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野菜の王様モロヘイヤ!その気になる栄養と元気になるレシピ♪

野菜の王様と言われるほど栄養価の高いモロヘイヤ。体に良いことは間違いありません。でもその栄養について、もっと詳しく知りたくはありませんか?そしておいしい食べ方は?実は知っているようで知らなかったことがいっぱい!今回はモロヘイヤの栄養についてご紹介します。

モロヘイヤってどんな野菜?

モロヘイヤはアラビア語

シマツナソ(縞綱麻、Corchorus olitorius)はアオイ科(従来の分類ではシナノキ科に分類されていた)の一年生草本。別名をタイワンツナソ、ナガミツナソ、ジュート。 近年は食材(葉菜)としても流通するようになり、モロヘイヤ(アラビア語: ملوخية‎‎ ; mulūkhīya[2]、「モロヘイヤ」の発音はエジプト方言による)の名でよく知られるところとなっている。

出典:https://ja.wikipedia.org

モロヘイヤは昔から栄養価の高い野菜と考えられていた

原産地はエジプトといわれ、クレオパトラも好んで食べていたとか。現在では、どこのスーパーでも手に入るポピュラーな野菜ですが、日本で本格的に栽培が始まったのは、ほんの十数年前のこと。健康野菜として取り上げられ、栽培が簡単なことから種をもらって自宅で育てたことがある人も多いのではないでしょうか。

出典:http://www.yc.zennoh.or.jp

モロヘイヤには、エジプトの王様が病になった時、モロヘイヤのスープを飲んだら、全快したという言い伝えがあるそうです。栄養価に関する知識のない時代にもそれ程、体を元気にすると考えられていました。モロヘイヤは、それくらい栄養価の高い野菜なのですね。

モロヘイヤの栄養成分

モロヘイヤ100g当たりの栄養成分

モロヘイヤのカロリーは100g(1袋)で38kcalのカロリー。モロヘイヤは100g換算で38kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は210.53g。炭水化物が多く6.3g、たんぱく質が4.8g、脂質が0.5gとなっており、ビタミン・ミネラルではビタミンKとビタミンAの成分が高い。

出典:http://calorie.slism.jp

モロヘイヤは「野菜の王様」

見た目も似ていて栄養豊富とされているほうれん草と比べても
ビタミンAが約2倍、カルシウムは約5倍、ビタミンBも約2倍と
モロヘイヤの方が豊富な栄養を含んでいるのがわかります。

出典:http://geinou-ura.com

モロヘイヤに多く含まれる栄養は他の野菜と比べても飛びぬけています。
豊富なビタミンは、免疫力や抵抗力を強化し生活習慣病などにも効果があります。
また他の栄養では、ミネラルもたくさん含まれ、カルシウムは骨を丈夫にしてくれます。さらに、カリウムはむくみ解消、水分、ナトリウムの排出を助け、血圧を安定させる働きがあります。

さらにモロヘイヤの栄養成分にはムチンが含まれます。モロヘイヤを刻んだ時に出てくるぬるぬるがムチンです。ムチンの栄養の働きは、消化酵素としてタンパク質の分解や吸収を助けます。

気をつけよう!モロヘイヤの食べてはいけない部分

非常に栄養価の高いモロヘイヤですが、毒性を持つ部分があるので注意しなくてはいけません。

このモロヘイヤの実の部分に毒が含まれます。

この果実は毒性があり、食用に適さない。種子には強心作用のあるステロイド類のストロファンチジン という強心配糖体を含み、摂取すると鬱血性心不全を起こし、死亡することもある。平成8年10月ウシでの死亡例がある。通常食用にする葉などには含まれない。

出典:https://ja.wikipedia.org

 但し厚生省の検査で、人が食用にするモロヘイヤの葉には毒成分が含まれないことが確認されていますので、葉の部分は安心してお召し上がり下さい。

出典:http://blog.livedoor.jp

モロヘイヤの毒の成分は若葉にも微量、含まれていると報告されています。また、花や太い茎も食べないようにしましょう。
ただし、市販されているモロヘイヤは若葉ではなく、成熟した葉のものですので、毒性はありません。モロヘイヤを家庭菜園をする場合には厳重に注意しましょう。
高い栄養成分のモロヘイヤを安心して食べるために、覚えておかなくてはいけないことですね。

モロヘイヤのゆで方

高い栄養価を持つモロヘイヤですが、ゆでる際には下処理が必要です。おいしく食べるためのモロヘイヤのゆで方についてご紹介します。

まずモロヘイヤをさっと洗ってから、茎についた葉っぱをちぎり、穂先の葉っぱも(葉のまとまっている)付け根からちぎります。 この段階で、茎だけ、葉っぱだけ、の状態に分けておきます(ゆでるときのゆで時間が異なるためです)


次に『食べられる茎』の部分を切り分けます。 基本的には『茎の穂先側の半分から2/3くらい』はゆでて美味しく食べられる部分ですので、その部分を切り取り食べやすい長さに切ります。 残りの茎は筋が硬いので捨ててください。特に下1/4くらいが筋っぽいです。

出典:http://www.sirogohan.com

たっぷりお湯を沸かして、なめてしっかり塩気を感じるくらいに塩を入れたお湯でモロヘイヤをゆでます。 ゆで時間は、茎が1分、葉っぱが20秒を目安にしてください。
※タイマーを1分かけておき、時間差で茎⇒葉っぱの順でゆでるとよいです!

茎を入れて、40秒たったら葉っぱを加え、箸で軽く沈ませます。残り20秒ほどゆでたら、ざるに上げて冷水にとって熱をとります。

出典:http://www.sirogohan.com

ゆでたモロヘイヤは、そのままお浸しにしてもおいしいです。手軽にモロヘイヤの栄養が取れますね。

モロヘイヤのおいしいレシピ

モロヘイヤとトマトの冷たいスープ

モロヘイヤの栄養にトマトの栄養が合わさり、体にうれしいこのレシピ。なんと、一人前のカロリーが僅か24kcalなのです!ダイエット中にもおススメですね♪

栄養満点*モロヘイヤとオクラの長芋焼き

ねばねば食材で栄養満点のメニューです。粘りがある食品が苦手な方も、焼いてあることで食べやすくなる効果もあります。
オクラの栄養にはベータカロチンが含まれ、抗発がん作用を有しています。長芋も非常に栄養価が高く、ミネラル、ビタミンを豊富に含み、また、消化酵素が消化吸収を助けます。
まさに、栄養価が豊富な食材を合わせてあるスペシャルレシピですね!

鶏の唐揚げ モロヘイヤソース

お浸しや、スープなど、副菜のイメージが強いモロヘイヤですが、こちらのレシピならどーんと主菜になります。モロヘイヤの栄養がたっぷりで、スタミナがつきます!

まとめ

いかがでしたか?モロヘイヤにはすばらしい栄養が含まれているのですね。
この栄養価をぜひ日々の健康維持に役立てたいですね♪
モロヘイヤは鮮度が落ちるとかたくなってしまいますので、栄養価を十分にとるためには、買ってからなるべく早く食べましょう。でもすぐには食べられないときには、ゆでた後、小分けにして冷凍しておくこともできます。こうすれば、いつでもモロヘイヤの栄養を取ることができますね!

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