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和の心を感じる羊羹。ダイエット中でも食べたいが、このカロリーは?

贈り物に羊羹。そんな上品なイメージがある羊羹。和菓子好きにはたまらい一品の羊羹は、ついつい食べ過ぎてしまいます。甘いのでどうしてもカロリーが気になりますよね。和菓子はカロリーが低いと思い込んでいる人は多いかも!?その羊羹のカロリーと栄養価も見てみましょう。

羊羹はお菓子ではない!?

羊羹とは、もともとは中国の料理で、読んで字のごとく羊の羹(あつもの)という意味で、羊の肉を煮たスープだったようです。このスープが冷めることで肉のゼラチンによって固まり、自然に煮凝りの状態となる。これが原型だそうです。これが鎌倉時代頃に日本に渡り、羊の代わりに小豆が使用されて、幾度の改良の末、現代の羊羹になったそうです。練り羊羹に水羊羹、蒸し羊羹などに派生している。蒸し羊羹の一種にういろうがあるのです。

羊羹のカロリーとその栄養価

羊羹のカロリー

約130キロカロリー  100g
約468キロカロリー  360g (8cm角一個)

ずっしりと甘い羊羹は、カロリーが高いです。しかし、ここに先人達の工夫があるようにも感じます。昔は、砂糖も贅沢品の一つです。贈答品などに用いる為、上品な羊羹が多いのかもしれません。また、抹茶との相性が良いので、お茶のお供にも相性が抜群なのが羊羹だったのかもしれません。このように思い羊羹を食べると、カロリーなど関係なくなりますね。

羊羹の栄養価

糖質 大

脂質 小

確かに糖質が高いのは気になります。カロリーを高める元でもありますから。しかし、脂質がほとんどないのが、羊羹の特徴の一つです。洋菓子などでは糖質も高いが脂質も高くなり、カロリーも高くなります。糖質の方が、エネルギー代謝は早いので、血糖値の急激な上昇さえ気にすれば、太る原因にもならないぐらい、カロリーを気にしなくても良いお菓子の一つです。

羊羹には、鉄や銅が多く含まれている?



羊羹には、銅や鉄が多く含まれていると言われています。銅は血液の生成に関わったり、抗酸化作用にも役立ったりとしています。鉄はご存知の通り赤血球の中で酸素を運んだり、筋肉の収縮運動に関わったりしてます。鉄が不足すると貧血の原因にもなります。と言っても、それ以上に砂糖などでカロリーが高めなので、羊羹だけで銅や鉄を補おうとはしないでくださいね!

羊羹ならではのダイエット

羊羹ならではのダイエット、その1

ダイエット中にでも、甘いモノが食べたくなるのは当然です。そんな時は洋菓子ではなく先ずは羊羹を!!!何故なら、糖質は同じぐらいでも脂質が格段に低いからカロリー摂取を抑えれます。また、出来れば芋羊羹を選んで下さい。芋羊羹が食べれない人は、小豆たっぷりの羊羹を食べましょう。そして、食べ方にも少し工夫を。サイコロサイズぐらいをゆっくりと味わって下さい。血糖値の上昇をゆっくりとすることでカロリーのエネルギー消化も違ってきます。

羊羹ならではのダイエット、その2

ダイエットの基本は手作りです。手作りでカロリーを極限に抑えることが出来ます。羊羹も同様です。糖度が高いサツマイモや餡子を使って、余分な砂糖は添加することなく作ってみて下さい。また、買って食べるなら抹茶味を選んでみて下さい。ノンカロリー羊羹は良く選んで食べて下さいね。

羊羹と他の和菓子のカロリー比較

ういろう

約183キロカロリー  100g
約73キロカロリー   40g(1切れ)

まんじゅう

約272キロカロリー  100g
約132キロカロリー  48.6g (1個)

わらびもち

約169キロカロリー  100g
約27キロカロリー   16g (1個)

大福

約242キロカロリー  100g
約232キロカロリー  96g (1個)

和菓子でも低カロリーな羊羹

羊羹は和菓子の中でも低カロリーなお菓子です。これでダイエット中の方でも少しは前向きに食べることが出来るのではないでしょうか。洋菓子や大福などに目が奪われるかもしれませんが、カロリーを気にされるなら羊羹です。家に手作り低カロリーヘルシー羊羹を常備しておくと、他のお菓子に目が惑わされないですよ!

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