かりんとうの素敵な効能を知ろう!かりんとうのカロリー&各種比較
2016/04/16
toro_yuki
カロリーが高い落花生は食べ始めると止めるに大変です。どうぞ食べる量には気を付けてください。高カロリーですが健康や美容に効果がある栄養成分を含有しています。そして生活習慣病などが気になる場合は薄皮付きの落花生を食べることをおすすめします。
落花生の花
落花生の花
落花生はマメ科ラッカセイ属の1年生草本、原産は南米です。落花生という名は花が落ちて土の中に実ができる為との事です。日本には江戸時代に中国などを経由し伝来したという説が主流です。
日本の落花生の生産は千葉県や茨城県などが有名です。落花生の栽培には関東の土地(関東ローム層)での生産が適しているようです。
落花生は食物アレルギーの可能性がでる食品です。落花生に対して食物アレルギーがある方は充分に注意してください。
落花生は粒の大小で大粒種、小粒種に、草型で立性種、中間種、伏性種と分けられ、品種でバージニア、スパニッシュ、バレンシア、タイプ間混雑種などがあります。
国内では東北地方と北海道以外で栽培されていますが、主に千葉県、茨城県、鹿児島県などの生産量が多いです。
アズマユタカ、ダイチ、土の香、ふくまさり、アズマハンダチ、サチホマレなど多数の品種があります。下記に代表的な品種を記しました。
郷の香(大粒種、バージニアタイプ、立性種)
1995(平成7)年にゆで落花生用に改良された品種で、新鮮なモノを加工しゆでた郷の香は常温で保存できるので人気がある品種です。
中手豊(大粒種、バージニアタイプ、立性種)
千葉県八街市の落花生試験所が1979(昭和54)年に栽培し、品種として認定されています。早生種のために早く収穫できます。
千葉半立(大粒種、バージニアタイプ、中間種)
1953(昭和28)年、奨励品種となり千葉県では歴史ある最高の品種です。半立という名は、横に伸長する種類と、上に伸長する種類の落花生から作ったもので、この名が付いたとのことです。
未熟な落花生・生 可食部100グラム エネルギー 295キロカロリー
乾燥した落花生 可食部100グラム エネルギー 562キロカロリー
落花生1粒当り 0.5グラム エネルギー 3キロカロリー
高カロリーの落花生の摂取量には気を付けてください。栄養的に生活習慣病や美容に効果がありますが、粒で食べる場合は量を決めて摂取することをおすすめします。
バターピーナッツ
バターピーナッツ 100グラム 592キロカロリー
バターピーナッツ 10粒 9グラム 53キロカロリー
バターピーナッツのカロリーです。ビタミン類やミネラルは含有し、塩味のために料理にも使用可能です。
落花生 殻付き2.2グラム (中1コ)
落花生のカロリー 可食部100グラム 585キロカロリー
落花生1粒(殻付き2.2グラム 中粒) 可食部1.6グラム 9キロカロリー
落花生1粒(殻付き3.3グラム 大粒) 可食部2.5グラム 15キロカロリー
落花生2粒(殻付き5グラム) 可食部3.5グラム 20キロカロリー
落花生4粒(殻付き10グラム) 可食部7グラム 41キロカロリー
落花生(殻付き20グラム) 可食部14グラム 82キロカロリー
落花生(殻付き30グラム) 可食部21グラム 123キロカロリー
落花生(殻付き50グラム) 可食部35グラム 205キロカロリー
落花生(殻付き100グラム) 可食部70グラム 410キロカロリー
落花生(中国産)10さや 1さや平均2.4グラム 可食部18グラム 105キロカロリー
落花生(国産)10さや 1さや平均2.4グラム 可食部17グラム 99キロカロリー
落花生(一掴み)29グラム、可食部20グラム 118キロカロリー
落花生 一粒 0.5グラム 3キロカロリー
落花生のカロリーは5g(ピーナッツ10粒)で28kcalのカロリー。落花生は100g換算で562kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は14.23g。脂質が多く2.38g、たんぱく質が1.27g、炭水化物が0.94gとなっており、ビタミン・ミネラルではモリブデンとビオチンの成分が高い。
乾燥した落花生 100グラム 主な栄養価
エネルギー562kcal たんぱく質25.4g 脂質47.5g 炭水化物18.8g
飽和脂肪酸8.41g 不飽和脂肪酸36.4g 食物繊維4.1g
カロテン6μg ビタミンE10.9mg ナイアシン17.0mg パントテン酸2.56mg
カリウム740mg カルシウム50mg マグネシウム170mg リン380mg 鉄1.6mg
(五訂日本食品標準成分表)
落花生は非常に高カロリーな食材です。乾燥したピーナッツで100グラム、562キロカロリーです。一日の活動量が多い方には、少ない分量でエネルギー補給ができますが、通常の生活をしている方は、エネルギー過多になりますので粒数などを決めて食べましょう。
落花生がおつまみとして使われるのには理由があるようです。落花生の栄養素ナイアシンがアルコールの代謝をする酵素の補酵素の効果を担っています。
落花生の不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸)が含有されています。
このオレイン酸には、コレステロールを抑える作用があるようです。またリノール酸も、血中のコレステロールを抑える作用があり必須脂肪酸になります。子供の発育に必要な成分でもあります。
落花生のビタミンEは体内を活性酸素を抑える働きがあります。生活習慣病の予防や体の血行などを良くする働きを行います。
ピーナッツはタンパク質も豊富です。
タンパク質をつくるアミノ酸に豊富に含まれるアルギンは
血行を促し、ビタミンEなどと共に冷え性を予防します。
またビタミンEは、優れた抗酸化作用があり、美肌効果や老化防止に役立ちます。
落花生、薄皮をつけたままピーナッツの食べると「レスベラトロール」という栄養成分が摂取でき体に良いとされています。レスベラトロールとは、薄皮の色からも分るようにポリフェノールの仲間で、抗酸化の力が強いとされています。
レスベラトロールは動脈硬化など生活習慣病に有効とされています。
・落花生は殻をむくと酸化が始まるので、殻がついているものが良いでしょう。
・落花生は殻をむいたものはなるべくお早目にお召し上がりください。
・殻つき落花生も冷蔵庫での保存がおすすめです。
落花生の花
落花生、ピーナッツ1粒は3キロカロリー程です。ピーナッツの多量摂取はエネルギー過多になる可能性があるので適量の摂取をお願いいたします。
落花生は高カロリーですが栄養的には優れており、間食の適量は落花生10さや程がおすすめです。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局