緑黄色野菜の代表!?お馴染みのほうれん草のカロリーと栄養効果
2015/11/10
fユミユミ
栄養価の高い野菜「ほうれん草」。毎日食べたい野菜ですよね。ただ最近良く目にする「ほうれん草とシュウ酸」ってなんだろう?そもそも「シュウ酸」って何?ほうれん草は食べ過ぎるとよくないの?そのようなお悩みを解決すべく徹底検証しました。正しく食べて体の中から綺麗に♡
スーパーなどでも手軽に手に入る野菜、ほうれん草。
どんな栄養があるのか調べてみました。
ほうれん草の栄養素(食材100g当たり)
・鉄分が3.7mg
・β-カロチンが5,200μg
・食物繊維が3.5g
・カリウムが740mg
・カルシウムが55mg
・ビタミンCが65mg
ほうれん草と言えば「総合栄養野菜」と評されるようにビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいる。
ほうれん草の代表的な栄養素と言えば鉄分とβ(ベータ)-カロチン。鉄分は100g中3.7mgとほぼ牛レバーに匹敵するほど含まれており、貧血防止に、虚弱体質の人に有効である。β-カロチンは、抗酸化作用により活性酸素の働きを抑制、ガンの予防のほか肌の老化を防ぐ美容効果が期待できる。 またほうれん草には、体内に蓄積されたナトリウム(塩分)を排泄し、高血圧を防ぐ効果があるカリウムや、便秘の改善、糖尿病の予防に効果的な食物繊維も多く含まれている。
ほうれん草には女性の悩みの代表格「貧血」「便秘」に大きな効果が期待できます。
お料理の幅もひろいですよね。
おひたしなどの和食、バスタなどの洋食にも手軽に使えて重宝します。
最近ではほうれん草をスムージーなどに入れて手軽に飲んでいる方も多いのでは?
毎日摂りたい野菜ですよね。
「シュウ酸」で検索すると「ほうれん草」とすぐにでてきます。
ほうれん草にはアクの成分「シュウ酸」という物質がが含まれているのです。
ほうれん草を食べると歯がキシキシすることはありませんか?それは歯のカルシウムとシュウ酸が反応してしまったからです。
シュウ酸を多く摂りすぎると、尿路結石や骨粗鬆症を引き起こす可能性があります。
シュウ酸がなぜ悪いと言われているか、その原因は、シュウ酸が腎臓のカルシウムと結びついて結石を生むからと言われています。
シュウ酸はカルシウムの阻害を引き起こすのです。
ほうれん草に含まれるシュウ酸で何らかの悪影響がでるのはどういう場合?食べない方が良い?
そんなことはありません!
骨粗鬆症などの影響が現れるのは既に結石などがある方を除いて、生で1kg以上食べ続けた場合に起こりやすいと言われています。
生で1kg?!
スーパーで売られているほうれん草の量はだいたい1袋200gです。
毎日1kgのほうれん草を食べる事はとても無理があるのであまり「シュウ酸は怖い!」と気にせずとも良いですね。
シュウ酸は「水溶性」です。なのでほうれん草を切り、水にさらすとシュウ酸が溶け出します。
ただし他の栄養価も逃げやすいのであまり長時間浸けておくのはオススメしません。
ほうれん草とかつお節を一緒に食べると、シュウ酸がかつお節のカルシウムと結合するため、エグミとしても口の中に残らないようになります。
ほうれん草と一緒にチーズや牛乳などのカルシウムを多く含む乳製品を摂りましょう。
シュウ酸はカルシウムと一緒に摂るとあらかじめ結合した状態で腸をとおります。
するとシュウ酸が大き過ぎて小腸で吸収されなくなります。
つまりシュウ酸が腎臓に運ばれなくなり、便として排泄されるのです。
ほうれん草のシュウ酸を怖がる必要はありませんね。
毎日摂りたい野菜の代表「ほうれん草」。
簡単美味しいお料理をご紹介します。
「ひとつのものを食べ過ぎる」ことは「バランス」の悪い習慣ですよね。
シュウ酸を除去するための方法をいくつかお伝えしましたが、ほうれん草に含まれるシュウ酸を気にする必要はないことがおわかり頂けましたでしょうか。
「シュウ酸」というワードだけで少し怖いイメージがありますが、ほうれん草を「生で1kg」食べ続けなければ人体に害はありません。
スムージーなどの嵩が減る場合、ほうれん草も多く入れますがせいぜい100g程度です。
シュウ酸を摂りすぎて害が及ぶ事はありません!
それでも「シュウ酸を少しでも除去したい」という方もいらっしゃると思いますが、お伝えした通り、水にさらすなどの工夫ひとつでシュウ酸を怖がる必要はなくなります。
バランス良く食べ、体の中からキレイになることを心がけたいですね。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局