記事ID7509のサムネイル画像

白米と比べてみよう!おかわりしたくなる赤飯のカロリーと栄養素!

祝いの席を飾るおめでたい赤飯。もち米と小豆だけで炊き上げる赤飯には、どんないわれや栄養があるのでしょう。白米のカロリーと赤飯のカロリーを比べてみましょう。赤飯は体に良い効果もあれば気を付けたいこともある!?赤飯の栄養やカロリーについてまとめました!

赤飯の赤色には意味があります!

日本には、祭りや祝い事などの吉事に赤飯を炊く風習があります。昔から赤い色には邪気を祓う力があるといわれ、赤米を蒸したものを神様に供える風習があったそうです。赤飯はもち米の粘り気と小豆で染まる赤い色が特徴的です。小豆ではなく花豆や金時豆で炊く地域もあるそうです。近ごろでは、炊飯器で簡単に赤飯が作れるレトルト小豆やおにぎりなども販売され、身近な食べ物になってきているのかもしれませんね。カロリーを知っておくと食卓にも取り入れやすくなりそうです。

赤飯のカロリーと栄養素

白米のカロリーと赤飯のカロリー

265キロカロリー(1膳あたり)

赤飯て味がよく特別感もあるのでついつい食べ過ぎてしまう。そんな経験はありませんか?赤飯は、1膳が250キロカロリーの白米に対し、265キロカロリー。白米に比べるとカロリーは少し高くなります。もちろん食べ過ぎればカロリーの摂りすぎとなりますが、一方でもち米や小豆の栄養も摂取できる食べ物です。さてどんな栄養素が含まれているのでしょう。

もち米に含まれる栄養素

白米と比較すると、赤飯には銅、たんぱく質、亜鉛の栄養素が多く含まれています。また、もち米はでんぷんの一種であるアミロースが少ないので腹持ちが良いとされています。体を温める効果もあり、冷えや下痢などの症状によいとされていますが、利尿作用を抑える働きもあるのでむくみや便秘気味の方は食べ過ぎに気をつけましょう。白米に対しカロリーの少し高い赤飯ですが、それ以上に栄養価が高いことも覚えておくとよいでしょう。

小豆に含まれる栄養素

小豆といえば赤飯かぜんざいか。というように他ではあまり見かけない小豆ですが、実は嬉しい栄養素がいっぱい!小豆にはサポニンという成分が多く含まれ、利尿作用や解毒作用があります。それによりむくみ防止やダイエットに、また体内のアルコールを速やかに排泄してくれる効果があります。ビタミンB1も豊富で、筋肉の中に疲労物質がたまることも防いでくれます。小さくても嬉しい効果のある小豆。赤飯に加える程度の小豆ならカロリーを気にすることなく嬉しい効果が見込めそうですね。

赤飯ならではのダイエット法

赤飯ならではのダイエット法その①:赤飯は腹持ちがいい!

赤飯に利用されるもち米は、でんぷんの一種であるアミロースが少ないため、腹持ちが良くなると言われています。白米に対して1.2~1.5倍のカロリーの赤飯。白米と同じ量を食べても腹持ちがよく間食が控えめになり、結果カロリーセーブでダイエット!なんてことになったら嬉しいですね。

赤飯ならではのダイエット法その②:小豆に含まれるサポニンにダイエット効果!?

小豆の皮の部分にはサポニンが多く含まれています。このサポニンには利尿効果があり、むくみの解消やダイエットにも効果があります。赤飯を食べて体の中から美しくダイエットできたら嬉しいですね。ダイエットはカロリー以外の観点からも考えることが大切かもしれませんね。

赤飯と他の料理のカロリー比較

白米

250キロカロリー(1膳あたり)

山菜おこわ

330キロカロリー(1膳あたり)

ちらし寿司

700キロカロリー(1人前あたり)

卵雑炊

320キロカロリー(1人前あたり)

日本には、お米やもち米を使った料理が豊富です。祝いの席には赤飯やちらしずし、旬の食材を使ったおこわ、病気の時には雑炊、といった具合に心温まる料理が多いのもお米料理の魅力です。赤飯のカロリーは白米に比べると少し高いものの、他のお米料理に比べるとカロリーが低いことが分かります。カロリー面から考えれば白米感覚で食べてもいいご馳走なのかもしれませんね。

赤飯を賢く食べてカロリーセーブ!

祝いの席の赤飯ですが、近頃では赤飯用のレトルト小豆やコンビニおにぎりなども見かけるようになりました。カロリーは白米より少し高いだけで、もち米や小豆の栄養素を補えるとなれば、もっと身近な食べ物になってもよいのかもしれませんね。赤飯を食べてダイエットというよりも、もち米の腹持ちの良さを利用し間食などを控えることでのカロリーセーブや、小豆の利尿作用でむくみの解消やダイエット効果を上手に利用するのがよいでしょう。赤飯を賢く食べてカロリーセーブ!いかがでしょうか。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ