若返りのビタミン!ビタミンEの栄養効果で健康な身体をつくろう!
2015/12/02
77nana
リコピンといえば有名なのがトマトですが、リコピンは加熱しても栄養効果を失くさず脂溶性で油や牛乳などとも相性が良く、調理しやすい優秀な栄養素です。ここではそんなリコピンの健康効果、美肌効果、ダイエット効果についてご紹介致します!
リコピンはカロテノイドの一種であり、トマト、すいか、ピンクグレープフルーツなどに含まれている赤色の天然色素です。
カロテノイドとは、植物が自らの身を守るために蓄える天然の色素成分の総称であり、赤色、橙色、黄色などを示す色素です。
カロテノイドはカロテン類とキサントフィル類に分類され、リコピンはカロテン類に属している栄養素です。
有名なトマトを始め、リコピンは様々な食材に含まれています。
赤い=リコピンと考えると覚えやすいです。ナスの皮にもリコピンが含まれているそうですよ!
可食部分100g中のリコピンの含有量は次の通りです。
・ミニトマト 8.1mg
・スイカ 3.2mg
・グレープフルーツ 3.2mg
・トマト 3mg
・柿 0.7mg
リコピンの1日の摂取量は15mgと言われているので少し大変な量です。
毎日続けたい方はサプリメントなどを使用するのも良いですね。
かたよった食事や飲酒、また過度の運動などで体内の活性酸素が増えると、細胞が傷つけられてしまいます。いってみれば、増えすぎた活性酸素が細胞にいたずらし、「体をサビたような状態」にしてしまうのです。それがガン細胞のできる一因になったり、動脈硬化などの生活習慣病のきっかけになったりするといわれています。リコピンはこの活性酸素を消し去って、生活習慣病から私たちの身体を守ってくれるガードマンのような働きをしているのです
働いているとなかなか健康のために運動したり食事したりすることが難しくなります。
そんな生活習慣病から身体を守る効果のあるリコピンはぜひ頼りたいところです。
リコピンの効果といえば、何といってもβ-カロチンの2倍、ビタミンEの100倍ともいわれる強い抗酸化作用です。
抗酸化作用とはガンや動脈硬化など、生活習慣病の原因となる活性酸素を抑えるはたらきです。
また、細胞のガン化を防ぐ役割を持つ遺伝子を活性化させるはたらきもあります。
なんと抗酸化作用の高いビタミンEの100倍強い抗酸化作用の効果があるリコピン。
トマトが身体にいいと言われる理由がよくわかります。
抗酸化作用は病気から身体を守る効果を持つ頼もしい味方。
肥満、美肌にも効果があり女性に嬉しい栄養素ですね。
a.皮膚の組織に蓄積された「リコピン」は、紫外線によって皮膚で発生する活性酸素を消去する。
b.「リコピン」は、メラニンの生成に必要な酵素「チロシナーゼ」の量を減らしたり、活性を弱めたりする。
お肌の敵、紫外線から守ってくれるリコピン!日傘や日焼け止めも良いですがトマトやスイカを食べて内側からキレイになりませんか?
リコピンはシミの原因となるメラニンの生成を抑えてくれるだけではなく、シワから肌を守ってくれます。肌のリコピン濃度が高い人ほどシワとたるみが少なく、肌のキメが細かいという報告が、数多く存在しているそうです。
外国の研究でリコピンを多く摂取している人は若々しいという発表が数多くあります。
リコピンの老化防止効果は女性には特に嬉しい効果ですね!
リコピンの美肌効果は科学的にもお墨つきであるわけですが、1日に必要な摂取量は15mgとなっています。
リコピンで美肌効果を実感したいということであれば、1日に普通サイズのトマトを3個ほど食べる必要があります。
そして、効果を期待するまでには、最低3カ月は必要量の摂取を続ける必要があります。
トマトを食べることは習慣化することをおすすめします。
毎日3つのトマトを食べ続けるのはなかなか大変です。
ジュースで代用しても良いですが、ジュースには塩分が含まれる為摂りすぎにご注意ください。
血液がドロドロになる原因は体内にある悪玉コレステロールです。悪玉コレステロールは中性脂肪などが原因で増えているのですが、これをリコピンが除去する作用があります。
その結果、血液がサラサラになり、新陳代謝が高まるので、痩せやすい身体に変わります。こうしたことを通じて、ダイエット効果が得られるということです。
上記の強い抗酸化作用によりダイエット効果もあります!
特に夕方から夜にかけて摂取すると効率良くリコピンが吸収されます。
さて、美しくやせるためには、毎日どれくらいのリコピンを摂取すればいいのでしょうか。数値としては、リコピンは1日15mg摂取してください。これをトマトに換算すると、やや大きめのトマトで2〜3個分になります。最近は年中トマトが手に入るとはいえ、毎日食べるのは少し大変ですよね。 そこでトマトジュースの出番になるのですが、メーカーによってリコピン含有量には違いがあります。購入する際には成分ラベルをよく確認するようにしてください。
どんな食材も急に痩せることはありません。毎日こつこつとがんばって続けましょう!
リコピンは過剰摂取しても害のない素晴らしい栄養素です。
もっと手軽にトマトダイエットを始めたい方に、おすすめの方法があります。
市販のトマトジュースでも、同じようにダイエット効果が得られます。
1回200ml飲む。
食事の前に飲む。
飲み過ぎは、お腹の調子を崩してしまいますので、既定の量を飲むようにしてください。
生トマトを食べるのと同様に、食事の前に飲むのがベストです。
食前が難しい場合は、食事中に飲みましょう。
やはり簡単な方法なのがトマトジュースです。
コンビニやスーパーでも手軽に手に入るのがうれしいですね。
朝にシリアルと牛乳、トマトジュースを一緒に摂ることもおすすめです。
いかがでしたでしょうか。トマトを毎日食べ続けることで身体にリコピンを蓄積することができます。リコピン濃度を高くしておき、活性酸素から身体を守り健康で美しくなりましょう♪
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