ヘルシーおいしー♡旨味たっぷりのたらで美味しくカロリーオフ!
2016/02/27
Nijiko
中華料理の代表と言ってもよい酢豚。酢豚の赤・黄・緑の明るい色合いは食卓を明るくしてくれます。豚肉の角切りと野菜でボリュームあり!食べごたえあり!でもやっぱり高カロリー!?実は、その高カロリーの酢豚が工夫しだいでカロリーオフに!?酢豚についてまとめました。
歴史の古い中華料理ですが、酢豚も長い間受け継がれてきた中華料理のひとつです。日本では酢豚と呼ばれますが、広東では「古老肉」(長い年月を経た肉料理)、上海あたりでは「糖醋肉塊」(甘酢を使った肉料理)と呼ばれています。日本の台所で酢豚も多様化し、カロリーオフのアイディアレシピも増えています。カロリー減の酢豚にしたり、アレンジ酢豚でレパートリーを増せば、料理する人も食べる人も楽しめそうです。
480キロカロリー
衣をつけ油で揚げた豚肉の角切りを、野菜とともに甘酢あんを絡めて作る酢豚。揚げているだけにカロリーも480キロカロリーと高めです。その一方で、揚げずに炒めた豚小間肉の酢豚や、肉の代わりに厚揚げを使った酢豚など、近頃ではカロリーオフを意識した酢豚も作られています。肉だけでなく野菜も摂れるのは、酢豚の魅力!
酢豚と言えば豚肉!豚肉には「疲労回復のビタミン」であるビタミンB1が多く含まれています。ビタミンB1は疲労回復はもちろんのこと、精神を安定させ、集中力を高める働きもしてくれます。また、豚肉のたんぱく質は良質で、丈夫な血肉や内臓を作るサポートをします。カロリーは高めですが、体にとって必要な栄養素をたくさん含んでいる酢豚です。育ち盛り、働き盛りに酢豚を食べて疲労回復といきたいものです。
豚肉に含まれるビタミンB1はアリシンという成分と一緒に取ると吸収率がアップします。アリシンは酢豚によく使われる野菜の玉ねぎ、人参、にんにく、ニラなどに多く含まれています。酢豚の豚肉と野菜の組み合わせは味だけでなく、体にとっても最高の組み合わせ!カロリーが高めでも是非食べたい料理です。パイナップルを使った酢豚もありますね。
油で揚げるとカロリーは急上昇。揚げない時よりも油の吸収率が10~20%アップすると言われています。つまり、その分カロリーもアップするということです。豚小間肉に片栗粉をまぶしてお肉を丸め炒めると、豚の角切りのようにボリュームが出ます。カロリーを抑える工夫のひとつです。工夫しながら、いかに本来の酢豚風に見せるか。腕の見せどころですね。
家庭では、厚揚げを使ったボリューム満点の酢豚も作られているようです。豚肉もさることながら、大豆で作られている厚揚げも栄養満点。厚揚げのカロリーは約190キロカロリーと高めですが、酢豚料理のバリエーションが増えるのは嬉しいことです。体の調子に合わせて厚揚げの酢豚風にしてもよし!豚小間肉の酢豚にしてもよし!肉や大豆から摂れるたんぱく質は体になくてはならない栄養素です。
油で揚げない酢豚
250キロカロリー
厚揚げの酢豚風
300キロカロリー
青椒肉絲
250キロカロリー
八宝菜
300キロカロリー
480キロカロリーとカロリーの高い酢豚ですが、豚肉を油で揚げない、豚肉を厚揚げに変えるなどちょっとした工夫で、おいしさはそのままでカロリーダウンにつながります。バリエーションを多く持っていると、状況に合わせて色々な酢豚を楽しめそうです。他の中華料理の青椒肉絲や八宝菜と比べると、やはり油で揚げている分カロリーは高め。ガッツリ食べたい!そんな日には酢豚!?
酢豚はカロリーが高いことが分かりました。カロリーは高いけれど栄養満点、ボリューム満点!ゴロゴロと入っている豚肉は良質のたんぱく質が豊富で、疲労回復効果もあります。疲労を感じた時、体力を消耗した日、そんな日に食べると元気になりそうです。ガッツリ食べたい!そんな日に酢豚はいかがでしょう。
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