを抑制し、肥満を防止します。食欲抑制作用による減量にも期待出来ます。
カルニチン
アミノ酸の一種で、効率よく体脂肪を燃焼する事が出来ます。
カプサイシン
とうがらしの辛味成分で、体脂肪の分解と燃焼を促進させます。
サプリメントには摂るタイミングを間違えると効果が薄れてしまう物が多くあります。一般的には食後30分以内が効果的と言われていますが、カルシウム等が含まれる物は食後すぐだと効果が期待できないだけでなく消化不良が起きたりします。反対に、消化を助けるサプリメントは食後すぐが効果的です。また、サプリメントの飲み合わせで期待以上の効果が期待できる物もあります。例えば脂溶性ビタミンとDHAを一緒に摂ると吸収率が高く効果的です。水溶性ビタミンは1日に数回に分けて摂取することで効果が期待できます。
サプリメントは必要な栄養素を食事以外で補えるという点では健康等に効果が期待できる優秀なものです。しかし、どのような効果があり、副作用はどういうものなのかきちんと理解しておくことが重要です。どんなに効果的なものでも必ず使い方があります。自身が摂取しているサプリメントのどんな部分に効果があり、その効果はどういう場面で発揮されるかきちんと理解しましょう。必要であれば販売会社に効果や副作用について問い合わせすることも必要です。サプリメントにおいては効果ばかりが話題になりがちですが、効果にばかり踊らされてはいけません。
サプリメントの副作用。すばらしい効果を持っているサプリメントですが、過剰に摂取をしたり、特定の医薬品と同時に摂取したりすると、副作用をもたらす場合があります。皆さんは、サプリメントでご自分が摂取している栄養素はどのような特徴があり、また、どのような副作用があるのかをご存知でしょうか。ご自分が摂取している栄養素の事を知らない人が多いのではないでしょうか。上手に使えば、非常に有用な効果があるサプリメントも、使い方によっては、副作用という逆の結果を生んでしまうのです。当サイトで、ご自分が摂取している栄養素について、しっかり学んでください。
サプリの過剰摂取で思わぬ事故に!
1966~2004年まで、欧米と中国で高齢者を対象に臨床試験を行った結果、ビタミンEを1日267mg以上摂取すると、そうでない人にくらべて、8年間の追跡期間の死亡率が10%も高かったというデータが発表されました。ちなみにビタミンEが豊富といわれるアーモンドにも、100g中30㎎しか入っていないので、サプリなしにこの量をとるのは相当大変だと思います。
ただし、死亡率が高くなる原因ははっきりしておらず、ビタミンEをとりすぎたからといって死にやすいと医学的に証明されたわけではないですが、どちらにせよ摂りすぎることはよくない影響を与える可能性もあるのです。ビタミンCも、あまりとりすぎると下痢をひきおこしたりすることがあります。
サプリメントをとるときに気をつけねばならないこと
女性の場合、ホルモンバランスが関わってきます。そのため、足りない成分を過剰に摂取することで、思わぬトラブルの原因になる可能性もあります。
ろくにご飯を食べもせず、「今日もごはん食べなかったけど、サプリをいろいろ飲めばいいか」などといって、サプリを大量に飲むことだけは絶対にしないようにしましょう。毎日しっかり食事をする中で、どうしても不足しがちなものだけサプリで補うことを意識することが大切です。
足りない部分を適切に補うためには、自分には今、何が足りていて何が足りていないかを知ることが非常に重要なことです。食品に含まれる成分などに注意をして、自分が口にするものにはどんな成分が含まれているのかを、まずは少しでもいいので、気にかけるようにしましょう。
サプリメントをむやみやたらに飲めばいいというものではありません。やはり毎日の食事で食べられるものはしっかり食べることが一番の健康なのです。どうしても足りない栄養素がある場合に、サプリメントで補うことが適切です。
たとえば、ニキビができたときに、最近野菜やフルーツを食べていないなあと思ったらビタミン類のサプリメントを飲んだり、現代人に不足しがちなカルシウムをサプリで摂るなど。また、一人暮らしの人は鉄分の摂取が難しいと言われています。鉄が足りないと貧血になりやすいので、サプリメントで補ってあげましょう。このように、何が自分に足りないのか、それを見極めることがサプリメントの効果を得るには大事なことなのです。
効果を疑って摂取しても、免疫系が活性化できません。これではせっかくのサプリメントも効果が期待できません。第一印象でも、散々調べてからでもいいので「これは効果が期待できる!」と思うものを選んでください。これだけで期待以上のコカが発揮されたケースも実際に存在します。
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