ガトーショコラはダイエットの敵ではない！カロリーと意外な事実。

数多いチョコレートを使ったケーキの定番、ガトーショコラ。アメリカで飲み物として普及していたカカオが、16世紀にヨーロッパへ伝えられた後、18世紀初めに作られたのがガトーショコラの始まりだといわれています。
ガトーショコラはフランス語のガトー・オ・ショコラ（Gâteau au chocolat）が日本語風に訛ったもので、「チョコレートケーキ」という意味なのです。なので、チョコレートケーキのなかの、「ガトーショコラ」という種類（カテゴリー）ではなく、本来はチョコレートケーキ全般を指すのです。

ということは、このようなチョコレートケーキも、ガトーショコラの一種になるようですね。

一般的には、ガトーショコラといえば、チョコレートのデコレーションケーキではなくこの見慣れた焼いたケーキを思い浮かべます。日本ではこちらが「ガトーショコラ」として浸透しています。
カロリーを気にして食べるのを我慢してしまいますが、チョコ好きとしてはどうしても食べたくなるのがガトーショコラです。

「チョコレートダイエット」のチョコレートをガトーショコラに置き換えてみましょう。
チョコレートダイエットでは、カカオ含有量が高いチョコレート（70％以上のもの）を食べうことがポイントです。ガトーショコラは意外に簡単に作ることができるので、手作りするのがおススメです。自分で作ると添加物を使わず済みますし、カロリーを調整することができるので一石二鳥です。さらにガトーショコラを食べたという満足感で他の間食を防げるので余計なカロリー摂取も防げます。

数年前に「朝スイーツダイエット」という言葉が話題なりました。それをガトーショコラで応用してみましょう。
ガトーショコラはもちろん、スイーツはカロリーが高く、ダイエット中は極力食べないことが当たり前となっていますが、朝食にすることでかしこくダイエットができます。チョコレートは栄養価が高いことは前述の通り。代謝能力が高い朝にカロリーの高いスイーツを食べて満足感を得て、ストレスを解消しつつダイエットにつなげましょう。朝食にすることで、高カロリーなものを食べる罪悪感も驚くほど減らせます。せっかくスイーツを食べるのなら、ガトーショコラを選んでかしこくダイエット！

100gあたりのカロリーはどのケーキも400キロカロリーとほぼ同じですが、一度に食べる量（一人分）にすると大きな差が出ます。ホイップクリームやナッツ類などトッピングが多いほどカロリーも高くなります。
ザッハトルテは濃厚さに比例して1カット分のカロリーが高く、チョコレートケーキの中でもかなり高カロリーな種類となります。
ガトーショコラは1カットあたりが他のケーキに比べるとカロリーが低いことが分かりました。
チョコレートケーキが食べたいけれどカロリーが気になるというときは、ガトーショコラを選ぶのがよさそうです。

最近では抹茶やホワイトチョコレートを使ったものもあり、ガトーショコラは人気の高いスイーツのひとつ。ダイエットには大敵だというイメージがありますが、食物繊維、ビタミンを含み、意外にもカロリーはそれほど高くはありません。また、豆腐やおからを使ったレシピ、卵を使わないレシピなど、ダイエット中の方でもガトーショコラを食べやすいカロリーを抑えたレシピも多く紹介されています。
甘いものを我慢してストレスをためるより、賢く食べてダイエットにつなげて健康的に痩せましょう！！