若返りのビタミン!ビタミンEの栄養効果で健康な身体をつくろう!
2015/12/02
77nana
ダイエットをした事がある方なら「カルニチン」は聞いた事があると思います。でも、カルニチンっていつ頃飲んだら効果があるんだろうとか疑問に思う事が多いですよね。というわけで今回はカルニチンの効果だけではなく効率の良い摂取の仕方なども紹介したいと思います。
カルニチンとは、リジンとメチオニンというアミノ酸を材料にして体内で生成されるアミノ酸の一種です。
リジンにはブドウ糖の代謝を良くして脳の活性を助ける効果や、カルシウムの吸収を促進する効果があります。
メチオニンは体内の不要な水分を排出する効果や、アレルギーの原因となるヒスタミンを抑制する効果があります。
カルニチンは肝臓で合成されており、脂肪の燃焼を助ける効果があります。
カルニチンにはダイエット効果以外にも多くの健康、美容効果があります。ここからはカルニチンの知られざる効果を紹介します。
カルニチンは脂肪を燃焼させる効果で有名ですが、実際にカルニチンそのものが脂肪を燃焼させているわけではありません。脂肪を燃焼・分解しているのは、細胞の中に含まれているミトコンドリアという物質です。ミトコンドリアは脂肪をエネルギーに変換する機能を持っているので、カルニチンはそのミトコンドリアに脂肪を届ける働きをします。よってカルニチンを摂取することによって、ダイエット効果が期待できるというわけです。
カルニチンは筋肉を動かすエネルギーを生み出す栄養素です。心臓や肺といった臓器も筋肉によって動かされており、これらの臓器にエネルギーを供給しているのもカルニチンです。よって、カルニチンを摂取することにより、肺活量の強化や動悸や息切れの改善効果を期待することができます。
カルニチンが不足して太ってしまうと臓器や血液にも脂肪によっていろいろな悪影響が及びます。その中でも代表的な物が心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病です。
カルニチンを摂取して肥満を予防することによって、動脈硬化を防ぎ生活習慣病を予防する効果が期待できます。
カルニチンには疲労を回復させる効果があります。体内で脂肪を材料にして作り出されるカルニチン由来のエネルギーは、体の疲れを回復させることにも役立っているのです。
なかなか疲れが取れないという人はカルニチンを積極的に摂取するといいですね。
カルニチンが多く含まれる食材を紹介していきます。
肉の赤身にはカルニチンが豊富に含まれています。
私たちが日常食べているお肉の中では牛肉が一番多く含んでおり、豚肉、鶏肉と続きます。このことからわかるように赤身の肉に多く含まれていることがわかります。
牛乳には250mlに対して、約8mgのカルニチンが含まれています。なお、同じ乳製品であるアイスクリームやチーズにもカルニチンが含まれています。ただし。アイスクリームやチーズは高カロリーな食品なので食べる量に気をつけたいですね。
野菜の中で一番カルニチンを多く含んでいるのはトマトです。
100g当たり2.9mgと肉の赤身などと比べると少ないです。効率的にカルニチンを摂取するには動物性食品を摂取することをおススメします。
カルニチンの効果を高めるためにはどうしたらいいのでしょうか?
カルニチンはα‐リポ酸やコエンザイムQ10といった栄養素との相互作用を持っています。
α‐リポ酸とコエンザイムQ10はミトコンドリア内で脂肪燃焼やエネルギー生成のために活動する成分です。カルニチンとの関連性が高く、同時に摂取することによって相乗効果を期待することができます。
カルニチンの効果をまとめてみて、ダイエット効果だけでなく生活習慣病予防効果や心肺機能の向上、さらには疲労改善の効果までありました。正直こんなにもいろいろな効果が期待できるとは知らなかったです。ドラッグストアなどにたくさんのカルニチンのサプリメントが置いてありますが、α‐リポ酸やコエンザイムQ10と一緒に配合されている物を選ぶようにした方がいいですね。みなさんもカルニチンを摂取して健康的な体を手に入れましょう!!
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