2016/04/15
kento08
パンは太るのでしょうか?ダイエットにはパンよりご飯食がすすめられるようです。しかし、種類や食べ方を選ぶことで、パンはダイエットの味方になり、太るのを防いでくれます。パンは太るのか?というより、太らないパンの食べ方をみていきましょう。
【パンは太る?】GI値
血液中に流れる糖質の量(血糖値)の上昇度合いを数値化した「GI値」という指標があります。一般的に、GI値が高い食品だと太りやすく、低い食品だと太りにくいとされています。
このGI値を比較してみると、パン(精製された小麦粉によるもの)は91、ご飯(精白米)は84と、パンの方が高くなっています。つまり、パンの方が、血糖値が上がりやすく太りやすい、そういう傾向は確かにあるようです。
【パンは太る?】パンは噛む回数が少なくたくさん食べてしまいがち
パンは太るのでしょうか?パンのカロリーは、食パン1切(6枚切・60g)が158kcalと、ご飯(100g・168kcal)と比べて決して高カロリーであるわけではありません。
【パンは太る?】どんどん食べてしまう
しかし、ご飯はある程度噛まないと、そのままごっくんとは飲み込めませんが、柔らかいふわふわのパンは、それほど咀嚼しないでもどんどん食べてしまいがちです。咀嚼しないでも食べられるという点で、ご飯より太るという理由があります。
脳の満腹中枢が働くには、食べ始めてから20分ほどかかると言われています。時間をかけて噛まないと、本当に体が必要とする以上の食事量をとってしまうので、体重増加につながってしまいます。
【パンは太る?】パンとバターとジャム
さらに、パンとともにに食べる食品が高脂質・高カロリーになりがちなのも、パン食が太ると言われる理由のひとつです。パンにはふつう、バターやジャムをつけて食べますが、バター1切(10g)75kcal、いちごジャム大さじ1杯(20g)99kcalと、これがかなりの高カロリーです。
食パン1枚と一緒にバターとジャムをつけて食べると、あっという間に332kcalにカロリーが跳ね上がってしまいます。また、一緒に食べる料理もカロリー量を大きく左右します。水分が少なくパサパサとしたパンには、シチューやお肉のソテーなど、比較的高カロリーの料理が良く合い、結果、高油脂分となることが多くなってしまいがちなのです。
【パンは太る?】フランスパン
低脂質・低カロリーの健康パンの代表です。噛みごたえがしっかりあるので、食べ過ぎを防いでくれます。焼き立てはそのままでも十分に美味しく味わえます。お好みの具材をはさんでサンドイッチに、余ったら卵液につけてフレンチトーストにと、いろいろな楽しみ方が出来るのもうれしいところですね。
【パンは太る?】ライ麦パン
精白した小麦粉に比べて、低GI値で高食物繊維のライ麦粉をたっぷり使ったパンです。ビタミンB1、ナイアシン、ビタミンB6、カリウム、リン、鉄なども豊富に含むので、体もしっかり整えてくれます。
【パンは太る?】ベーグル
ゆでてから焼く独特の製法で、低脂質・低コレステロールなのに、しっとりモチモチ、噛みごたえのあるパンです。重量感があり、1個食べ終わるころにはお腹がいっぱいになります。太るのを気にする方には、ベーグルはおすすめです。
【パンは太る?】ドライフルーツやナッツの入ったパン
食感に変化があり、味や香りが豊かなため、バターやジャムなしでもパンそのものの美味しさを味わうことができます。ヨーグルトなどの発酵食品とも好相性なので、いっしょに食べると腸内環境も整って、ダイエットを促進してくれます。太るのを防いでくれる有能なパンです。
【パンは太る?】パンは1日1食だけにしてみる
毎日の食事が3食ともパン!という方は、一日1食にしてみましょう。他の2食でしっかりとご飯とたんぱく質・お野菜のバランスが整ったお食事をとると、腹持ちもよく、自然と高カロリーのパンを食べすぎないで済むようになります。
朝に食べたものは、他の時間帯に比べて、体への栄養吸収率が高い傾向にあります。できれば朝のパン食は避けて、ランチにサンドイッチなどのかたちで楽しめると良いですね。ドーナツや菓子パンは、あえて間食として食べるのも、太るのを防ぐ食べ方のポイントです。
【パンは太る?】ダイエット中の食べ方
いかがでしょうか?パンは太る要素を含んでいますが、よく噛んで、1日に食べる量を決めればダイエット中でも食べることができます。また、パンの種類によっても太りにくいものがあります。カロリーを頭に入れておいて、ぜひ楽しくダイエットをしましょう!
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