2015/12/02
littlelily0819
1990年代にブームとなったフランス伝統菓子『カヌレ』。最近ではケーキ屋さんだけでなくパン屋さんでも見かけるようになりました。その「カヌレ」のカロリーは小さいながらもかなりのもの。そこで、今回はカヌレのカロリーをいろんなお菓子と比較してご紹介致します!
『カヌレ』とは、正式名称は『カヌレ・ド・ボルドー』といい名前の通り、ボルドー地方の伝統菓子です。
細かく言うと、ボルドー女子修道院で古くから作られていたお菓子で、「カヌレ型」という小さな方で焼き上げます。
カヌレは、外はカリッとしていて、中はしっとりとしています。
最大の特徴は、カヌレ型に「蜜蝋」を使って焼き上げること。バターで代用することもできますが、カヌレの表面が黒みがかっているのはこれのおかげといってもいいでしょう。
カヌレは、もともとワイン製造で卵白が必要で、余った卵黄を消費するために考え出されたのだとか。
そのような理由で、本場ボルドーでは600もの製造業者があります。
日本では1990年代にブームとなり話題となりました。
現在では、ケーキ屋さんだけでなく、パン屋さんで作っている場所もありますので、手軽に手に入ります。都心のパン屋さんではほとんどのお店で確認できます。
カヌレ生地を半日寝かした後は、ボールの底に粉類が沈殿しています。混ぜ過ぎないように、生地を均一にします。
オーブンの温度は230-240度。
焼き時間は1時間と時間をかけてゆっくりと焼き上げていきます。
鍋で牛乳を沸騰させ、そこにラム酒、バター、砂糖、薄力粉、全卵、卵黄、バニラを加えたのち生地を漉して半日寝かす。カヌレ型に蜜蝋を塗り、休ませておいた生地を流し込みオーブンで焼き上げる。(蜜蝋の代わりにバターを使用してもよい。)
カヌレのカロリーは1個152キロカロリーです。
比較的小さなサイズのお菓子ですので、一つなら問題ないでしょう。
しかし、カロリーが一つで152キロカロリーありますので、3つ4つと食べてしまうと、あっという間に500キロカロリーを超えてしまいます。
栄養素は「炭水化物」と「糖質」「脂質」が主ですので、腹持ちがよさそうに見えますが、むしろ直ぐにエネルギーとして使われてしまうので、ダイエットには不向きです。
カヌレは「麺類」と同様でカロリーが高めで消化が早く、油や炭水化物が多めのお菓子です。
パンケーキ
メープルシロップ・バターをつけて、1枚だと266キロカロリー。
同じ小麦と卵・乳を使ったお菓子ですので、腹持ちはあまりいいほうではありません。
カヌレよりも大きさがあるので、カロリーはやや高め。
つけるものを変えるか、大きさを変えるなどしてカロリー調整をしたほうが良いでしょう。
クリームロールケーキ
1人分(一切れ)267キロカロリー
カヌレのカロリーよりもやや高めです。生クリームを使用しているので、たくさん食べるということはないでしょうが、二切れも食べれば、カヌレ4個分のカロリーになります。
ですので、食べる量は控えめにしてほいたほうがよさそうです。
アイスクリーム(バニラ・普通脂肪)
1個80gあたり144キロカロリー
カヌレやロールケーキ同様の卵・砂糖・牛乳を使ったバニラアイス。
カヌレ1個分と近いカロリーになります。
コンビニで売っているカップアイスですと、80gを超えていますので、何日かに分けて少しづつ食べるほうがよさそうです。
どら焼き(粒あん)
1個75gあたり213キロカロリー
どら焼きの粒あんで通常サイズのカロリーが213キロカロリーとなります。
小豆を使っている分リノレン酸やDHAといった栄養素が摂取することができます。
しかし、餡子ですので、糖質が多めになっています。注意が必要です。
フルーツあんみつ(白玉入り)
1人分117キロカロリー
ミニカップに入ったフルーツあんみつです。
少量のためカロリーもカヌレより控えめ。フルーツだけでなく寒天が入っているので、カリウムやマンガンといった栄養素が摂取できます。
寒天は海藻からできているため栄養もあり、腹持ちもいいのでダイエットに向いています。
あんみつはフルーツも入っているため、バランスは良いですが、食べ過ぎは禁物です。
カヌレのカロリーはご理解いただけたでしょうか?
カヌレは、1つが152キロカロリーと小さいながらも高めのカロリーですので、食べ過ぎには注意です。
また、カヌレのようなお菓子を食べる場合は、カロリーが消費しやすい午後2時~3時の「間食」と呼ばれる時間に食べると、血糖値の急上昇を抑えられ、ダイエットにもうってつけです。
しかし、カヌレやアイスといったお菓子を食べ過ぎてしまっては、間食の時間に食べても意味がありません。
こちらのカロリーやカロリー表をよく見て、今食べられるお菓子はどれなのか?
どれくらい食べても大丈夫か?確認してうまくカロリー制限をするのが良いでしょう。
どうぞ、参考にしてみてくださいね。
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