ヘルシーおいしー♡旨味たっぷりのたらで美味しくカロリーオフ!
2016/02/27
Nijiko
こんにゃくは低カロリー食品の代表です。沢山の量を食べればその分満腹感も得られて、ダイエットには欠かせない食品といえるでしょう。しかし、低カロリーは魅力的でも、ビタミン・ミネラルなどの栄養素のほとんど無いこんにゃくでダイエットをするには少しコツがいるようです。
こんにゃくが一般に知られ常食化したのは鎌倉時代以降と思われます。たとえば「庭訓往来」(1330年)と言われる当時の教科書には、こんやくをたれ味噌で煮て、唐伝来の間食をしたと記されています。室町時代には点心(菓子や間食、軽食)として利用され、戦国時代には豆腐や納豆とともに食用として食べられていました。しかし庶民の食品として広く普及したのは江戸時代からで、詩人として有名な松尾芭蕉もこんにゃくを好んで食べたと言われ、詩にもうたわれています。
こんにゃくのカロリーは100gで7キロカロリー、300g(1枚)で21キロカロリーで、低カロリー食品と言っていいでしょう。ヘルシーで腹持ちもよいです。
こんにゃくには、他の食品と違ってエネルギー源となる成分やビタミン、ミネラルなどが含まれていません。しかし、こんにゃくを食べるメリットにはカロリーが低いことだけでなく、豊富な食物繊維であるグルコマンナンや骨や歯を強くするカルシウムが含まれていることが挙げられます。働きとしては、生活習慣病の予防、便秘解消、骨粗鬆症の予防です。
こんにゃくを食べるのは夕食の30分前がベスト。
食事をする30分前に、200mlの水を飲みながら、200g(一般的に1パックは、板こんにゃくの場合220~250g、糸こんにゃくの場合180~220gほど)のこんにゃくを食べます。こんにゃくには、物繊維が豊富に含まれており、食物繊維が水分をよく吸収します。
水を吸収した食物繊維は、お腹の中で膨らむため、満腹感が感じられ、食べ過ぎを防止することができます。
これは、3食の食事のうち、1食で結構です。
刺し身こんにゃく、煮物など、お好きな食べ方で飽きないように続けるのがコツです。あまりに油っこいものや、ほぼ食事のメインになりそうなものではなく、低カロリーなスイーツなどにアレンジするのもおすすめです。
3食中1食はメインメニューにこんにゃくを
1食のメインメニューを、こんにゃくを使ったものにします。例えば、糸こんにゃくを使った塩ラーメンやパスタ、うどん、こんにゃくを使った唐揚げなどのように、1食の食事をこんにゃくに置き換えます。
1日の中でも一番摂取カロリーを抑えたい、夕食で、こんにゃくのメニューを取り入れると、ダイエットの効果が最も得られるので、おすすめです。
【和食】こんにやくの黄金焼きのカロリー
80キロカロリー・1人前
【洋食】こんにゃくハンバーグのカロリー
410キロカロリー/1人前
【デザート】つぶこん入りミルクゼリーのカロリー
95キロカロリー/1カップ
【中華】糸こんにゃくの中華サラダのカロリー
183キロカロリー/1食分
4食のこんにゃく料理のカロリーを比較してみました。ハンバーグはとてもカロリーが高いですが、こんにゃくを代用しなかった場合のカロリーは600キロカロリー以上です。こうしてみるとこんにゃくを使うことで、200キロカロリー近くのカロリーを抑えることができます。味が濃く、多くの人に好まれる洋食はダイエットには不向きなようですが、こんにゃくを使えばカロリーを抑えられますね。その他の3食も200キロカロリー以下で特に和食は低いですね。こんにゃくを使うときは和食を中心に、200キロカロリーを基準に献立を考えていくといいと思います。
ダイエット中は、食欲との戦いです。低カロリー食品というのはもちろん、「食べた」という満足感が続けられるキーポイントになります。こんにゃく・寒天は多くが水分でありながら、固形のしっかりした食感があります。こんにゃくの主成分である食物繊維が多く水分を含んで膨らみ、満腹中枢が刺激されます。しかし、ほどんど栄養の無いこんにゃくは調理方法を工夫する必要があります。材料の一部をこんにゃくにしたり、料理にこんにゃくを足すなど、こんにゃくだけで食べるのではなく、ほかの食材と一緒に食べるようにしましょう。そうすることでカロリーを極力抑え、また減らし、満足のいく料理を食べることができ、毎日続ければ体重計に変化も訪れるかもしれませんね。
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