美味しいだけじゃない？定番のキムチ鍋のカロリーと驚きの栄養効果

キムチ鍋は韓国で良く食べられる料理で、白菜キムチが味付けの主体になっている鍋料理です。本来韓国で食べられているキムチ鍋はキムチと肉類を炒め、そこに肉などでとっただし汁を注ぐという調理法で作らています。味を調えるのに加える調味料は醤油、塩、唐辛子というのも韓国で食べられているキムチ鍋の特徴です。
日本でも最近は定番の鍋に仲間入りしているキムチ鍋ですが、キムチと肉を炒めるものが少なく、最初から煮込む調理法が多く追加する調味料も味噌を加えることがあります。今回はそんなキムチ鍋のカロリーを中心に栄養価やダイエット効果をまとめました。

鍋料理は好きな具材を好きなだけ取り分けて食べる料理なので、1人当たりのカロリーが把握しにくい料理です。具材によってカロリーも変わるのも特徴です。
具材によって変動はしますがカロリーの目安としては、一番カロリーが低い鍋料理は1人分が100kcal前後の湯豆腐です。牛脂や卵や砂糖が入っていて一番カロリーが高い鍋はやはりすき焼きです。1人分のカロリーは900kcal前後になります。
カロリー値だけみるとキムチ鍋は鍋料理の中ではちょうど中間に位置するカロリーになります。

唐辛子に含まれるビタミンA、C　、カプサイシン、ニンニクに含まれるアリシン、スコルジニン、キムチのカルシウム、カリウム、ミネラル、各種ビタミン、たんぱく質、消化酵素、乳酸菌、食物繊維など、バランス良く様々な栄養素が含まれています。

キムチ鍋を食べることで、唐辛子による美肌効果と代謝アップ、ニンニクによるスタミナアップ、キムチによるデトックスが見込めます。

鍋料理は野菜と肉や魚が一緒に摂れるバランスの良い料理です。食べ過ぎないことにさえ注意すれば、カロリーコントロールが出来ます。食物繊維やたんぱく質やビタミンが一緒に摂れて調理が簡単というメリットがあります。
キムチ鍋は唐辛子のカプサイシンが体を温める効果がある為に、冷え予防にもなります。しょうがやニンニクを加えることで、更に効果アップが期待できます。冷えを取ることで代謝が上がり脂肪がつきにくくする効果があります。

キムチ鍋の味の基本は白菜キムチです。ピリっとした味付けはどんな具材とも相性が良いので、入れる材料次第でカロリーダウンが出来るというメリットがあります。
キムチに代謝を上げてデトックス効果があるので、出来るだけカロリーダウン出来ればダイエットにピッタリの鍋料理になります。
豚肉を白身魚と豆腐に変えて、野菜に低カロリーで食物繊維たっぷりのきのこを加えるだけでもカロリーダウンします。キムチ鍋の最後の締めはインスタントラーメンという場合は白滝に変えても美味しいのでオリジナルのカロリーダウンレシピを考えるのも楽しいです。

キムチ鍋をする時にキムチ鍋用スープや出汁を使うと味付けが簡単で手軽に出来ます。
市販のスープを使う時も白菜キムチを加えることで、低カロリーでデトックス効果のある鍋になります。味が良くなるだけでなく、発酵する過程で生まれるキムチの栄養素が摂取できるダイエットにピッタリな鍋になります。
キムチだけで味付けが難しい時は、味付用ではなく鍋の具材の1つとして白菜キムチを加えることがお勧めです。

キムチ鍋は味が濃く食が進むので、ご飯とセットにするとカロリーが上がりますね。キムチ鍋は麺との相性も良く、メニューによっては最初からうどんやラーメンが入っているものもあります。それにご飯をセットにすると、炭水化物の摂りすぎになってしまいダイエットには向きませんね。
キムチ鍋は具材によってカロリーが調整できるメニューなので、外食でキムチ鍋をオーダーする時は具材をチェックすると良いでしょう。
カロリーダウンするためにはセットはご飯ではなく豆腐やサラダにしてみるのもお勧めです。

デトックス効果の高い発酵食品のキムチが入ったキムチ鍋は美容と健康に抜群のバランスの良い鍋ですね。
ピリッとした味が食欲をそそりご飯や麺が進んでしまうのと、お肉や魚介類との相性が抜群で色々な味を楽しめてしまうので、量のコントロールに強い意志がいる料理です。しかし、どんな食材を入れても美味しいキムチ鍋は、具材次第でいくらでもカロリーダウン出来る万能鍋です。

お腹いっぱい食べてもカロリーが低く、美味しくデトックスできるキムチ鍋はダイエットも楽しく出来そうです。