カロリー控えめ！？スープストックを活用してダイエットしよう！

スープストックは英語の「soup stock」を日本語読みにしたものです。元々は「牛、鶏、魚、野菜を煮込んだ出し汁」を意味する言葉ですが、和食で使う鰹節や昆布の出し汁も、中華でつかう鶏出しも、洋風だしもみんな同じ呼び方になるのは紛らわしいと、現在は一般的に洋風だしを指してスープストックという言葉が使用されているようです。
今回はスープストック＝洋風出汁として、低カロリーなスープストック活用方法をまとめてみました！

スープストックは鍋に牛や鶏とにんじん、玉ねぎ、セロリなどの野菜と香辛料、水を入れ長時間コトコト煮込んで作ります。灰汁を丁寧にとると透き通った美味しいスープストックが出来上がります。
牛や鶏が入っているとカロリーが高そうなイメージがありますが、一般的なスープストックは300ｍLあたり約8キロカロリーなんです！
もちろん市販のブイヨンを使用しても大丈夫。販売表示をみると同じくらいの低カロリーです。
ダイエットやデトックスにスープが好まれるのも納得ですね。

スープストックがいくら低カロリーでも、スープに入れる具材が高カロリーだと台無しですよね。
スープストックで美味しい出汁が出ているので、カロリーの低い野菜を中心にするとデドックスで腸内環境まで整えられる美容スープが出来上がります。

もちろんスープだからと噛まないで飲むのは厳禁。
よく噛むと満腹中枢も刺激されて食事量を減らせるほか、スープストックのうまみを感じられるようになります。

スープストックで出汁は十分！
たっぷりのキャベツとニンジン、ズッキーニ、大豆、トマトで野菜タップリスープです。
低カロリーで食感の良い野菜をチョイスしているので、主菜にぴったりです。

スープストックとたっぷりのキャベツとニンジンは上のトマトスープと一緒ですが、他の野菜を変えるとまったく違ったスープになります。
こちらにはしめじ等出汁がでる食品がさらに入っているので、塩コショウで味を調えるだけで、スープストックと合わさって、より風味豊かなスープになります。

ダイエット中だってクリームスープが飲みたい！

そんな時には豆乳スープでカロリーオフ。
スープストックに豆乳を加え、さらにポタージュスープにすることによって少量でも満足できるのもポイントです。

温かいスープに飽きたときには、スープストックを使ってデザート代わりにこんなスープも作れます。
食べるのがもったいないような見た目も涼やかなスープ。
ゼラチンで冷やし固めているので、口に入れた瞬間、熱でスープストックがトロリと溶け落ちていきます。
こんなにおしゃれなのに43キロカロリーなんて！

スープストックの魅力はスープだけではありません。
煮込んで使うと低カロリーはそのまま、スープ以外にも料理の幅が広がります。

出汁のうまみが凝縮した料理はダイエット中でなくても食べたいものばかりです。

高カロリーになりがちのパスタも、スープストックを使って食材のうまみを引き出すと、低カロリーで作ることができるんです。

大人も子どもも大好きなカレー風味でポテトバーグ。
ここでもスープストックの出汁が活きています。
高カロリー食の代表格のカレー味なのに100キロカロリー未満というのも嬉しいですね。

カロリーに気を使っていても、お客様がいらっしゃた時には、いつもと違う素敵な料理をお出ししたいもの。
スープストックは、おもてなし料理にももちろん使えます。
特別な時にもいつものスープストックで焦らず美味しいお料理を作りましょう！

蕪を丸ごとスープストックで30分煮込んで出来上がったというこの料理。クリームソースでちょっぴりカロリー高めでも絶対食べたい！！

和風になりがちなお鍋をスープストックで洋風にアレンジ。
カロリーなんて気にしないで夢中で食ちゃいそうです。

スープストックは、スープ以外にも様々な料理を楽しむ事ができる低カロリーな洋風出汁。
和食に和風出汁を使うように、洋食に簡単に活用できるんですね。

毎日のスープに取り入れている方も、そうでない方もうまみ成分が凝縮されたスープストックを活用して美味しいダイエット生活を楽しみましょう。