野菜サラダだからカロリーは気にしない!なんて大間違いです。要注意
2016/02/22
akiko28
昔から親しまれているかりんとうですが、カロリーが高くてダイエットには遠慮しがちですね。しかし、今は健康食品としても考えられるほどの栄養価があり、工夫次第でカロリーを抑えながら美味しく食べることもできるのです。各種かりんとうのカロリー比較も参考になりますよ。
かりんとうの歴史は諸説ありますが、奈良時代に遣唐使がわが国に持ち帰った唐菓子の中に小麦粉、餅などを油揚げしたもので「かん餅」という菓子が、かりんとうの起源と言われています。
その後、京都を中心に高級菓子として発展していきますが、江戸時代では庶民のためのかりんとうが創作されて売り歩き、庶民にも親しまれるようになったそうです。
しかし、江戸時代末まで白砂糖は上菓子にしか使うことを認められていませんでした。現在の黒砂糖のかりんとうが使われるようになったのは、明治8年の浅草仲見世の飯田屋が黒砂糖をつけたものを売り出したのが始まりと言われています。
また、黒砂糖は白砂糖よりも日持ちがよいため、風味の他にも酸化防止のためにも用いられたとか。
かりんとうのカロリーは63.15g(小鉢一杯)で197kcalのカロリー。
かりんとうは100g換算で312kcalのカロリー。
炭水化物が多く33.65g、脂質が5.21g、たんぱく質が3.13gとなっており、ビタミン・ミネラルではモリブデンとセレンの成分が高い。
意外にもミネラルを含んでいますし、サトウキビの自然の甘さなので健康にも良い感じがします。
カロリーは、揚げる油の量が関係しているため高めですが、調節次第でカロリーを抑えることもできそうです。
ダイエットの際にはカロリーがどうしても気になりますが、かりんとうでもカロリーを抑える工夫がきっとあるかと思います。
ダイエットを考えている方には、甘いものは厳禁に考えがちです…。しかし、実は逆効果です。
カロリーを控えることもダイエットにつながりますが、糖分は脳の必要不可欠な栄養分です。逆に糖分が不足すると、脳のストレス元になるためむしろ糖分を補給する必要があります。
かりんとうはある程度カロリーはありますが、ヤセるための味方にもなるのです。
かりんとうをカロリーオフにするポイントとして、無糖の飲み物と一緒に食べることが挙げられます。
トクホなどで出ている飲み物には脂質や糖質の吸収を制限する働きがあります。必ず、先に多飲む事で効果が期待できます。
また、かりんとうを自分で作ってしまえば、使う油や甘さの調節も可能です。使用する油を抑えればその分カロリー軽減になります。
カロリーを多少なりとも気にならない環境はダイエットのストレスにもつながりますね。
かりんとうの原材料として、黒砂糖が用いられていますね。
昔から沖縄地方では、そのままの黒砂糖を食べたり、さとうきびの汁が飲まれています。実は、黒砂糖は他の精製された砂糖と比べ、ミネラルが多く含まれているため成人病予防の健康食品として見直されています。
一見カロリーはが高そうで遠慮がちな黒砂糖ですが、含まれるミネラルは身体の維持や、活性させる大切な役割を担っているのです。
モリブデンは、必須ミネラルの一つで、糖や脂質の代謝に関わるミネラルです。
・貧血を予防
・肝臓や腎臓の酵素の働きを助ける
・糖質、脂質の代謝の補助
・銅の排出を促進
・神経を正常化
・造血作用
・食道ガンを予防
モリブデンの体内での吸収率はミネラルの中でも高く、
食品に含まれるモリブデンの約75%が体内で使われます
体内に10~13mgほどしか存在していませんが、タンパク質と結合して、カラダに吸収されやすいのが特徴です。
・がんの予防効果や老化を防止
・有害物質の毒性を軽減させる効果
三幸製菓 ミルクかりんとう
内容量:110g
カロリー:112kcal
ミルクかりんとうは、なんといっても軽いサクサク感が終始味わえることが特徴です。
カロリーも割と低めで、食べやすいですね。
常盤堂製菓 播州駄菓子
内容量:240g
カロリー:504kcal(100gあたり)
4種類の懐かしい素朴な味のかりんとうです。カロリーは高めですが、食感は堅めで食べごたえがあるので、ゆっくり食べれば満腹感を得やすいです。
麻布かりんと
カロリー:440kcal(100gあたり)
色々な味のかりんとうとオシャレな袋が見て楽しめます。
カロリーはほどほどありますが、1袋ずつ小分けされているため、食べる量がわかりやすいですね。
トップバリュー 野菜かりんとう
内容量:65g
カロリー:317kcal
かぼちゃやゴボウなど、野菜の味をしっかりと感じることができるかりんとうです。
カロリーも控えめで野菜の栄養価も一緒に摂ることができる身体に優しい一品ですね。
かりんとうはカロリーが高くて遠慮しがちですが、黒糖に含まれるミネラルは成人病予防にもつながる素晴らしい効能があり、健康食品としても注目されています。
また、今は黒糖だけではなく、野菜や牛乳味など様々な味のかりんとうもありますね。中にはカロリーも低いものもありますし、食べごたえのある硬さのものもあるため、工夫次第でかりんとうをダイエットにも活用できるかと思います。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局