2016/04/15
kento08
豆腐は栄養価が高くカロリーが低い食材です。豆腐を食べると、太るのを防ぐのでしょうか?また、木綿豆腐と絹ごし豆腐がありますが、どちらを使えばより太るのを防ぐのでしょうか?気になる豆腐とダイエットの関係について、太るのを防ぐ観点からみていきましょう。
【豆腐は太る?】豆腐のカロリー
豆腐100g中に含まれるカロリーは、約60~70kcalなのに対して、ご飯100g中のカロリーは約170kcalですから、豆腐はとてもカロリーの低い食品なのです。
【豆腐は太る?】豆腐のカロリー
豆腐のカロリーが低い理由は、豆腐に糖質が含まれていないからです。しかし、そのせいで豆腐を食べた後にはお腹が空きやすく、満腹感が得られなかったり、味が淡泊なので飽きてしまったりするというケースもあります。
【豆腐は太る?】豆腐の栄養成分は、太るのを防ぐためダイエット向き
豆腐は、畑の肉とも呼ばれる栄養豊富な大豆を砕いてから加熱し、その搾り汁(豆乳)を固めて作ります。ですから大豆の栄養素は、搾りかすのおからにも残ってしまいますが、その大部分は豆腐の中にあります。
【豆腐は太る?】タンパク質で、太るのを防ぐ
豆腐はとにかくたんぱく質が豊富な食品なので、ダイエットに使っても安心というわけです。豆腐1丁分(300g)のたんぱく質を他の食品で補おうとすると、豚肉のソテー1枚分、もしくは卵3個分、ご飯なら茶碗6杯分が必要になります。
【豆腐は太る?】良質な脂質で、太るのを防ぐ
大豆には、不飽和脂肪酸と言われるリノール酸やリノレン酸が含まれ、大豆レシチンを構成しています。この大豆レシチンは、コレステロールを溶かし血流を良くする働きがあり、太るのを防ぎます。また、レシチンは細胞膜の栄養成分なので、脳や神経など全身の細胞が若返ります。
【豆腐は太る?】ビタミンとカルシウムも豊富!
豆腐には、ビタミンE、B1、B2、ナイアシンなどがを含まれているので、血行を促進し皮膚や粘膜の修復作用があります。また、豆腐にはタンパク質が豊富で、カルシウムの吸収を良くするので、カルシウム不足から来るストレスやイライラを減らしてくれます。
【豆腐は太る?】木綿豆腐と絹ごし豆腐のカロリー
豆腐1丁または1パックは、メーカーによって異なりますが、大体300~350gを1丁としている場合が多いようです。木綿豆腐のカロリーは1丁(350g)252kcalで、絹ごし豆腐のカロリーは1丁(350g)196kcalです。
【豆腐は太る?】木綿豆腐は、太るのか?
木綿豆腐は、豆乳から固めて作った豆腐を一度くずして圧力をかけて水分を搾り、再度固めて作ります。搾るときに木綿の布を使うので、木綿豆腐と呼ばれるようになったようです。水分が搾られているので、柔らかさは、絹ごし豆腐に比べてしっかりしています。
【豆腐は太る?】絹ごし豆腐は、太るのか?
絹ごし豆腐は、濃い目の豆乳(大豆を茹でてから搾った汁)に凝固剤を加えて、固めて作ります。絹ごし豆腐は、絹の布のようにきめが細かくなめらか、ということでこのように呼ばれています。食べやすいので、よく噛まずに食べて太る原因になるケースもあります。
両者の違いは、舌触りだけではなく、含まれている栄養素にもあらわれます。木綿豆腐は水分を搾るので、豆腐の密度が高くなり、含まれているたんぱく質やカルシウム、鉄分の量が絹ごし豆腐より多いようです。
しかし、木綿豆腐は水分を搾るときに、ビタミンやカリウムが流れてしまうので、ビタミンやカリウムは絹ごし豆腐のほうが多く含まれています。特に、絹ごし豆腐には木綿豆腐の10倍以上のビタミンB1が含まれています。ビタミンB1 は、糖質をエネルギーに変える働きをするので、ダイエットには欠かせない栄養素です。
【豆腐は太る?】選び方によっては、豆腐も太るかもしれない
木綿豆腐と絹ごし豆腐では、絹ごし豆腐のほうがカロリーは低いのですが、木綿豆腐のほうが食べごたえがあり、腹持ちがいいようです。ですから、ダイエット中のレシピには絹ごし豆腐よりも、木綿豆腐を使った料理を食べたほうが、いいかもしれません。
豆腐はダイエットに取り入れてみるのも良い!
いかがでしょうか?絹ごし豆腐と木綿豆腐は製法が違うので、食感や栄養価にも違いがあります。ダイエット向きなのは木綿豆腐ですが、絹ごしも捨てがたいでしょう。
豆腐は、とにかく栄養のバランスがよく、内臓脂肪や美容にも効果があります。また、消化吸収がいいので、体調を崩したときにも使える食材です。糖質が少なく、味気ない豆腐ですが、ぜひ豆腐の種類や調理方法を変えることで、積極的にダイエットに取り入れてみましょう。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局