2016/04/15
kento08
2016/05/14 更新
飴は、水あめや砂糖が主成分です。甘いもの=太るというのが一般的な考えですよね。少しでも太るのものはダイエット中の身には控えたいもの。でも甘いものは食べたい!!そこで、飴は太るのか、控えるべきものなのかを見ていきたいと思います。
飴とはもち米・サツマイモなどのでんぷんを麦芽や酸の作用によって糖化させた、粘りけのある甘い食品。また広く、砂糖を煮つめて香料・着色料などを加えて固めたキャンディーも含めていう。
こんにち、お菓子として定着している飴が誕生したのは千年以上前。
かつては甘味料として主に供物に使われていました。
ツタの一種から採った液体を煮詰めてできた甘い水は、あま水、あま味、と呼ばれるようになり、
最終的には現在の「あめ」という言葉が生まれました。
平安時代には、貴重な栄養源として、室町時代には高級な甘味料として使用されたと言います。
現在の飴の原型は、高級品である砂糖が一般に手の届くものとなった江戸時代です。
砂糖は太るというのが一般概念。砂糖は甘い。つまり甘いものは太ると繋がります。
飴は砂糖でできているし、甘いですから太ると思われるのは当たり前です。
では、甘いものをたくさん食べているのに太る人と太らない人がいるのはなぜでしょう。
キーは基礎代謝、新陳代謝と食べ方です。
「基礎代謝」は人間が生きていくために最低限必要な脳や心臓など
内臓を動かす・呼吸をする・体温を維持するといったことで
寝ていても勝手に消費されていくエネルギーのこと
基礎代謝と新陳代謝が悪いと太る身体になります。改善するには運動と時間がつきもの。
しかし、「食べ方」はすぐに変えることができます。
太る原因となるのは、「ながら食べ」です。
何かをしながらいつまでもだらだら食べることで気づかないうちにたくさんのカロリーを摂取します。
飴は小さくてカロリーも少ないですが、ちりも積もればなんとやら。メリハリをつけて食べないと太る原因になります。
空腹感を感じるのは血糖値が下がることが主な原因です。
飴をなめることで糖質が摂取されるので血糖値が上昇し空腹感を和らげる働きをします。
さらに、飴が口の中にあることにより、口寂しさをなくします。
よって、太る原因となる、口寂しさからのながら食べを減らしてくれます。
ミルキー
1個あたり約13kcal
はちみつきんかんのど飴
1個当たり 14.9kcal
キシリクリスタル
1個当たり 10kcal
ウェルタースオシジナル
1個当たり 22kcal
小梅
1個当たり 10kcal
市販の飴は、大体1個当たり15~25kcalのものがほとんどです。
先にも書いたように、一個一個のカロリーは多くないですが、「一個くらい」が太る原因になりかねないのでご注意を。
太る原因のカロリーの過剰摂取。
カロリーが気になるならカロリーゼロの飴を食べればいいのでは?
しかし、本当にそうなのでしょうか。
実は、危険どころか、逆効果!太る原因がたっぷりなんです。
ノンシュガーの飴や、カロリーゼロ飴には砂糖の代わりに、「人工甘味料」が 使われています。
カロリーも糖分も含まれないで甘味を強く感じられるものです。
人工甘味料が入った飴を摂取すると、甘味を感じるので、「体が糖分を摂取している」
と脳が錯覚を起こします。
しかし、実際には糖分は摂取していません。
さらに、甘味に反応して、インスリンも大量に分泌されます。
インスリンが分泌された事で、血糖値が急激に下がるので、空腹感を感じて食欲が増進されてしまうのです。
さらにさらに!脳内物質の「セロトニン」の分泌を止めてしまう作用があります。
セロトニンは「幸せホルモン」としてご存知の方も多いのではないでしょうか。
このセロトニンには、幸福感や食事の満腹感をもたらす働きがあります。
よって、セロトニンの分泌が十分でないと、いくら食事をしてもなかなか満腹感を感じられないので食べ過ぎ、太るもとになります。
カロリーゼロの飴が太る原因になるなんて信じられません。
いろいろな飴を上手に食べて太るこを気にしないで食べられたらいいですよね。
最後に、ダイエット中におすすめの飴を紹介したいと思います。
梅に含まれる有機酸「クエン酸」が、腸の動きを活発にするので老廃物を身体から出すのを促します。
太る体質の方は老廃物がうまく身体から出て行かない傾向にあります。そんな時にうれしい日本のなつかしい味です。
ダイエット中は便秘になりやすくなります。そこでこのミント飴。
ミントには、腸の動きを活性化させる働きがあるので便秘解消のお手伝いをしてくれます。
梅飴でも書いたように、老廃物を溜め込むのは太る原因です。空腹感解消の飴が便秘解消にもなるなんて一石二鳥です。
黒飴の原料である黒糖はサトウキビの絞り汁を煮詰めたものです。
「ビタミン」「ミネラル」が豊富に含まれます。甘さが強いので太ると思われがちですが、べっこう飴や水飴よりもカロリーが低いのです。摂取カロリーと太ることはやはり切り離せません。
ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」は全身の血流をよくする働きがあり、老化防止に一役買います。
また、ロドプシンの働きを活性化させる成分・アントシアニンがたくさん含まれているので、目の疲れている方にもおすすめ。緑内障 、白内障 仮性近視などの予防にもなるとか。
血糖値の急な上昇は太る原因のひとつです。
ハチミツに含まれている糖質は血糖値を穏やかに上昇させます。
また、ハチミツは砂糖に比べてカロリーが低いのに、甘みの成分が砂糖の1.5倍近くあります。
夜の夜食として飴は非常におすすめです。ご飯やカップラーメンなどを食べたくなったらぜひ飴を。カップ麺は炭水化物だけでなく油、脂質なども多く含まれるので、夜食で最も太る食べ物です!
といいながらも、糖質が空腹感を緩和するとは言っても過剰な摂取は太る原因になります。
あくまでも、飴は小腹が空いたときのお助け手段です。太る原因は自分から絶つのが大事です。
程よく食べることを忘れないでくださいね。
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