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ついつい食べてしまう「いくら」カロリーをちゃんと知っておこう!

お寿司や醤油漬けで人気のいくら。美味しいとつい食べてしまいがちです。一般的に、いくらはプリン体が多く高カロリーだと言われているため、そのカロリーは気になります。そこで、ここではいくらのカロリーや栄養素をご紹介します!正しい知識でいくらを美味しく食べましょう!

いくらってどんな食べ物?

普段から口にしている「いくら」。
なんの生き物の卵かご存知ですか?

いくらとは鮭の魚卵の事を言い、鮭は漁期になると自然と川に卵を抱いて戻ってくるという習性をもっています。

「いくら」と「すじこ」がありますよね。
鮭の卵が未熟だと柔らかいため、卵巣膜ごと塩漬けにしたものを「すじこ」と言います。
そして、熟した卵は卵殻がしっかりしていて形が崩れないので1粒ずつ分けていきます。
この1粒ずつ分けたものを「いくら」というのです。

意外と知らなかった!いくらの本当のカロリー☆

いくらのあのプチプチ感ってたまりませんよね。ついつい沢山食べたくなってしまいます。でもカロリーって気になりますよね。
いくらなどの魚卵はなんとなくカロリーやプリン体が高いイメージがあります。

いくらは本当にカロリーが高いのでしょうか?

いくらは低カロリーだった!

カロリーは高いと思い込んでいた「いくら」。実はカロリーは低いんですよ!

いくらは100gあたり、約272カロリーです。いくらの軍艦巻きは、約10gのいくらが乗っていますから、そのカロリーは約27カロリーです。思っていたよりカロリーは低いですよね。
いくら丼などはご飯のカロリーもプラスされてしまいますが、ご飯の量を調整していけばカロリーは低めのままいくらが堪能できるのです。

意外とカロリーが低いいくら!プリン体はどうなの?

意外にカロリーは低めだったいくら。
でもいくらはプリン体も高いイメージが…。本当はどうなのでしょうか?

カロリーは低めだったけど、プリン体は高いんじゃない?なんて思っている方は多いのではないでしょうか。でも実はそれも誤解だったのです!

100gの中に含まれるプリン体の量は約3,7mgです。
いくらに比べ、すじこは5,7mgと少し高めですがこれも他の魚卵と比べると低いのです。

たらこのプリン体

たらこは実はいくらよりもプリン体の含有量は高く、100gあたり120,7mg含まれています。

明太子のプリン体

明太子のプリン体は159,3mgと結構高めです。

数の子のプリン体

数の子は21,9mgです。
たらこよりはずいぶん低いですね!

他のたらこや数の子と比べると、いくらのプリン体はずいぶん低いんですよ!
プリン体が低くて、加えてカロリーも低いなんていくら好きには嬉しい情報ですよね。

カロリーが低い「いくら」そこに含まれる成分は!?

カロリーもプリン体も低いいくら。ここではそんないくらに含まれる成分をご紹介します!

・アスタキサンチン
鮭といくらの赤い色は「アスタキサンチン」という天然の色素によるものなんです。
そのアスタキサンチンには、高い抗酸化作用が期待できます。

・DHA、EPA
いくらはカロリーは低いですが、脂質が含まれています。
ですがその脂質は「不飽和脂肪酸」という身体に良い働きをしてくれる脂肪で、その代表的な不飽和脂肪酸が、DHA、EPAと言われるもので、代謝の改善に効果があります。

・タンパク質
いくらのタンパク質は、牛肉や豚肉と比較しても多く動物性脂肪の摂取を抑えたい方にはお勧めの食べ物です。しかも低カロリーですからお得ですよね。

・ビタミンA、D、Eなど
風邪や感染症予防に効果があるビタミンA、カルシウムの吸収を促進してくれるビタミンD、細胞の酸化を防ぐ効果があるビタミンEなどが含まれています。

いくらの成分がもたらす効能とは!?

低カロリーないくらは、含まれる成分も豊富でしたね!
その成分が身体にどんなことをしてくれるのかをここでご紹介します!

アスタキサンチンには抗酸化作用があり、脂肪や皮膚の酸化を予防し、活性酸素を除去する働きもあると言われています。

また、いくらに含まれるビタミン類には、皮膚や粘膜を強化して、肌荒れや風邪などの感染症から身体を守る効果があります。

鬱や精神面にも効く?いくらのさらなる効能!

低カロリーないくらにこれだけの成分と効能があることにも驚きですが、さらに精神面にも良い働きをもたらしてくれるようです。

いくらに含まれているDHA,EPAは脂肪燃焼効果も期待できますが、実はDHA、EPAが不足すると精神面に影響を与えるということが明らかになってきました。
この二つが不足すると、鬱や認知症になりやすいという研究結果が出たのです。
ということは、この二つの成分を効果的に摂取していけば鬱や認知症予防にも繋がるということなんです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
いままでプリン体やカロリーが高いと思われていたのに、実は低カロリーでプリン体も低い食べ物だったなんて、本当に驚きですよね!

もちろん沢山食べればカロリーはそれなりになってしまいますが、適量は身体にとってもいい効果をもたらします。
これからはいくらのカロリーはあまり気にせず美味しく食べましょう!

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