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チーズの栄養素をご紹介!知らなかったチーズの一面が見えるかも!?

チーズが好きな人って多いですよね♪料理にもおつまみにもスイーツにも使われるチーズ。その種類は豊富で味も様々です。そんな美味しいチーズ、実はとっても栄養があるんですよ☆ここではチーズに含まれる栄養についてご紹介します。チーズの新しい発見があるかもしれませんよ!

チーズの起源とは?

まずはチーズを知るためにその起源から知っていきましょう!

日本のチーズの起源

チーズの起源はヨーロッパやギリシャなど色々な歴史がありますが、ここでは日本のチーズの起源についてみていきたいと思います。

日本にほど近い西アジアでは、早くからチーズ作りなどの文化が栄えていたため、日本のチーズの歴史はずいぶん昔まで遡ることができます。モンゴルのチーズ「ウルム」に似た「正蘇」という乳製品の記録が650年頃の涅槃経などの古文書に残っているのです。この「正蘇」という食べ物は6世紀頃に仏教と一緒に、渡来民によって伝えられてとされています。これは大変貴重な食品とされ、貴族階級で独占されていた様です。

日本でのチーズ製造

日本で本格的にチーズの製造が始まったのは、明治8年の頃。

北海道開拓庁、七重勧業試験場で練乳とチーズを試作したのが最初と言われています。次に明治37年にトラピスチヌ修道院がチーズを製造、昭和3年には現在の雪印メグミルク株式会社である、北海道製酪販売組合連合会がチーズの試作を始め、昭和9年にはプロセスチーズ450gを販売するに至りました。当時の生産量は20~30トン程しかなかったといいます。

チーズに含まれる栄養 ①チーズの栄養は牛乳の薬10倍!

チーズの原料は、動物のお乳、ミルクからできています。ミルクはとても栄養が豊富ですから、そのミルクを原料としたチーズにはミルクの栄養が凝縮されているんです!例えば、チーズ100gを作るために必要なミルクは、約10倍の1000ml。こんな沢山の量を使います。

つまりチーズ20gを食べるということは、ミルク200mlと飲むことと同等程度の栄養が体に得られるということなのです。

チーズに含まれる栄養 ②豊富なたんぱく質

チーズの栄養の中でまず最初に注目したいのが「たんぱく質」です。

チーズに含まれる栄養素「たんぱく質」は、実は牛肉に含まれるたんぱく質より多く含まれているのです。このたんぱく質は本来は動物性のたんぱく質なのですが、乳酸菌による発酵と熟成の段階でアミノ酸に分解されるため、より体に吸収されやすい形の栄養へと変わっていきます。

たんぱく質はアミノ酸が集まってできています。そのため、作り立ての熟成が浅いうちはまだアミノ酸もたんぱく質も少ない状態です。チーズは熟成が進んでいるもののほうが乳酸菌やアミノ酸、たんぱく質などの栄養が豊富なんですよ!また、人間に必要な栄養である「必須アミノ酸」は体内で生成することができないため、他の食品から摂ることが必要ですが、チーズにはその栄養である必須アミノ酸まで含まれているのです。

チーズに含まれる栄養 ③カルシウム

チーズには、骨をつくる際に欠かせない「カルシウム」という栄養も豊富です。カルシウムは日本人が特に足りていない栄養素だと言われています。

そのため魚や牛乳などカルシウムが多い食品から栄養を補うのが大切だと考えられています。そして、チーズにもその栄養素「カルシウム」はとても多く含まれているのです。
そもそもカルシウムは、そのまま体内に取り込んでも吸収されにくいという特徴を持っており、小魚などを食べても吸収されるカルシウムは約30%ほど。半分も栄養を吸収することはできません。

ですが、チーズの含まれるカルシウムは発酵・熟成する途中で形が変化していることや、チーズのたんぱく質がカルシウムの吸収を高める作用があるため、小魚よりも栄養が吸収されやすく50%から60%も体内に吸収できるともいわれています。しかも、チーズ100gで1日に摂取すべきカルシウム量を摂ることができます。体に無理なく栄養を摂ることができるチーズは凄い食品なんですよ♪

チーズに含まれる栄養 ④ビタミン類

チーズには脂肪を燃焼させる働きがある「ビタミンB2」という栄養素が含まれています。ビタミンB2は脂質とセットになってエネルギー代謝を活発にし、生活習慣病の予防や改善にも効果があると言われています。さらに、このビタミンB2という栄養素には皮膚や粘膜を健康に保つ効果もあるのです。

また、ビタミンAという栄養素も含まれており、これは免疫力の向上、抗酸化作用などがあり、美容や動脈硬化を予防する効果が期待できます。

チーズに含まれる栄養 ⑤乳酸菌

チーズは発酵させる食品ですから、そこには「乳酸菌」という栄養素が含まれています。乳酸菌には腸内環境を整える効果や、美肌効果が期待でき、女性には嬉しい食品です。さらに乳酸菌には腸内でビタミンB群を合成し、その中のビタミンB12は赤血球をつくるのに欠かせない栄養素ですので、チーズを食べることで貧血も予防できるのです。

チーズに含まれる栄養 「まとめ」

今やどんな料理にも使われているチーズ。口にすることも多いでしょうが、そのチーズにはこんなに沢山の栄養が含まれていたんですね

チーズは脂質が多いから太る、と嫌厭していた方もいると思います。ですがチーズは脂肪燃焼効果があり、意外と太らない食品。体に必要な栄養素「カルシウム」を豊富に摂取できるありがたい食品です。是非この機会にチーズを食べる機会を増やしてみてください。きっと良い効果が得られるはずです。

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