美容、ダイエット、健康に良さそうな豆乳。実は太る?栄養素は?
2016/05/07
tomotaron
無調整豆乳には美肌にいいことづくめであることを知っていましたか?無調整豆乳には健康によい栄養素と女性にうれしい栄養素が含まれているため、女性は是非積極的に摂取してもらいたい食材のひとつです。今回は無調整豆乳のメリットを学び、絹のような美肌を目指しましょう!
無調整豆乳
調整豆乳
スーパーにいくと、調整豆乳と無調整豆乳の2種類を見かけると思いますが、その違いをご存知ですか?調整豆乳と無調整豆乳には下記のような違いがあるのです。
○無調整豆乳
大豆固形分8%以上 (大豆タンパク質換算3.8%以上)
原材料 : 大豆
○調製豆乳
大豆固形分6%以上 (大豆タンパク質換算3.0%以上)
原材料 : 大豆および脱脂加工大豆、食用植物油脂、調味料、食品添加物
ちなみによくバナナやチョコといった味のついた豆乳が販売されていますが、それは豆乳飲料に分類されます。
無調整豆乳とは添加物などが入っていない、大豆を搾取して作った自然のミルクなのです。無添加であるため、飲みにくいのは当然だと思いますが、その分無調整豆乳には多大なメリットもあります。無調整豆乳にメリットを勉強しながら、是非挑戦してみてはいかがですか?
・大豆たんぱく
・イソフラボン
・サポニン
・レシチン
これが主な無調整豆乳に含まれる女性にうれしい栄養成分です。それぞれの効果をみてみましょう。
動物性たんぱく質に比べて低カロリーであるため、基礎代謝が活発になり、ダイエット効果が期待できるといわれています。また、大豆たんぱくには必須アミノ酸と呼ばれる、体内では作り出すことのできない栄養素が多く含まれているのです。必須アミノ酸が欠けると筋肉や血液、骨などの合成ができなくなるため、積極的にとりたい栄養素のひとつです。
イソフラボンとは、大豆の胚芽に含まれている成分で、ポリフェノールの一種です。大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似たような働きをするので、ホルモンバランスが崩れがちの女性にはおすすめの栄養素です。イソフラボンは生理通の改善やアンチエイジング効果、バストアップ効果、更年期障害抑制効果等、女性にうれしい効果をたくさん持っているのです。
サポニンは、大豆に含まれるえぐみ、渋味、苦味の主成分です。大豆を煮ると泡が出ますが、実はこの泡にもサポニンが含まれているのです。 サポニンには体内のコレステロールを低下させる働きや、血栓のもととなる過酸化脂質の生成の抑制作用があります。
大豆レシチンとは、大豆に含まれる不飽和脂肪酸のことです。細胞膜を作るための成分なので、肌や、脳、神経などの細胞膜に働きかけ、細胞を正常に保とうとする働きがあります。よってふきでものなどの抑制にも効果があります。
大豆イソフラボンにはエストロゲンに似た働きをするため、皮脂分泌を抑えたり、コラーゲン生成を促したり、してくれるため、ニキビの抑制にもつながります。
無調整豆乳に含まれるサポニンには、高い抗酸化作用があるため、外部からの強い刺激に耐えうる強さと、メラニンの発生を抑える効果があるため、美白効果につながります。
大豆に含まれるサポニンが、満腹中枢を刺激してくれるため、食べ過ぎ防止効果があります。おなかがすいたときの間食を無調整豆乳におきかえてみてはいかがでしょうか。
豆乳に含まれるグルタミン酸とアスパラギン酸は、保水力が高いため、髪の乾燥やパサつきを抑制し、髪の潤いを保ってくれます。
豆乳には食物繊維が多くふくまれるため、腸内の老廃物を排出や腸の老化防止という働きがあります。便秘気味の方は、朝に1杯無調整豆乳生活をはじめてみてはいかがでしょう。
よく、「豆乳」というと飲みにくいという声を聞くことがあります。
確かに、無調整豆乳、調整豆乳、豆乳飲料で味を比べると、豆乳飲料>調整豆乳>無調整豆乳 といった飲みやすさです。
豆乳飲料は砂糖やフレーバーなので、豆乳本来の味をマスキングしているため、牛乳飲料感覚で飲むことができます。また、調整豆乳も添加物を付与することで、無調整豆乳よりは飲みやすい仕上がりになっています。
しかし、無調整豆乳は、大豆を搾取したそのままの味がダイレクトに出ているので、独特なにおいやエグみを感じやすいと思います。
ただ、無調整豆乳を少しずつ毎日飲んでいると飲みなれるという人も多数いますので、まずは1日少量からはじめて、無調整豆乳が苦手な方は、はちみつなど天然の甘味料を足して飲んでみてはいかがでしょうか。
日本豆乳協会のページに掲載されている無調整豆乳を美味しく飲む方法をご紹介いたします。
無調整豆乳を料理などにせず手軽においしく飲みやすくする方法はありますか。
手軽においしく無調整豆乳を飲む方法は、①砂糖、シロップなどの甘みを加える。②コーヒー、ココアなどを少量加えて豆臭をマスクする。③コーヒーで使うフレッシュ等を加える、などの方法が考えられます。 無調整豆乳は、豆乳が少し濃い濃度であるため、2,3割の水を加えて、①、②、③の方法を組み合わせれば比較的おいしく飲むことができます。果汁類のジュースを加える方法もありますが、酸性なので豆乳がドロドロになりますので、お奨めはできません。しかし、混合した後、スプーンで良くかき混ぜてヨーグルトのように食べる方もいらっしゃいますので、一度お試しいただきお好みで飲まれるとよいと思います。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局