2016/04/29
hiro1439
もずくって、ヘルシーなイメージがあるけど、どんな効果があるのか知っていますか?今回は、もずくの健康・美容・ダイエット効果を紹介します。こんなにもたくさん健康効果が期待される食品ってあるのでしょうか。毎日もずくを食べて、驚きの効果を実感してみませんか?
もずくって種類があるって知っていますか?スーパーでよく見かけるもずくは、「オキナワモズク」と言われる『太もずく』で、コリコリッとした食感が特徴ですが、つるつるっとしたのど越しの『糸もずく』も美味しいですよね。どちらのもずくも、カルシウムなどのミネラルやフコイダンやアルギン酸といった食物繊維が豊富で、美容効果・健康効果が注目されているんですよね。
のど越しツルツル『糸もずく』
シャキシャキ食感『太もずく』
海藻は、昔から体に良いといわれています。もずくもやはり、ヘルシーなイメージがつよいですね。でも、・・・もずくの健康効果は他の海藻とどう違うの?と思いませんか。もずくの栄養成分を調べてみました。
沖縄もずく(塩蔵・塩ぬき)の栄養成分
エネルギー 6Kcal タンパク質 0.3g 脂質 0.2g 炭水化物 2.0g
ナトリウム 240mg カリウム 7mg カルシウム 22mg リン 2mg
鉄 0.2mg 亜鉛 微量 ビタミンA 18 μg ビタミンB1 微量
ビタミンB2 0.09mg 葉酸 2μg ビタミンC 0mg コレステロール 微量
食物繊維 2.0g 食塩相当量 0.6g
もずくに多く含まれる栄養素は、カリウム・カルシウム・ナトリウム・ビタミンA・食物繊維・葉酸です。食物繊維の一つでフコイダンと呼ばれる水溶性食物繊維をしっていますか?海藻のねばねば成分のひとつですが、太もずくは、フコイダン含有量No.1の海藻です。フコイダンの効果について、たくさんの健康効果が研究されていますが、豊富なミネラルと食物繊維をあわせもつもずくの健康効果は、さらにたくさん挙げられています。
フコイダンの健康効果
◎ガンの予防効果
◎免疫力を高める効果
◎抗ウイルス効果
◎抗アレルギー効果
◎胃粘膜の保護、ピロリ菌除去効果
◎生活習慣病を予防する効果
もずくは、もずく自身の身を傷や乾燥から守るため、海の中でぬるぬる成分「フコイダン」でもずくの表面を覆っています。そんな、もずくを守る役割の「フコイダン」が、私たちの体もウィルスやがん細胞、アレルギー物質から守ってくれる効果があるなんて、なんだか、神秘的ではないですか?
もずくの健康効果
◎免疫力を高める効果
◎抜け毛を予防する効果
◎胃の健康を保つ効果
◎糖尿病を予防する効果
◎動脈硬化を予防する効果
◎高血圧を予防する効果
◎便秘・下痢を解消する効果
◎痛風を予防する効果
◎関節痛の症状を緩和する効果
◎二日酔いを防ぐ効果
本当に、いろいろな効果がありますね。これだけの種類の効果があれば、誰しも何かしら効果がありそうですね。
モズクに含まれるフコイダンには、腫瘍細胞などを傷害する作用があるNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させる働きがあることが報告されています。このためモズクを摂取することは、免疫機能を高めることにつながると考えられます。
モズクに含まれるフコイダンにはピロリ菌が胃壁に付着することを阻止し、胃潰瘍や胃炎を予防するだけでなく、できてしまった胃潰瘍を修復する働きがあります。
モズクに含まれるフコイダンと水溶性食物繊維の一種であるアルギン酸には、体内に入ると糖質の吸収を緩やかにする働きがあります。この働きにより、モズクには血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。
また、酢にも血糖値の上昇を抑制する働きがあるため、モズク酢は糖尿病の予防に適したメニューと考えられています。
モズクに含まれている食物繊維の一種であるアルギン酸には、一緒に摂取した食物中のコレステロールを包み込み、そのまま体外へ送り出す働きがあります。この働きにより、腸でのコレステロール吸収が妨げられ血中のコレステロール値が下がります。
モズクには、カロテノイドの一種であるフコキサンチンが含まれています。フコキサンチンには体内の活性酸素を除去する働きがあり、血液中の脂質の酸化を抑える効果があります。
豊富な栄養素を含んでいるモズクを摂取することにより、動脈硬化の予防効果が期待できます。
さらに、モズク酢にして食べると酢酸とフコイダンの相乗効果で血液をサラサラにするパワーが増します。
モズクに含まれるアルギン酸は、体内のナトリウムと結合しアルギン酸ナトリウムとなり体外へ排出されます。高血圧の原因となるナトリウムを排出するため、血圧を安定させる効果が期待されます。また、モズクにはカリウムが豊富に含まれており、互いに協力して血圧を低下させます。
モズクには2種類の食物繊維が含まれています。
水溶性食物繊維は体内で水分を抱え込んでヌルヌルとしたゲル状になり、余分なものの吸収を和らげる役割をします。一方、不溶性食物繊維は、水に溶けない食物繊維で、水分を吸収して数十倍に膨らみ、体内を刺激して余分なものを押し出す腸のぜん動運動を活発にします。ぜん動運動が活発になると、不要なものが排出されやすくなります。
モズクに含まれる水溶性食物繊維の一種フコイダンは、便秘気味の人に作用するだけでなく、習慣的に下痢の症状を繰り返す人に対しても排便回数の抑制と便を硬化させることにより、下痢の症状を緩和する働きが示唆されました。
モズクに含まれるフコイダンには、尿のpHを上げることにより、酸性尿改善の効果があることが明らかになり、痛風のリスクを低減することがわかりました。
変形性関節症は、軟骨の組織を合成する能力の低下や、過度な運動による機械的な摩擦の結果として起こるといわれています。
モズクに含まれているフコイダンを摂取すると、摂取しなかった時と比べ、損傷した部位が補われることが実験により証明されました。
もずくのぬめり成分「フコイダン」の働きだけでなく、カリウム・カルシ!ウムなどのミネラルや、不溶性食物繊維など、いろいろな栄養成分の働きの相互作用によって、健康に効果があるんですね。すごいね!もずくパワー!
もずくダイエットは、ヘルシーな食材である『もずく』を毎食前に食べるだけという、簡単なダイエット方法です。
不溶性食物繊維は、体内で水を含むと膨れるので、少しの量でも満腹感を得ることが出来ます。食べ過ぎ防止に効果的ですね。
もずくには、ビタミン・ミネラルが豊富です。ダイエット中に不足しがちなビタミン・ミネラルを補うことができるので、肌トラブルの解消および美肌効果もありますよ。
もちろんもずくには、デトックス効果もあるので、便秘解消なども期待できますよ。
さらに、ダイエット効果のあるお酢も取れるもずく酢なら
肥満予防ができます。
お酢の酢酸やクエン酸は、代謝回路を活発に回し
資質や糖質が燃えやすい状態にします。
酢酸は、腸に入って腸内を酸性に整えるので、酢の刺激で腸のぜん道が
活発になり、便通がスムーズになるのです。
お酢のパワーは、体内に吸収された資質や糖質の燃焼を
サポートしてくれるので、もずくのデトックス効果と重なり、
相乗効果がうまれるというわけです。
もずくを食事前に食べるだけという、それだけで、ダイエットになるなんてお手軽ですね。しかも、食事で栄養はしっかり摂るので、体に負担がかからず、なんて健康的なダイエットなのでしょう。おまけに、デトックス効果で、便秘解消し、肌荒れ改善なんて、一石二鳥どころではありませんね。
最近は、もずく酢だけでなく、生もずくのように味のついていないもずくも簡単に手に入るので、自分の好みに合わせて、食べられますね。もずく料理の一例をご紹介します。
⓵もずくのかきたま汁
チキンスープをベースに、もずく酢を入れた酸辣湯風汁もの。満腹感もある食べ応えのある一品です。体も温まりますよ。
⓶もずく天
生もずく(味つけしていないもずく)をつかって作るもずくの天ぷら。
長寿で有名な沖縄で食べられる定番料理。
もずくがたっぷり食べられておすすめ!
③なめこともずくの雑炊
もずくだって、ご飯ものになるんです。ぬるぬるパワーのなめこともずくのやさしい味わいの雑炊です。ダイエットにもどうぞ。
④モリモリ食べる人参サラダ(中華風)
人参・きゅうり・水菜などの野菜ともずく酢で和えた簡単サラダ。味付けは、もずく酢ベースにごま油で風味づけ。具材のささみも、高タンパクで低カロリーとヘルシーな食材。モリモリ食べられて栄養満点のサラダです。
お弁当に入れる冷凍タイプのもずくですが、もずくの量が多くてすっぱくなくて食べやすい。ひとくちで、パクっと食べられそうなサイズなので、1日2~3個で、フコイダンを摂取できそう。しかも、冷凍庫にストックできて便利。酢の物が苦手な方にも、OK!?
もずくの様々な健康・美容・ダイエット効果を知っていただけたでしょうか。本当にたくさんの効果が期待されますね。だからといって、一度にたくさん摂りすぎてはだめですよ。毎日コツコツ適量を食べ続けるのが、健康維持の秘訣です。もずくを美味しく食べて、健康パワーをいただきましょう!楽しみですね~!
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