酸味と甘みが美味しい魅力のオレンジ。気になるカロリーをご紹介！

オレンジは、「ミカン科ミカン属」の柑橘であり、インドのアッサムが原産とされている果物です。現在、日本で流通しているオレンジのほとんどはアメリカからの輸入物が多くを占めています。ですが、日本でもオレンジは栽培されていて、「ネーブルオレンジ」や「タロッコオレンジ(ブラッドオレンジ)」が小量作られているんですよ。

主な種類として、バレンシアオレンジとネーブルオレンジ、ブラッドオレンジの３種類があり大きな違いとしてはまず、バレンシアオレンジは果汁を絞ったジュースの劣化が遅く、加熱しても味が安定しています。それに対しネーブルオレンジは、果汁の劣化が早く加熱すると味も悪くなりやすいという特徴があります。

ブラッドオレンジは、「アントシアニン」を多く含んでいるという特徴があり、果肉・果汁が紅い色をしています。ジュースとして用いられることも多いようです。

さらに、バレンシアは夏の柑橘類ですが、ネーブルは寒い季節の柑橘であるという圧倒的な違いがあるのです。外見で見分けたい場合は、果頂部を見ましょう！バレンシアは普通の蜜柑のように茶色い点になっていますが、ネーブルは写真のように丸い臍のような形になっています。

サラダやゼリー、ケーキにチョコレートにも相性抜群な「オレンジ」。オレンジはいつが美味しい時期なのか知っていますか？

国産のネーブルオレンジは12月初旬～下旬にかけて収穫され、収穫後は一旦貯蔵されます。その後、2月～4月にかけて次々と出荷されていくのです。タロッコオレンジの場合は2月下旬に収穫されたのち、貯蔵され、出荷は3月中旬から下旬に出荷されていきます。こういったことから、国産オレンジの旬の時期は3月頃と言えるでしょう。

輸入物であるアメリカのバレンシアオレンジは、カリフォルニアでは6月～11月にかけて収穫され、フロリダでは6月、南アフリカでは5月～6月にかけて収穫されているのです。一方のネーブルオレンジの場合は、12月～3月まで収穫されたのち、出荷されていきます。こういったことからバレンシアは5月～9月が旬となり、ネーブルは１１月～3月までが旬と言えるのです。

オレンジのカロリーは品種によって若干の違いがあります。
バレンシアオレンジの場合は、100g当たり39キロカロリー。数字で見ると結構低カロリーな果物ですよね。

バレンシアオレンジのカロリーと比べるとネーブルのほうが若干カロリーが高いんです。ネーブルオレンジは酸味と甘みのバランスが良く味も濃いため、バレンシアに比べてカロリーが高いのだと考えられます。ですが、両方とも他の果物と比べると低カロリーな果物であると言えるのです！

オレンジを生のまま食べる事も多いですが、オレンジジュースとして口にすることも意外と多いものです。そこで、市販のオレンジジュースのカロリーを一部ですが調べてみました！買い物のときなどにお役立てください。

お子さんが飲んでいるのをよく見かけますよね♪
ミニッツメイドオレンジジュースのカロリーは、100mlあたり53キロカロリーとなっています。

濃縮還元100％のジュースで、そのカロリーは100mlあたり51カロリーとなります。

果汁20％を使用した、変わらずずっとあるオレンジジュースです。アサヒ飲料株式会社が出しているもので、そのカロリーは100mlあたり43カロリーと比較的低カロリーです。

濃縮還元100％のジュースで、そのカロリーは91キロカロリーとちょっと高めです。雪印メグミルク株式会社が出している商品です！

オレンジには身体の代謝を促す「ビタミンB群」がとても豊富に含まれているのです。この代謝を促す栄養素が、ダイエット効果があると言われる理由なんですよ！ただし、オレンジジュースは加工され果糖等が加えてありますから、あまりお勧めはできません。

生のオレンジのカロリーと、ジュースとして加工されたものではカロリーに結構な違いがあります。オレンジが使われているからといって安易に飲んでしまうと糖分を多く摂取することになるので注意しましょう。生のオレンジならば、低カロリーですのでおやつに食べても安心ですよ！