ヘルシーおいしー♡旨味たっぷりのたらで美味しくカロリーオフ!
2016/02/27
Nijiko
カリっとしてホクッとして、甘い蜜がトロ~リ絡んだ大学芋。小さい子供からお年寄りまで幅広く親しまれている、和の定番スイーツですよね。しかし大学芋は、栄養価が高いけれどカロリーも高い。カロリーダウンの方法は?カロリーを抑えてもおいしい大学芋の食べ方をまとめました!
さつまいもを油で揚げ、砂糖蜜をからめてゴマを振るだけと作り方も簡単で、カロリーは高めですが栄養価も高く食べごたえがあり、長年愛されてきた人気のおやつの大学芋。
大学芋という名前は、大正から昭和の頃に大学生に好まれていたからと言われていますが、発祥には諸説あるようです。中国にも、ラードで素揚げしておいたさつまいもを、煮詰めた砂糖汁に絡めてから冷やすという「蜜濺紅芋」という料理があるそう。大学芋とよく似ていますね。
大学芋100g : 231キロカロリー
揚げてある、甘い蜜が絡めてあるということで気になる大学芋のカロリーですが、100gで231カロリーとやはり高め。
ふかし芋や焼き芋だと同じ100gで163キロカロリーほどなので、揚げ油や調味料分のカロリーが大きいのがわかりますね。
大学芋で使用するさつまいもには、食物繊維やカロテン、ビタミンB1 、ビタミンB2 、ビタミンC、 カリウム、鉄などが豊富に含まれており、女性にはうれしい栄養素がいっぱいで、しかも100g132キロカロリーと低カロリー。
皮にもビタミンCやアントシアニンなどの美肌成分がたっぷりなので、大学芋を作るときもぜひつけたままで調理しましょう。
さつまいもを切ると、切り口から白い液がにじみでてきますが、これがヤラピンです。
胃の粘膜を保護したり、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進し便をやわらかくする緩下作用があり、豊富な食物繊維との相乗効果で便秘に効果的なヤラピン。熱に強いのもうれしいところ。
大学芋のカロリーが高くなってしまう大きな原因が、揚げて作るということ。揚げると素材が油を吸ってしまうので、カロリーがぐんと跳ね上がります。
なので、焼く方法をおすすめ。
フライパンに少しの油を入れてさつまいもを絡め、蓋をして蒸し焼きに。または、オーブンやオーブントースターでこんがりと。これだけで大きくカロリーが減らせます。
さつまいもを薄く鋭角に切るようにすると、カリカリする部分が多くなり、揚げて作った大学芋のような食感になりますよ。
柔らかい食感で大学芋が食べたいという時は、蒸すのはどうでしょう?
油を一切使わないのでカロリーは控えめ。
蒸し器で蒸したり、電子レンジでチンしたり、炊飯器で作るという手もあります。
食べよく切って水にさらしたさつまいも、水や砂糖、しょうゆを炊飯器にセットして普通に炊き、出来上がったらよく混ぜてたれを絡めてできあがり。
さつまいもはゆっくり加熱すると甘みがひきだされるので、大学芋にはおすすめの作り方です。
中華ポテト(さつまいもの飴炊き)
532キロカロリー/1食
スイートポテト
226キロカロリー/100g
焼き芋
163キロカロリー/100g
さつまいものレモン煮
93キロカロリー/1人分
素材自体が強い甘みを持っているので、それを引き立てられる、大学芋を始めとしたお菓子に使われることが多いさつまいも。そのままだと低カロリーでも、調理法や味付けでダイレクトにカロリーに響いてきます。ですが美容や健康にいい成分がたっぷりなので、カロリーが上がり過ぎないように工夫しながら、上手に食べたいですね。
ただおいしいだけじゃなく、美容にも健康にも優れている低カロリー素材のさつまいもを使ったお菓子、大学芋。
大学芋を揚げて作るとやはりカロリーは高いですが、工夫次第でカロリーはぐんと減らすことができ、しかもおいしさは変わらず手間も増えない作り方があることがわかりました。
甘くてほっくりした大学芋は疲れた時などに食べるとホッと一息つけ、また元気が出てきます。気になるカロリーは抑えつつも、一口食べて笑顔になる、そんな大学芋をぜひたくさん食べてください。
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